2年目の壁、今永、岩貞、石田が苦戦して田口が苦戦していない理由について雑感
2016年、各チームの左腕が活躍しましたが、
新戦力的な活躍と言いますと(一皮むけたでも構いませんが)、
横浜石田、今永。
阪神岩貞。
巨人田口。
他では広島の大御所ジョンソンが居ますが、彼らの持ち球。
非常に良く似ています。
ほぼ同じと言っても良いですね。
何度か記事を書いていますが彼ら左腕、昨年、活躍し過ぎました。
2017年04月01日
序列と実績、他、雑感
でも書いていますが、それ故に、実績は大事です。
目安で3年みていますが、3年続けて成績を残せる事で、戦力として安定的に期待できるようになります。
2017年04月20日
実は調子が良くなかった今永について、その対応と成長に関する雑感、他、いろいろ
にも書いていますが、
クロスファイヤーと、チェンジアップ(+インスラ、カットボール)の組み合わせで、
席捲した投手と言いますと、
今永、石田、阪神の岩永、巨人田口(そこまでストレートを軸には使っていませんが)。
左腕ジョンソンと言う大物も居ますが、この人の対右の攻め方を皆さん、参考にして成績を伸ばしています。
昨年と同じレベルですと苦戦しそうな様相です。
結果、
石田は山口に代わり得る投手としてラミレスに指名されましたが調子が上がらず、最後は、故障して二軍に降格し、岩貞も先日、成績不振から落ちました。
今永も、去年ほど活躍出来ていません。
ジョンソンは体調不良。
唯一、活躍していると言って良いのは巨人田口のみです。
ところで、
二年目と言って差し支えない田口と、今永、岩貞らで何が違うのでしょ?
大きくは2点あります。
田口は変化球主体で、今永、岩貞、石田はストレート主体。
ジョンソンは田口系。
そして、今永、岩貞らは高めのストレートを多投する一方、
田口、ジョンソンは低めを意識した配球です。
ファンが嫌う高城系の配球が田口(小林がリードしています)。
外低目中心に、丁寧に配球しつつ、右にはジョンソンを参考にインローへ。
ファン受けの良い、えいやっ投法が今永です。
岩貞は、阪神ファンではないのでわかりませんが、
同じようなヤラレ方している気がします。
直球、打たれていませんかね。
っと思ってみたら、やはり打たれています。
岩貞のストレート被打率が.209→.317
今永は.233→ うん? .230 うわぁ、あまり分析したくない結論が出てきそう。
温故知新さんの方でLOB率(別件でも確認されています)については触れないとコメントしておきながら、結局は、これになりますね。
総ての道はローマに通じるではないのですが・・・
LOB率が悪いです。(出塁したランナーの残塁率)
やっぱり悪いですね。
昨年の80%(出塁したランナーの20%しか帰還してない)→70%と大きく低下しています。
10%の低下は防御率で1点以上違うとでも思って下さい。
要は今永は、昨年との比較で効率よく失点しているわけですね。
ファン受けの良い戸柱の強気一辺倒の単調なリードが研究されているのは知っていましたが、しょうがないです。
本当は、LOB率に絡んで分析するのは止めようと思っていたのですが、
まさか、別口からも同じ結論に達するとは・・・
昨日も、先日に引き続き、ストレートの出来が良いとか言って、ストレート主体の投球を披露し、打たれたようですが今シーズン、二度目ですよ。
2017年04月29日
バッテリー談話追記 なんとなく、高城ならと思ってしまった今日の試合と二人の捕手への期待
分析する気がうせました。
つまらない結果になりそうです。
答えは出ているハズですので、それに期待したいです。
2017年04月20日
実は調子が良くなかった今永について、その対応と成長に関する雑感、他、いろいろ
岩貞の方が難しそうですね。
今永は、投球スタイル次第で、あるレベルで改善できそうです。
一度、高城と組ませても良いかもですが、
最近、このパターンばかりですなぁ。
ヤスアキが高城と組んで状態が戻りましたが、ありかもです。
もしくは、戸柱の修正力に期待するか・・・
4/20に調子が悪いなりに、完封していますから、本人達もわかっていると思いますので、まずは見守りたいです。
去年と同じイメージではダメそうなのは、分かって来ていると思うんですよね。
田口については低めに制球され、変化球で丁寧にと、今永が、今やれる先行系を実践しています。
同じ左腕ですし、可能な範囲で参考にして欲しいです。
えいやっ投法からの卒業時期かな、特に戸柱君。
期待してますよ。
ただ、内を攻めるだけではダメなのは、本人が一番、わかっていると思います。
今後に期待したいです。
ベースボールラボさんより、
田口の投球マップ
今永
マップみてわかります通り、アウトローに制球でき、そこで外の出し入れを出来れば、早々、打たれないです。
田口、左相手には、ほぼ外一辺倒です。
相手が分かっていても、多彩な、変化球で的を絞らすことができないです。
これが、外の出し入れです。
ただ、外を投げているわけではないです。
この配球を戸柱は実績上、苦手としています。
右に対しては、内を攻めていますが、先日、打たれた平良が、左に対し、田口のような攻め方が出来れば、ローテションピッチャーです。
ですが、それが難しいです。
まぁ、いろいろ方法論ありますので、ガンバって欲しいです。
期待しています。
ある意味で、伸び代ですかね。
その試行錯誤の結果を楽しみに、お待ちしています。