戸柱、吠えたヤスアキ、そして、短く三嶋(素晴らしい)の雑感

糸井に打たれた場面だけ切り取りますと(ボールゾーンのツーシム)、言うほど、と・ば・し・らでは、ないのですが、

変な流れを作っちゃったのは、戸柱君と思います。

ツーシム投げますよ的な空気が強すぎました。

そして、上本の場面で、一塁空いているし、歩かせようか的(厳しい所を投げて的な)な配球していましたが、上本一球も振りませんでしたね。

上本の場面、戸柱がマウンドに寄ったので、嫌な予感を覚えましたが、その予感通りの配球でした。

巨人戦で須田、戸柱で、サヨナラを喰らった村田の場面を思い出す配球。

2017年05月21日

5/19 巨人戦プレイバック 打者村田の心理と戸柱

打ち気に逸る村田を戸柱は歩かせましたが、一球、何かを入れるだけで形勢が逆転する時があります。

それが次の打者に活きて来るのですが、惜しい。

駆け引きの領域です。

一塁、空いてますので、歩かせること自体は、問題ないのですが、

相手に見透かされ過ぎていて・・・空気が重くなります。

と・ば・し・らっと思った人、多かったかもですね。

はい、私も、その一人です。

ヤスアキと組んで失点を重ねていますが、相性あるかもです。

休養十分な投手でwhip1(ランナーを一人も出さない投手)を切る投手に、あんなにランナー出すって、そりゃ、貴方、怒られますよ。

同じような場面で、他の捕手(記事で褒めた事もありますが)がヤスアキで、どうリードしているのか知っているので、がぁーーーになるのですが・・・

ヤスアキが戸柱のサインに首を振って、居直って直球主体に切り替え凌ぎきっています。

メンタルに課題を覚えるヤスアキ、一皮むけた瞬間と感じました。

直球主体に切り替える瞬間、吠えていました。

まぁ、阪神ファンさんも、ご存じのように中谷、鳥谷(特に)は直球に弱いので、ヤスアキレベルの直球で押し切るのはアリです。

あの場面、気持ちで押し切れた所にヤスアキの成長を覚えました。

以前は、不安そうに投げていた記憶もありますが、良い抑えになりつつあります。

参考記事

続三嶋起用の是非、三嶋への期待

でも、書いていますが、

特性上、中谷、鳥谷(特に鳥谷)はストレートに弱いです。(セイバーでみる限り)

となると、球威のある三嶋を起用すること自体、整合性がとれてはいます。

なんですよね。

勿論、あるレベルの球威が必要ですが、ヤスアキのストレートって、その球威を満たしていますので、いけたわけです。

というより、阪神、巨人さんが力(150キロ前後?)で押してくる広島系の投手に弱い・・・横浜も、弱いとは言われますが、それ以上に弱いです。

一方、横浜は。。。、別記事で、広島が横浜に苦戦する理由を書いても良いかもです。

阪神、巨人、広島、横浜の課題のようなモノが確認できるかもですね。

記事ネタ的には面白いですが、今は、この場面、この試合に集中したいです。

しかし、戸柱はヤスアキで、

追い込まれる配球(ボール気味のツーシムを多投してカウント悪くし過ぎちゃう)が好きと言うか、うわぁー負けそうを、何度も見ているので、そう感じるのは、止む無きですかね。

それでも、

阪神戦xヤスアキ&戸柱、ハマスタ、お馴染みのシチュエーションで耐えたのは褒めたいです。

戸柱君、ランナー埋めるの好きですが、キミの思惑、相手に見透かされているぞ。

ここで駆け引きが生じるのですが、ボール球を振って、振ってを醸しだし過ぎていて・・・巨人戦と阪神戦で何度かみる追い込まれパターン。

横浜(戸柱)が阪神戦と巨人戦で相性が悪い理由ですが、相手打者が経験豊富でカウントを整えてきまして、その手の人に相性良くないです。

待ってました的な談話を聞きますが、追い込まれると球種を絞られちゃうんですよね。

現役時代のラミレスさん、自分のゾーンに球を投げさせるのが上手い選手でしたが(相手チーム談)、同じ感覚で駆け引きで敗けちゃう感じです。

ヤスアキ&戸柱の場合、ランナー出て、二塁に進塁しますと、途端に空気が重くなりますが、読まれ易い状況に今はなりやすいです。

制限の多い配球をする事、多いかなぁ。

で、その実績も良くないので、捕手別防御率、ヤスアキで戸柱悪いです。

先頭打者の高山をボテボテのゴロで、出したのが総てかもですね。

本来、それではダメなのですが、ガタガタになり易い感覚があります。

強気と、弱気。

大胆さと、慎重さ。

相反する矛盾した特性を捕手には求められます。

この辺が、経験ない捕手ですと、アンバランスに感じるのですが、そんな感じですかね。

先日、巨人阿部に対し、インコースに一球投げただけで天秤をバッテリー側(戸柱、ヤスアキ)に戻しましたが、通例に従うなら後、1,2年後と思います。

後、少し感。

昔の高城、嶺井を思い出しますので、そんなもんですかね。

最近、高城の配球を観ていて、以前のようなドキドキ感がなくなりつつありますが、自分の方がドキドキしている感じです。

一方、戸柱の場合は、戸柱の苦しさが伝わってくるようで、重い。

懐かしい感覚と言うか、脆弱投手陣だったころの横浜を思い出す重さを感じます。

あのころは、本当に、何を要求すれば抑えられるのか暗中模索状態でしたが、横浜も強くなりました。

高城、嶺井も、上手くなりましたが守備力は戸柱が一番と思っています(除く配球)。

去年、他の横浜の捕手よりは上手かったですが戸柱も言うほど、上手くなくUZRでマイナスを記録していましたが、今年は12球団、全体4位です。

そして、UZRで横浜の捕手陣はプラスを記録しています。

相対比較なので注意ですがUZRでプラスを記録するのは2014年以来です。

横浜球場で、経験不足だった戸柱はフライを、良く落球していましたが、今年は安心して見てられますし、いろいろ成長の跡も覚えます。

ですが、配球は後一息と感じる場面が多いですかね。勿論、私、主観です。

そうは言っても、

2017年09月16日

積極采配で引き寄せた勝利。勝ち切りました。そして軽く感動(その実、大興奮)。

来季も戸柱不動かもっと思えた出来でした。

所々で成長を覚えるというか、修正して来ていますし、

しれっと来季も正捕手のような気がします。

ホント、横浜の捕手陣は素晴らしい(成長力)。

っと記事で書いていますが、

横浜の捕手陣は本当に良いです。

その成長力に期待を覚えます。

自分の直感で言うと、戸柱、良い捕手になると思うのですが、

高城も、嶺井も私の知己で言いますと、そのまま生き残るタイプで(本来なら正捕手に添えられる成長曲線)、目移りします。

プロの適正って、一回評価が下がってから、その真価がみられますが、その意味で言いますと、嶺井は場を奪いつつありますし、高城なんて、何度も場を奪われていますが、その度に評価を上げています。

高城は、本当に凄いですよ。

2014年に第二捕手すら奪われかけましたが、それを死守し、

さらに2015年、雑な配球で井納専属捕手の座を剥奪され干され掛けたのですが生き残り、

2016年も、問題のある投手(山口のように不安定な投手か、ペトリックのように力の劣る投手)中心に先発マスクを被って、その力をチームに認めさせています。

不安定で力の劣る投手には高城が定石になりつつあります。

本来、それはベテラン捕手の仕事ですが、そう言う評価をチームから受けています。

しぶとく生き残っています。

白崎と違う粘り、24歳で戸柱、嶺井との比較で一番若いのですが、妙に逞しいです。

ベテラン捕手の風格を高城に覚え始めていますが、追い込まれても、バタつかなくなってきています。

尚、戸柱は何気に、横浜の広島戦で、今永と組んで先発マスクを被る気がするのですが、

そこでの快投を私は期待しています。

戦力差があるにも関わらず、広島と横浜の相性が良いのも戸柱君の力の、お蔭と思っています。

ワタシが激怒した平良&戸柱のように噛み合わない時は噛み合いませんが、調子の悪い今永で初完封した広島戦での実績を私は重視したいです。

ドンマイ、戸柱。

次ぎ、ガンバレ。

CSに進出したら、戸柱、軸で広島戦、マスクを被るかもです。

それぐらい横浜の捕手は拮抗しています。

濱口君寸評。

直球の球威は戻りませんでした。

少し戻った感じですが、球威と言うよりキレという感じで、疲れもあるかもです。

気が向いたら記事化します。序盤、変化球の精度が素晴らしかったです。

ただ、相変わらず崩れる時は一気にいきますね。

チームもわかっているので、直ぐ投手コーチがマウンドに行きましたが、今は、そう言う投手なんでしょ。

最も、序盤一気でなく、6回なので疲れもあったかもです。

球威が戻れば、ヤスアキのように力で押し切れるのですが。。。

疲れもあるかもですが、一回崩れると平常心を失い易く感じています。

一時、ヤスアキが強気と思われていましたが、それに近い印象を濱口に抱き始めています。

三嶋、素敵でした。

もう、三嶋が登板しただけで批判しないで欲しいです。

す・ば・ら・しい出来でした。

ありゃ、打てない。

これが継続するのかわかりませんが、凄い出来でした。

シーズンも佳境。

ホーム横浜でのCS開催に向けて、チームは頑張っています。

ラミレスも、悔しそうに談話を講評していましたが、今日も試合があります。

ガンバレ、横浜。

応援しています。