前記事の続きです。
まとまりのない記事になっています。
取りあえず、このまま記事化します。(別の事に発散してしまいました)
ラミレスの場合、不調の選手でもリップサービス多めに語ります。
また、tomorrow is another dayというコトバで誤解されているのか動かない監督思われがちです。
選手評価が不動と思われてますが実際はしれっと選手起用を変えています。
監督の起用が変わった=成長したと巷間で言われていますが昔からです。
準備を大事にする監督なのでプランB、Cを準備しているそうですが、そのプランB、CがプランAに比べて優位的でない場合、選手を継続して起用する傾向があります。
代替案があるかどうかです。
そもそも代替案であるプランB、Cが有効でしたらチーム内で不協和音が生じやすいです。
選手起用は、その選手の未来に強く影響します。
生活に直結します。
不公平な采配は不満を呼びます。(チーム内メンタルが悪くなります)
そんな不満を私は選手から聞いた事がないです。
チーム内のメンタルに気を使うラミレス監督の場合、選手評価は談話と起用の両面をみる必要があります。
寵愛されていたと言われたロマックなど、言うほど寵愛していませんでした。
契約金の額が額だけに起用していましたが4月中に二度も二軍降格しています。
6月の交流戦では代打要員でしたがコトバで監督はファンに伝えませんでした。
結果、非常に誤解され易い監督となっています。
日本人ファンは選手を貶す談話(ヤクルト野村さん系)に慣れていますからね。
しょうがないです。
監督も談話により選手に影響を与えるのを知っているので慎重にコトバを選んでいます。
メンタルコントロールに気を使う監督と常々、記事で書いている通りです。
楠本の二軍降格にもしっかりフォローしています。
同様にチーム内メンタルに影響を与える序列変更にも手順をしっかり踏む監督でしょうか?
回りに納得感をもたせる事で奪われる選手にも、奪う選手にも頑張らせているわけです。
実に上手く回っています。
これ結構難しいんですよね。
チームの勝利と個人の利益が一致しない場合があるのですが、それを両立させるようなマネージメントをラミレスはしています。
左腕投手間での情報交換が頻繁なようですがライバル関係過ぎると出来ません。
相手の不調が己の利益になるという一面がプロスポーツにはあります。
複雑な関係。
人間模様です。
さて、捕手です。
横浜の捕手IQが急速に伸びた理由に捕手評価にIQを含めてなかった事が作用したと思っています。
捕手にIQは求めない。
そのコトバどおり、最も経験のない戸柱が2016年は正捕手でした。
上記は2016年のオフに書いた記事です。
新人捕手です。
経験不足な配球を披露していた戸柱でしたが、そのIQ不足を高城が補っていました。
それが出来たのは捕手評価にIQが無かった事。
他の分野で競争させていたわけです。
また、戸柱の拙さを補うような形でベンチからサインも送っていました。
そう言ったフォローもあり戸柱は結果を出せましたし、フォローされながら(毎試合ワイガヤしていたそうです)戸柱自身のIQも成長していました。
まぁ、私の場合IQ=インテリジェンスと表現しますが、今後は監督のコトバに合わせIQに統一します。
情報咀嚼能力。
料理にも例えられますが情報という素材を料理へと昇華させるのがインテリジェンスです。
インフォメーションとインテリジェンスの違い | データ分析とインテリジェンス
生情報であるインフォメーションを加工しインテリジェンスへと昇華させるわけです。
その辺の加工能力は経験に左右され易いです。
捕手育成に時間がかかるのは、このインテリジェンスが絡んでいます。
この打者はストレートに弱いというはインフォメーションです。
そのインフォメーションを、どの程度のストレートなら通用するのか?どういう手順を踏むとより効果的なのか?まで行くとインテリジェンスとなります。
経験のない捕手にありがちが机上の空論の場合。
インフォメーションに振り回されがちですかね。
経験がないのでストレートに弱いからストレートを使おうになり易いです。
底の浅い配球になり易いですかね?
インコースを攻めなくてはいけないで無謀なインコースを攻めても火だるまになるだけです。
如何にしてインを使うか?
インの使い方。
それがインテリジェンスです。
昨年、平良と嶺井が上手くインを使ってましたが、あれが一つの模範解答。。。
外目中心の配球で、アクセントにインを使っていましたが真っ正直にインを使う必要はないです。
あれが当たり前の配球なんですが経験ないと出来ないんですよね。
手段(イン攻め)が目的になり本来の目的であるハズの失点しないが達成できなくなってしまう場合もあります。
昔の高城が、そんな感じでした。(嶺井もですが)
新人時代の高城、インコースを果敢に使ってましたね。
懐かしいです。
インを使うにも、様々な情報が必要であり情報解析能力が求められます。
今は様々なデータを、膨大なインフォメーションを集める事ができますので料理人(捕手)の腕が試されるような状況になりつつあります。
監督もアナリスト的な素養が求められ始めていますが数字に強くないと向かないかもですね。
(その面でもラミレスは強い監督でしょうか?まぁ、凄く強くはないですが他の監督よりは強そうに感じます)
アナリストが示した可能性を使いこなすには監督にも、それ相応の情報解析能力が求められます。
その面でDeNAのラミレス監督はNPBの監督としてトップレベルかもです。
一般的なレベルでいうとどうかと思いますがプロ野球界で見るとレベルが高いかもです。
語録を聞いていると不安を覚えますが他の監督が、それ以上に数字に弱く感じます。
中畑監督に課題があるとしたらアナリスト的な素養でしょうか?
実績あるコーチが成果を出せなくなり始めていますがアナリスト的な素養が必要となってきています。
巨人が近年苦戦している理由に旧来方式で結果を出していた成功体験が足かせになった可能性があります。
その点でDeNAは有利だったかもです。
PDCAを上手く回しており、課題をクリアする事で育成能力も良くなっている気がします。
高卒下位指名の投手育成(飯塚や京山)が上手くいっていますが大きなアドバンテージになっていますでしょうか?
打者でも大河が二軍で結果を出し始めています。
過去記事で横浜が強くなると盛んに記事化していたのはラミレスのアナリスト的な素養と、チーム内のメンタルコントロールに長けている事が理由です。
プラス、チーム方針的に新たな数字を上手く使っているようなんですよね。
この点で貪欲です。
検索しやすくなったのでイロイロ過去記事が出て来ますが、やっぱり強くなるとしか思えないです。
2016年の5月の自分と同じことを書いているわけですね。
やれやれです。
まぁ、結局、同じような事を書く背景としてラミレスが誤解されていると思っているから何でしょう。
正しくファンに評価されてないと思っています。
監督はメンタル(チーム内の空気、流れを大事にします。)を重視します。
重視するが故に準備も大事にします。
その準備の根底にデータ。
様々な情報を見るわけですが(打者時代の方法論をみていますと捕手の素養を覚えます)、
データとメンタルを融合させているわけですね。
まぁ、強くなると思いますよ。
御本人も、
一方、私が理想とするリーダー型の監督は、これとは大きく異なります。このタイプの監督がつねに考えているのは、次のような事柄です。
「選手たちを育成したい」
「選手たちを指導したい」
「選手たちの前向きな気持ちを奨励したい」
「選手たちのやる気を刺激したい」こうした姿勢をつねにベースとし、選手に何か問題が生じれば、それを修正する手助けをするのです。
横浜のチーム方針と合致した指揮官です。
強くなるわけです。
後は急速に横浜が強くなったので一面で脆いのが気になります。
広島で言う新井や、石原、黒田のような選手が横浜にいないですからね。
どうにも不安です。
中堅選手と言える選手が、ここまで不在で優勝出来るとしたら相当なもんなんですが。。。
実は試合内容評価でみますと横浜の戦力、そんなないんですよね。
えって思うと思いますよ。
アンチセイバーの申し子と倉本が評価され始めていますがラミレス横浜自体がアンチセイバーかもです。
選手の使い方が上手いです。
去年も失速するかもっと広島を三夜連続サヨナラ勝ちしていた時分に書いて居ましたが、そんなもんです。
負け始めても怒らないでね。
これは、これで4月終えたら記事化したいです。
本来の目的である監督語録でみた捕手評価に関する懸念は次の記事へ。
監督語録でみる捕手評価について雑感 懸念② に続きます。
この記事をベースに続きます。
高城昇格理由の一つかもです。
9連戦で高城が降格するかどうか?その起用を見る事で現状を想像したいと思っています。
ラミレス監督になって以降、記事が増えています。
型どおりに捉える事ができないんです。
特に今年は本気で優勝を狙っているようなので動きが早いです。
高城昇格というインフォメーションを解析したくなっています。
この記事の出発点は捕手に関してでしたが横浜が強い理由にも通じていますので記事表題を変えて、そのまま書いています。
本来は書きなおすべきですが(横浜が強い理由を主題に)時間ないので、そのままで。
読み手の皆様には、ご迷惑、お掛けします。
苦戦しそうなバリオスがヤクルトに、どう立ち向かうのかも記事で書きたいのですが。。。時間ないですね。
ファンにヤクルトとバリオスの相性の悪さが浸透しているのか不安です。
セで一番、相性が良くないかもです。
嶺井、バリオスバッテリー対ヤクルト打線のインテリジェンス対決も面白味を感じています。
石川、中村バッテリーもマニアックですが、それに比肩するモノを彼らに期待したいです。
あまり配球がぁって言いたくないのですが力に課題があるからこそ配球が映えます。