定点観察 横浜の守備力について 二塁編①(05.06)
大和加入効果を検証すべく数字を追います。
2016年に倉本の遊撃守備の観察日記を書いて以来です。
追跡予定です。
打線は水物、守備は・・・っと言われますが、おそらく一般的なファンが考えている以上に守備も状態が変わります。
体調面の影響を受けやすいでしょうか?
広島菊池が懸念通りに数字を悪くさせています。
ダイレクトに出やすいです。
今年、広島に隙があるとしたら菊池と會澤と思って年初に記事を書いてましたが、今の所、そんな感じになっていますね。
菊池は今までの無理が。
會澤は、そりゃ、まぁ、しょうがないですね。
ヤクルト中村も受けた洗礼です。
この辺の数字変化も楽しみですが(広島ファンではないので會澤は記事では追いません)、今回は守備。
遊撃大和、二塁倉本効果の検証です。
数字良化すると期待した記事を開幕前書いていますが、その確認もあります。
尚、2017年に横浜の二遊間が記録したマイナスは-24.7でした。
RngR(守備範囲)
1、巨人吉川 +3.4
2、ヤクルト山田 +0.7
3、中日周平 -0.4
4、広島菊池 -1.9
5、横浜倉本 -.21
寸評
巨人の吉川の動きが良いです。
評判通りですね。
昨年に続き菊池守備範囲が狭いです。
守備位置(ポジショニング)の妙と球際の強さ(失策も少ないです)で評価が高いですがUZRで観ますと変調を来しています。
こんな記事を書くとUZRなんてっとコメントが入りそうですが昨年の田中が二塁のカバーに入ってまして(処理アウトの位置の視覚化記事参照)、広島内では菊池の下半身不良前提で守備を敷いているようです。
倉本は。。。慣れてないのかなぁ。
他の球団の二塁手との比較で動きが堅く感じています。
遊撃と二塁で比べますと二塁の方がやることが多いです。
ランナーが一塁に事で守備力が低下するのは知られた話ですが、そう言う影響を受けているかもです。
併殺(DPR)
1、ヤクルト山田 +1.8
2、広島菊池 +1.6
2、巨人吉川 +1.6
3、中日周平 -0.4
4、横浜倉本 -0.1
倉本の懸念事項として併殺守備がありました。
理由は送球が遅いからです。
体勢十分ですと良い送球が行きますが手投げしますと弱いです。
併殺に関してはコントローラーを投げつけたくなるような場面が度々ありました。
今年は大和とのコンビで改善傾向?なんですかね。
ラミレスが二塁倉本を拒否気味だった理由と見ています。
併殺完成しますと流れが来ます。
逆に失敗するとチームにダメージを与えるですよね。
得点確率、期待ともに併殺するか、しないかで半分程度の数字差が生じます。
大きいです。
今後に期待したいです。
堅実さ(ErrR)
1、広島菊池 +1.4
2、巨人吉川 +0.9
3、中日周平 +0.3
3、横浜倉本 +0.3
5、ヤクルト山田 +0.1
荒々しい守備が持ち味だった菊池が昨年に続き堅実な守備をしています。
守備率の良い二塁手になりつつあります。
総合 UZR1200
1、巨人吉川 +27.6
2、ヤクルト山田 +11.8
3、広島菊池 +5.1
4、中日周平 -2.4
5、横浜倉本 -12.5
チーム二塁
1、巨人 UZR1200 +22.8
2、ヤクルト UZR1200 +12.3
3、広島 UZR1200 +4.1
4、中日 UZR1200 -0.4
5、横浜 UZR1200 -9.0
6、阪神 UZR1200 -24.8
寸評
アナログで観てもわかるかもですが二塁守備は柴田の方が倉本より上です。
わずかな守備イニングにも関わらず二塁のチームUZR1200を+3.5も良化させています。
ただ、打力には課題ありますかね。
倉本の数字が平均並みになって貰えますと非常に助かるのですが現状、あまり良くないです。
ランナーいますと動きが堅い感じします。
不慣れなんですかね。
不慣れ=伸び代としたいです。
開幕前は0(平均並み)を期待しましたがUZR1200でー5ぐらいを希望したいです。
送球が遅い(体勢万全なら早いです)ので一塁との距離が近い二塁は向くかもです。
遊撃よりは数字的マイナスが少ない感触を覚えています。
期待したいです。
尚、強い打球が飛びやすく球際の強さが求められる三塁とか、一番倉本に向くかもですね。
三塁ですと手投げでなく、体全体を使った送球が求められ易いです。
三塁倉本、二塁柴田、遊撃大和の布陣。
内野守備力的にはかなり堅い部類になると見ています。
宮崎と倉本、どちらが良いかと言われると動き悪いですが球際の強さで倉本が上?かもです。
倉本の頑強さは素晴らしいです。
宮崎も血行障害のようなモノがあるそうですし上手く負担軽減して欲しいです。