崩れた打線バランスと鍵を握る1番と3番について、そろそろ打線は大丈夫そうです。で、問題は先発陣

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の続きです。

6番倉本、彼の特性を考えると昨年の9番ほどは機能しないかもです。

ゴロが多く、足が遅いわけですが2016年同様併殺多くなる可能性が高いです。

ロペスが、そのイメージに合わず併殺が少ないのは彼がゴロを打たないからです。

そして倉本は(今は)長打力もないです。

梶谷のような足の早い走者と違い倉本が打点をあげるには宮崎、ロペスらが3塁にいる必要があります。

この3塁にいるシチュエーションがどれだけあるのか私は知りませんが3塁にランナーがいるのって少ないんですよね。

2017年5番宮崎基準(年間打席530)ですら三塁(満塁、2,3塁総てを含む)にランナーがいるシチュエーションは38打席。

倉本の得点圏打率.350(適当)を当て込みますと14,5点ぐらいでしょうか?

現実は複数点あると思いますが長打がないと点が入り難い打順が今の6番です。

そして倉本の後ろを打つ打者は捕手に投手。

倉本が繋いでも打線が、そこで切れやすいです。

 

そんなわけで確実性は欠けますが長打力のある戸柱や嶺井のような打者が消去法で6番に配置され、7番に倉本の特性を活かす為に足の早い梶谷らが、そして倉本、桑原という並びで効率的な打線を形成していました。

特に注目したいのが倉本の後ろを打つ打者。

桑原、2番、筒香なんですから得点も増えたわけです。

このパターンで得点が増えると言うのは、ドンドンなんです。

だって、筒香の後ろはロペス、宮崎ですから。

 

これが横浜ファンに全く周知されてない事でラミレスがぁーっとされ続けていますが、固定観念で○○に違いないは勿体ないと思っています。

6番捕手にも理由があります。

7番梶谷俊足にも理由がありました。

流れを重視した結果の打順編成だったわけです。

そして、その効果は高かったです。

高かったのですが知られてない。

 

むしろ、相手チームの方が効果を知っていて9番倉本を警戒していました。

談話で起点になっていたと語っています。

要は長打力ないので〆の打者と言うより起点、リンクマン的な特性を倉本はもっているわけですね。

それを相手チームも理解していたので9番倉本に注意を払っていました。

今の倉本を活かすには筒香らの前の方が活きやすいです。

6番倉本ですと走者、後ろの打者を考えた場合、プッレシャーが弱いです。

 

で、今年です。

そのバランスが崩れました。

いろいろ理由があるのですが一時、3番、1番、9番、6,7が前年との比較で大きく数字を落してしまいました。

2番も成績良くなかったですが前年の2番の成績が良くなく、比較として前年並み。

得点の入り難い構造となっていました。

 

流れって誰かが滞るっと切れ易いです。

その流れが、あちら、こちらで断たれていた横浜です。

そもそも、打線ってランナーでる事で打ち易くなる面もありまして。

 

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ランナー居ないと、大抵の打者の成績は下がります。

流れがある事で打撃成績上がりますし、その流れを作るのが上手かったのが昨年のラミレスです。

じゃー、今年はですが、ここまでボロボロですと、どうしようもないですかね。

なかったです。

 

なかったですが、

2番ソト。

この人が2番に入る事で筒香が息を吹き返しつつあります。

まぁ、筒香の前にランナー居ませんでしたからね。

徐々に上がりつつあります。

未だ、新打撃フォームしっくり来ていませんが、アジャストしつつあると思う(願い込み)ので期待したいです。

焦りもあって振り回していましたが(強い打球が飛んでないので)、ヤクルト戦でおやっと思いました。

次回阪神戦で、その出来具合を観たいと思っています。

 

そして最後のピース。

1番神里。

三振率30%を超える打者を使い続ける理由がわかりませんでしたが彼の足が凄いです。

ヤクルト戦で改めて思いました。

日曜の試合。

初回、ランナー1,2塁。

筒香のライト前で本塁に帰って来ましたがえっですよ。

えっ?!

普通帰って来れないです。

ライト強肩の雄平です。

余裕でセーフって何者なんですかね。

雄平も本塁に投げようとして諦めていましたが・・・

 打撃は神里より桑原の方が上と思っており、どうして神里を使い続けるのか不可思議だったのですが走塁センスが図抜けています。

そして出塁率

調子悪かった時は四球出塁少なかったですが筒香の21に次いで10も四球を獲得しています。

大和も四球10獲得していますが桑原(四球4、倉本は3)との差は、そこなんでしょうね。

桑原もチームの中では比較で四球の多い打者なのですが神里の四球は、その上をいきそうな予感を持っています。

走塁と四球。

出塁率

当たり前ですがラミレス流れ重視しますので四球も重視します。

大和、神里で出塁して、ソト、筒香らで返す形が出来つつあります。

 

筒香の21四球も、前の打者がいなかった事も多少なりと影響していたと思いますし、倉本より出塁率の高さそうな大和9番座りが良いんですよね。

しかも、阪神和田さんに鍛えられているだけあってイロイロできます。

引き出しが豊富です。(得点圏で打てる理由)

大和、神里なら、一般的な1(9番ですが横浜では1番的な性格を帯びます),2番として機能しそうです。

 

1番に関しては悩ましいですが座りの良さで神里なのかもしれません。

ただ、桑原の潜在能力って高いですからね。

う~んですが、あのライト前で本塁に戻られますと相手に与えるプッレシャーが違いま過ぎます。

 

ラミレスさん相手にプッレシャーを与える野球好きですから(味方が打ち易くなりますし、相手もミスしやすくなります)、打撃不振の神里を起用し続けていたのもわかります。

 

盗塁センスあるなぁとは思っていましたが、あのライト前で帰って来た事で神里を上方修正しつつあり、武器になりそうな予感です。

神里を使い続けるわけです。

神里自身も徐々に調子を戻しつつありますし凄いですね。

 

徐々に打線バランスが整いつつあります。

回り始めました。

苦手阪神投手陣相手に打てれば復調宣言かもですが多分、打てないので巨人、中日、ヤクルトと続く連戦で打線の状態は上って行くものと予想しました。

 

問題は先発陣。

おーまいがぁー。

今永、ウィラード、濱口、どうしたんだ?

雨中登板とは言え日曜登板した京山のストレートも怪しかったです。

先発陣がえっ?!です。

打線低調な阪神さん相手ですから期待したいですが、なぜか?横浜戦は打つんですよね。

まぁ、今永の7失点が大きいだけですので基本はロースコア対戦です。

 

飯塚に今シーズン初勝利を。

援護率低すぎです。