得点相関と極めて高い数字でOPSというモノがあります。
出塁率に長打率を足しただけの簡易な数字ですが相関率で0.9という高い相関性を示しています。
分かり易い構図です。
出塁しないとチャンスが生まれず単打(出塁するだけでもダメ)だけでは点が入らずってわけです。
先日、13安打を放ちながら1点しかとれず引き分けになった試合在りましたが総て単打でした。
あーなると厳しいです。
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誰かが長打を打たないとダメですし誰かが出塁しないダメ。
バランスが肝要です。
さて、このOPSで見た時、現在苦戦中の清宮と困った事に横浜のレギュラー倉本が同価値でして。。。
清宮 OPS.541
倉本 OPS.531(良く比較される大和のOPSは.659 おまけで神里は.669)
規定打席をクリアしている打者で倉本より数字が低いのはヤクルト中村と中日京田のみです。
清宮は近藤が昇格する事で二軍に落ちますが倉本は不動のレギュラーとして二塁に座しています。
座すかも?相手が左腕という事もあり田中が先発していました。
競争状態になりつつあります。
やっぱり座り良くないと思っているんですかね。
OPSが低く起用し難いです。
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守備重視で起用されるポジションです。
ある程度許容されますが昨年程度のOPSは欲しいです。
リーグ平均は.700を超えますので倉本を起用すると数字上得点力が低下します。
その倉本を6番で起用する可能性が高いのが今の横浜です。
一方で、
この人の面白さは低いOPSでも得点・打点を稼ぐ選手と言う点です。
OPS.624程度(規定打席をクリアした打者では巨人小林に次いでワースト2。ヤクルトの中村以下。捕手並に数字です)で2017年に打点、得点で50、49記録しています。
ちょっと変な選手なんですよね。
上手く嵌ると力を発揮しますが一般的な使い方ですと、その低OPS通り上手く貢献できないです。
ホント、悩ましい。
尚、倉本は2016年に打率.294 OPS.665を記録していますが打点得点ともに38でした。
2017年の方が打撃成績的には劣りましたがチームに貢献していた倉本。
今年は、どんな変化を見せてくれるんですかね。
そのマニアックな攻防は観ていて飽きない選手です。
こういう異質な選手が打線にいると大きいです。
個人的には今年の結果を元にオフに、どう対応するかも楽しみにしています。
そこは桑原らも同様です。
一回一休み的な年ってあるんですが3年連続で出続ける事の難しさを覚えます。
桑原(この人は技術的というより気持ちなので期待しています。復調一番手でしょうか?)も、倉本も試合に出続ければ昨年と同様アジャストする可能性を覚えますが今の横浜は競争状態となっています。
その厳しい競争の先の何かを掴みとって欲しいです。
苦しい競争と思いますが応援しています。
因みに、そろそろ石川も観たいなぁ。
二軍で成績出せてないのは知っていますが石川のような選手が必要な時期にきているような気もしてます。