宮崎を2番→5番に変更したことについて、ラミレスはラミレスと思う今日、この頃

勝っている時は打順をいじるなという格言があります。

が、ラミレスはいじってきます。

動かない時は本当に動かないのですが必要と感じる場合は矢継ぎ早。

ポン、チー、あらゆる手段を通じて手作りしてます。

2番宮崎、3番ソトにして以降、横浜は8勝2敗と結果を出して来ました。

2番宮崎でソトがより打ちやすくなっています。

にも拘らず打順を9/27阪神戦でいじってきました。

 

原因はロペス。

ロペスが5番になって以降、精彩を欠いています。

殊勲打を放ってはいますが近々の試合で打率.200。

2016年8月を思い出す状態です。

強力な4人といえど横浜では5番のマークが一番厳しいです。

理由は明白で後ろの打者が弱すぎるから。

2016年も6番を打った倉本が打率.200をきるような惨状(マニアックな駆け引きをし続けた結果以降精彩を欠きます)切っ掛けに、その影響でロペスが、さらに筒香がと散々たる状態に陥った横浜です。

 

監督動いてきました。

結果が出ないと叩かれるのですが躊躇なく動きます。

普通の監督はチーム状態が下降してから動くのが通例です。

一方、ラミレス一呼吸早い印象です。

回りが、その意図を認知しにくい状態で動くことでラミレス、余計な事をするなぁ論に勢いを与えるわけですが、一応、背景はあります。

 

3番ロペス自体、当時、元横浜の野村氏(他多数)が批判していたように欠点もあります。

今年もリーグで一番悪いベースランニング評価です。

足の故障の影響もあるかもですが宮崎が+0.2点(多くなる)に対しロペスは-3.0点(少なくなる)です。

 

数字、分かり難いので他の選手も。

ソト -1.3 筒香+0.2

2016年実績で走塁判断が悪かった倉本が-4.2。

2016年の倉本の得点が少なかった理由の一つです。

これが2017年、2016年比較で打撃成績は劣るのにキャリアハイの得点を9番で稼いだ2017年ですと+0.4点。

倉本、昔は色々未熟だったのですが様々成長しています。

成長しているのに打てないのは別の話なのですが。

一般的な倉本の走塁と言いますと2016年のイメージが強いかもです。

ラミレス采配も含めてですがファンはマイナスの方が印象に残りやすく、これを払しょくするのは容易ではないです。

 

続けて他の選手では、

 ヤクルトの山田が+4.2、青木が-0.5点、バレンティン-1.3点です。

 

宮崎2番の利点は様々あるのですが投手8番ネタと絡めてオフに書く予定です。

そんな6番問題(シーズン序盤に書いていた懸念)の影響もあってロペスの打順を3番にに上げています。

宮崎との比較で隙が多いソトですと5番ダメかもです。

通算では5番でもまずまず成績を残していますが四球おkの配球されちゃうと打撃を崩しそうです。

 

これが宮崎ですと実績上、耐えてまして。

ぷーさんは凄いと評価しています。

宮崎の特性を十全に活かすなら2番(走塁に課題がありますが)のような気がしていますが結局、横浜の下位打線が死んでいるのが大本です。

打順変更はあくまで対症療法です。

根本治癒は来季以降の話になります。

 

打順の壁。

相手バッテリーにとってオアシスが直ぐそこにあるわけです

そりゃ、組み立て楽になりますよね。

6番になるとバッテリーの警戒度、空気の重さが格段に下がると感じる時があります。

2番から始まる重さを思うと残念で仕方ないです。

苦笑です。

ホームランのわりに得点がとれない等という解説者が未だ多いですが、

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

より引用。

偉い人にはそれがわからんのです

dic.pixiv.net

 

ですかね。

早打ちも含め、本当に理解されていません。

解説者にすら理解されてないわけですから無理なんですけど気の毒に。

2-5番以外と6-1番の成績乖離が激いです。

打線となっていません。

 

2-5番はガンダムなんですが、6-1番はジムどころではなくボールでしょうか?

このボールを集中的に狙われて戦線に穴が空くような感じとなっています。

これが今年のラミレス連邦軍の特徴です。

采配でボールがジムか何かにプロモーションしないのは言うまでもないです。

 

指揮官(戦術レベルでは対処が難しいです)ではどうにもならんです。

カニック呼べですかね。

作り直せぇーです。

オフの記事ネタというか、この面で横浜は苦戦しています。

編成も絡む戦略上の問題が根っこにあるので対処療法の限界を覚えています。

書き始めると長いので躊躇していますが中畑ベイスターズも含む話になりますかね。

書けたら書きたいです。

 

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

そんな苦戦気味の控え野手陣の中で乙坂が起用され続けています。

この重要な局面でです。

乙坂の先発起用も含め、監督らしさを発揮し続けていますが普通は、この時期実績で起用したい時期です。

実績を重視しないで起用しますと回りがうるさいです。

結果でないと叩かれやすいですが、

それでも起用するのがラミレスです。

実績無視で起用する際には様々理由があります。

その意図を考えるのも面白いでしょうか?

監督批判する前に、一歩立ち止まって欲しいと思っています。

 

ただの思い付きレベルもあります。

松坂にぶつけた横高打線とか思い付きレベルですが(ファンの記憶に残る采配)その多くには意図があります。

意図はあるのですが私も乙坂の起用意図は良くわかっていません。

こういう起用の仕方をするときって昨年9月の柴田同様、状態が良いんでしょう。

ラミレスが頑固と言われる所以ですが何か、思う所がありそうな起用ですし乙坂自身の調子も上がって来ているように思えます。

実績上(最終的に結果を出すことが多い)、そういう場合は期待することにしています。

頑張れ、乙坂です。

 

広島戦で結果を出せなかった今永を同点の7回に昨夜も出していました。

ラミレスはやっぱりラミレスですね。

防御率7点台で、中継ぎ起用してもピリッとしない時もある投手を勝てば単独3位、負ければ4位後退する重要な時期に起用します。

毎日が負けられない戦いなのに、こんな采配を続けているラミレスです。

実績では使い難いですし内容でも不安があります。

先日、広島戦で2失点喫したばかりです。

それでも使う。

その意図は明白。

中継ぎを温存し今永を蘇らせるためです。

この厳しい日程では今永なくしてAクラス入りはないです。

結果、今永が打たれAクラス入りできなくても悔いなし。

これがラミレスです。

 

尚、打順元に戻すかもです。

非常に打線バランス難しいです。

宮崎2番も魅力的です。

ですが5番ロペスも不安。

チーム勝ち続けていますが固定できる感じではないです。

それでも、

ゲーム差0.5の巨人さんに菅野相手で勝つと大きいです。

対巨人最終戦

どんな結末がまっていますかね。