ワクワク感を覚える広島と巨人を巡る物語性について

妙なワクワク感を広島さんから感じます。

新たな何かが生まれるかもしれない期待感。

丸流出は痛かったと思います。

残念だったと思いますが長野が加入した事による化学変化、シナジー効果を妄想してしまいます。

昔と違い3年は一つの区切りです。

3年一昔です。

3年経つ間にストレートの平均球速が3キロ上昇しました。

2000年代から2013年ぐらいまでの数字で言うと10年で1キロでしたから、その期間だけで切り取りますと10倍程度の変化が起きています。

その結果様々な事が起きています。

奪三振力が上がりファーストストライクがより重要になり始めています。

追い込まれると待っているのは三振です。

 

原巨人が、その変化について来れず付け焼刃的に150キロ超のマシン打撃を導入したのもついこないだの話でした。

結果は見ての通りです。

当時、三連覇(2012から)していた原巨人を参考にした中畑ベイスターズも一部主軸打者を除き同じ目にあいましたが変化激しい昨今です。

シュートも以前との比較で通用しなくなり始めました。

投げる投手減っちゃいましたね。

広島さんの打たせて取る野球も限界を迎えつつあります。

 

そんな時に実績のある野手が抜け経験ある野手の加入です。

新しい何かが必要な時に、その変化を呼び込むかもしれない大きな人の入れ替え

別物のチームになりそうです。

田菊丸が解体されるんですから、そりゃ、そうですよね。

三年間ホボ同じメンバーで戦い続けた広島故に大きな変化が必要だったかもです。

新井も引退しました。

課題が見え始めた広島さんですが、その対応も含め楽しみです。

そして丸と言う主軸がライバルチームに流出したにも関わらず優勝した時。

その物語は完結を迎えそうです。

最高のストーリーです。

チームの主軸、リーグ最高打者をライバルチームに奪われてなお4連覇を成し遂げた時、その興奮は今までは違うモノになる気がします。

 

津田沼の姉さんも、悪の帝国復活的に巨人さんを評していました。

最高のシチュエーションです。

正直、巨人優勝って何というか詰まらないです。

あっ、優勝したのねとしか思えない結末です。

高橋監督が優勝するなら面白かったですが(興奮できるし祝福できます)、あまりに詰まらないです。

他所からヘッドハンディングして今まで頑張っていた人はリストラ。

それで優勝しても物語性を覚え難いです。

チーム(現実社会ではよくあることです)としてあるべき姿ですし、そのあり様に対し批判しませんがツマラナイ。

夢を感じないです。

 

心情的にプロテクト外された人側が活躍した方が物語性を感じます。

他球団のファンですが楽しみです。

 このワクワク感の違いで長野(その人柄とコメントも含め)が広島さんで大歓迎され巨人丸が孤独を味わっていると見ています。

マスコミも、そういう物語好きですから必要以上に長野を上げ、丸の苦境を伝えそうです。

 

今シーズン、通してマスコミは長野推しする予感があります。

一方、原巨人は逆。

回りの空気感って大事ですが原巨人、回りを敵に回しちゃった感あります。