新潟の夜以降の采配の質変化と大きな転換点を迎えつつある横浜 5/27のセのWARについて 

三浦とラミレスの認識のズレに関しては徐々に埋めてきているものと信じています。

継投の質が変わりました。

全般的に先発引っ張り気味ですが従来型により近くなっています。

新潟の夜に何らかあり事実として継投の質が変化し勝ちきれるようになってきています。

また、嶺井のリリーフ捕手起用といろいろあってチーム状態があがってきている横浜です。

チームの形が定まる事でチームが安定してきます。

ラミレスが固定したがる理由です。

 

当該期間中に今期初めて砂田がワンポイントで起用されたり1点差で逃げ切ったりとらしさが戻りつつありますが。

 

それに続く大きな転換点として柴田の先発起用があります。

記事でも交流戦で柴田を試すのでは?っと書いてましたがラミレス前倒してきています。

事情が入り組んでいそうで柴田(倉本の昇格も含め)関しては記事連載していきます。

 

因みにシーズン1/3昇華して時点の横浜の野手WARは5/27現在+3.1。

143試合換算(47試合消化)で+9.4勝です。

換算に使用した数字は一律同じなのでズレがありますが御容赦ください。

 

忘備録 

チーム野手WAR

1位 巨人 +8.7勝 143試合換算で26.4勝

2位 中日 +5.1勝 15.1勝

3位 広島 +4.9勝 5月5を考えますと急上昇+14.9勝

4位 阪神 +4.2勝 +12.7勝

5位 ヤクルト +4.1勝 +12.5勝

6位 横浜 +3.1勝

 

チーム投手WAR

1位 阪神 +9.7勝 29.5勝

2位 広島 +8.6勝 26.1勝

3位 ヤクルト +8.4勝 25.5勝

4位 横浜 +7.5勝 22.8勝

5位 中日 +6.7勝 20.4勝

6位 巨人 +5.4勝 16.4勝

 

総合 143試合換算

1位 巨人 +42.8勝

2位 阪神 +42.2勝

3位 広島 +41.0勝

4位 ヤクルト +38.0勝

5位 中日 +35.5勝

6位 横浜 +32.2勝

 

数字の見方について。

WARの差=ゲーム差と考えてください。

ただゲーム差だと分かり難いので目安としてWAR0を35勝(一般的に二軍相当を意味するWAR0を記録した場合30~40勝とされています。)と換算しシーズン予想WARを当てはめると以下の通りになります。

 

引き分けなしで簡易に計算しています。

1位 巨人 78勝55敗

2位 阪神 77勝56敗

3位 広島 76勝57敗

4位 ヤクルト 73勝70敗

5位 中日 71勝72敗

6位 横浜 65勝78敗 

 

2018年に横浜が記録した+33.9勝。

現在横浜が記録しているシーズン換算+32.2勝は昨年最下位だった阪神さんが記録した32.9勝を下回る数字です。

2018年は+40勝を超える巨人さん相手にAクラス争いをした横浜でしたが内実は限りなく最下位クラスでした。(横浜、阪神、中日がほぼ同規模の戦力)

 

シーズン前に予測していた通り過去記録し続けてきた数字+αが消失ている横浜です。

もう少し勝っていてもおかしくないのですが。。。(酷い落とし方をしています)

あえてベンチの混乱と言わせて貰えますが過去3年間のベンチマークと違うことをした結果負けを呼び込んでしまった横浜です。

感覚的に2、3勝落としています。

戦力でも出遅れていますが運用面でも稚拙さを見せた結果、最下位に沈んでいる横浜です。

もっともベンチ責任なのは2、3勝なのでどちらにしろ最下位ですが。

そんな横浜も

参考記事

横浜の戦力自体は、これから良化していく一方ですが - 所持雑感

10連敗したあと5連敗中に書いた記事ですがチーム力好転の兆しが見えています。 

チーム状態は好転しています。

想定よりWARが低くなる可能性はありますが未だ過去最高の戦力を記録する可能性が高いです。

 

そして優勝したチームの多くはWARで+50勝程度叩き出しますが今の戦力図は混戦と言って良い状態です。

現時点でのWAR最下位横浜と戦力上位巨人で生じているシーズン終了時の予想ゲーム差は10。

ゲーム差10はリーグ的には混戦です。

広島さんの数字の良化速度が尋常でなく、このまま抜ける可能性もありますが各チーム弱点があり万全なチームが見当たりません。

今年は本当に優勝するチャンスだったんですが今後に期待ですかね。

今の指揮系統で、どこまでラミレスがらしさを見せるか不明ですが中途半端な状態で星を落としていたはのは試合みていて痛感しています。

そこに従来からある戦力の薄さ、WARで最下位記録した戦力不足。

これが一番の原因ですが戦力不足(主力選手の誤算、不調)が響いており最下位にいます。

 

9番野手使えていたらと思う今日この頃です。

 

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

当時

今の打線バランスを考えますと昨年同様、ソト2番にして9番柴田がベスト布陣のような気もしますが9番野手自体、奇策の類で王道ではないです。

条件揃えれば得点効率高くなりますがオープナー同様ネガティブな理由で発動される9番野手は避けたい所です。

避けたいですが現在の打線バランスは9番野手の方がと考えています。

 っと評していましたが今も変わらないですかね。

そもそも開幕前に80%野手9番と明言していたほどです。

その意味することは貧打。

指揮官が予測していた通り横浜は貧打にあえいでいます。

その結果何が起きるか予測できていた私は不安が募りワクワクできなくなっていましたが当時の危惧がホボ当たってしまいました。

横浜ファン、球団OBの語るラミレスは因果逆転している時があります。

手段と目的を意図的にゆがめてラミレスを語りますが(ファーストストライクも含め)、9番野手が目的でなく得点の効率化が目的です。

 

不調選手が復調し野手WARも改善傾向が強いですが本質的に下位打線が弱いです。

コア4以外に2番を打てる打者が見当たらず9番野手を使えない以上6番の強化は分かり易い得点力アップ手段でした。

二塁ソトにして候補の多い外野を当て込む事で下位打線の強化を図るかもと考えていたのですが下位打線強化でなく守備強化で柴田を先発起用する意図について次回からイロイロ考察していきます。

 

この策が功を奏すかわかりませんが大きな転換点と感じています。