分岐点 結果こそがチームに必要な理由 2021.05.17

数字分析していてがっかりし過ぎて

希望を見いだせず乱筆気味になっています。

チーム状態が落ち着くまで休止すると書いていましたが

つい記事を書いてしまいました。

 

現在の混乱の原因ですが監督マネージメントの拙さにあるのは間違いなく

ざっくり全体で10%ほど戦力を減しさせている可能性があります。

さらに、その減じた戦力(チームWAR)でも運用下手な事で勝てていません。

 

最も平均的な采配にマネージメントしていても最下位なのは動かないのですが(大本は編成)

 

かなり酷いです。

2019年序盤、投手コーチに就任して自身の考えるしたい野球をした結果

10連敗の原因を作り最後は先発完投育成の弊害で先発も力尽き優勝を逃す一因を作るなど

投手コーチ時代と変わらぬしたい野球をしている三浦です。

投手コーチ、二軍監督を経ていろいろ考えを変えて来ているのですが不十分でした。

その結果起きているのがチーム内での重苦しい空気。

 

佐野が構造的な問題。

佐野の前を打つ打者と佐野の特性がかみ合っていません。

私が良く言う言葉で言うなら打線バラスが悪い。

結果、得点圏で打てない佐野が苦しみ始めています。

調整が必要でしょうか?

 

簡易に表現すると

佐野が打てる右投手の時、佐野の前の打者が打てず得点圏が少なく起点となっています。

佐野が現在記録している25得点はリーグ2位です。

 

シフトや佐野対策などで苦手となってしまった左相手の時に佐野の前(1,2番)が活発に打つことが多く得点圏が多くなっています。

相手も佐野の弱点を突けるので勝負してきます。

横浜の打線構造上、相対的に多くなる苦手な左投手相手に佐野が得点圏で打てません。

チーム敗因の原因となっています。

監督から状態をあげて欲しいと言われ追い込まれていますが通算で3割打者に状態を上げて欲しいと言われても

悩んでしまいますよね。

苦しい。

自責の念にかられ打撃を崩しかけているのはみての通りです。

打順調整しなさいよなんですが

動き鈍いです。(中日戦で動かすかもですが

 

今の状態を打破するには結果が必要です。

 

いろいろチームを混乱させるマジックワードを三浦は意図せず発してしまっていますが

例えば

25歳で「クビになる可能性」を意識した脱臼から復活… 関根大気が“DeNAの粘り役”になれたワケ【3月に入籍】 - プロ野球 - Number Web - ナンバー

引用

「一軍の選手は初球から積極的にいくタイプが多くて、粘れるような選手がいないよな」

 関根のやるべきことは定まった。

っと球数を稼いで欲しいと要望し初球凡打に対するリスクを想起させてしまっています。

困ったことに前任者は少しでも楽に打席(他の面でも)に入らせる事を意識し野球やってまして

トンネルの先でつかんだ1勝――神里和毅の疾走と苦闘 | 横浜DeNAベイスターズ

引用

キャプテンの佐野も、状況をなんとか好転させたいと考えていた。あるとき神里は、佐野からこんな話をされたという。
「去年だとかは、チーム状況が悪いとき、田代(富雄)コーチが『27球でアウトになってもいいから、どんどん初球から行け』と言ってくれて、気持ちが楽になった部分があった。今年も、そろそろそういうものがほしくないですか」

 

気持ちを楽にさせる魔法の言葉を様々使っています。 

 

球数を稼いで欲しいと言われると積極性が失われ易いです。

失敗を恐れスイングが鈍りますが

チームの結果が悪いと、このマジックワードがチームをますます苦しめかねないです。

今のチームには結果が必要です。

 

三浦も意図せず選手を委縮させ追い込んでるわけですが

委縮させない為にもチームに結果が必要です。

 

球数を稼ぐ競争をしているわけでなく三浦の意をくんでいた関根は早々に二軍降格しています。

その面で監督の考え方は明確ですが

打てないならせめて球数を稼げって思っているでしょっと誰もが思う訳で

最低限と言うのを求める監督さんです。

無理に進塁打を打とうとして凡打する打者が二番に多いです。

いろいろ制約がある横浜です。

 

そんな横浜ですが元々は自力あるチームです。

優勝するほどの戦力はありませんがAクラス争い出来るぐらいの戦力があります。

何かを切っ掛けに本来の力が出始め状態好転するのは間違いないです。

その切っ掛けにより結果を出す。

その結果を伊藤光昇格で出せるか?

大きな転換点、分水嶺に感じます。

 

ここで少しでもチームに余裕が出ればイロイロ好転する予感があります。

余裕が生まれる事で監督変わる予感あります。

したいより勝ちたいを重視するようです。

経験する事で修正していく可能性があります。

その経過、経緯を期待したいです。

苦しんだ先に何が産まれるのか、どうなるのか?

 

その為にもチームに結果が欲しいです。

 

分岐点? 伊藤昇格に伴う横浜の見どころ

戸柱が抹消され代わりに二軍から光が昇格してくるようです。

春先に競争に負けた経緯をみていると今のバッテリーコーチとも折り合いが悪そうなイメージがありますが

 

個では捕手陣で抜けており序列1位な伊藤です。

その序列一位が春先に競争で負けていた。

そこにバッテリーコーチの意向が見え隠れします。

 

そして降格した伊藤は下で故障し暫く試合に出てませんでした。

実戦に復帰したのは5/8。

そこから急ピッチで仕上げているわけですが一般的には早い昇格となります。

本来の予定は交流戦からでした。

一軍における緊急度を覚える状況です。

前倒しを三浦は決断しています。

 

ソトやオースティンのファーム調整なしの一軍起用ほどではないですが

早くは感じます。

じゃー誰が求めているかと言えば三浦監督。

今の捕手陣の配球に対し不満をもっているのは

 

遠征先のカード頭でなくカード途中に高城を急遽呼び寄せ即先発起用などで垣間見られています。

実に乱暴な起用でした。

 

参考記事

4/25 横浜一新、終わった・・かもしれない 4勝19敗4分け - 所持雑感

 

かなりイライラしていると思われる起用をし続けています。

他、多数。

懲罰交代する事で自ら勝ち筋を狭めるなどイライラを感じる起用をしています。

 

巷間で語られる三浦へのイメージと、その起用にはかなり乖離が生じています。

闘将よりです。

優しい監督でなく厳しい監督です。

自分の求める野球に応えられない選手に怒っているというのが妥当な状況でしょうか?

 

三浦がしたい野球を表現してくれる可能性がある選手を抜擢したがっています。

昔ならいざ知らず一軍昇格即捕手先発マスクはリスクがあり過ぎて近年はしません。

相手打線や自軍の投手の状況確認、中継ぎ投手など様々な確認項目がありデータを読み込む必要があります。

 

打撃や経験で抜きんでている巨人阿部のような選手ならありえますが

そこまではないです。

起用するにしてもファームで一緒にやっていた投手(投手の状態がわかっている)とセットでしょうか?

 

ポイント①、伊藤の先発マスクの時期

ファームでバッテリーを組んでいた今永と組むならわかりますが他の投手と組むようなら・・・

今のバッテリーコーチと捕手陣に相当な不満を持っている証左と思われます。

二度目ですからね。

要は膨大なデータ確認作業をすっ飛ばしても

伊藤の方がマシだと言う事を高城の起用に続いて表明する事になります。

そして困ったことに伊藤の経験に託した方が上手く行く可能性もあるぐらい三浦の求めるゾーンで攻めるに関し今の捕手陣(バッテリーコーチ)が消化不良を起こしています。

嶺井は比較でマシですが

 

 

ポイント②、戸柱の降格

三浦の求めるゾーンで攻める配球が比較で苦手です。

昔はゾーンにエイやっで良く打たれていましたが経験を経るに従いボールゾーンを上手く使う配球(ズラス配球)でラミレスから高い評価を受け平良、大貫らで結果を出していました。

このゾーンで攻めろ指令に戸柱、上手く対応できませんでした。

それでも第三捕手として戸柱が残ると思ったのですが

第三捕手である高城でなく戸柱というのが何ともです。

 

 

ポイント③、戸柱のフォームでの起用方法

戸柱降格する事で捕手陣全員右野手になるのですがにもかかわらず戸柱が降格し高城が残留しています。

では戸柱はファームで伊藤同様のペースで使われるのでしょうか?

答えは否の可能性が高いです。

高城が一軍昇格前にファームで起用されていた程度の頻度でしょう。

3,4試合に一試合起用されるかどうか。

捕手は戸柱以外に山本、益子、東妻と三人もいます。

高城の昇格前の起用法に準ずるだろう事を考えると今回の重みを覚えます。

これが伊藤光並みに調整試合が与えられるようですと三浦の考えが決して伊藤光にオールインしてない証左になりますが

タイプ的にプランBを作らない監督さんなので起用頻度減るのではないかと見ています。

厳しい立場になりました。

それとの比較で伊藤がどれだけ求められていたかがわかります。

にも関わらず春先、競争に負けていた。

評価が一変したというより起用を決める人がバッテリーコーチから監督になった可能性が高いです。

これは後々に響くポイントですので何気に見どころです。

こういうのは談話では見えてきません。

 

 

ポイント④、捕手の起用頻度

ラミレス時代は負荷分散をかねて6連戦なら

第一捕手3,4先発マスク。

第二捕手2先発マスク。

第三捕手1先発マスクが通例でした。

理由として正捕手に固定できるほどの力をもった捕手が居ないというのが大きかったです。

それに対し三浦は固定したがってまして個に劣る捕手を固定し成績を悪化させていた面がありました。

捕手は固定したいみたいです。

良く言う三浦のしたいですが・・・

ラミレスのように3捕手使うのなら一番評価の低い高城が落ちて伊藤、嶺井、戸柱体制だったと思いますが

監督にはその気がなさそうです。

誰が選ばれるか?

上手く情報交換できると良いですが

負けたらファーム、選手生命終わりです。

一番の敵はベンチにいる。

出場を機会を奪う選手が敵です。さて、どうなる事やら。

 

 

ポイント⑤、高城の存在とトレード

高城が一軍に残ったのは先述の事が理由と思いますが

それだけでも弱いです。

他に付加価値を監督が認めている可能性があります。

筒香が嫁にするなら高城を語った事があります。

横浜では貴重な気遣いの人。

チームの為にを体現している選手です。

様々、ベンチでやっていますが

試合に出れなくても腐る事なく(本当は折れていると思いますが)出来る事をしてくれる。

チームが苦しいからこそ、そういう選手が貴重です。

2015年の憲晴のような立場かもしれません。

伊藤と嶺井で生存競争をかけた激しいレギュラー争いが始まりそうですが

その仲をとり持ってくるのも高城。

こういう時こそ高城なんでしょうね。

チームの為に影働きする高城の大ファンですが今期で戦力外と思っていましたが下の捕手陣も時間かかりそうですし

残りそうな状況です。

むしろ戸柱(31歳)か嶺井(29歳)、伊藤(32歳)の誰かがトレードの駒になりそうです。

降格した戸柱とか楽天とかあり得るかもです。

案外、動いているかもですね。

ファームでの捕手の育成状況、編成事情をみるとネクストの捕手を作るのは横浜喫緊の課題です。

構造的に戸柱を死蔵させざる終えない状況。

 

楽天には戸柱の恩師である光山コーチいます。

現在、楽天で出場機会を得ている捕手は経験不足。(巨人小林か戸柱か?かな

戸柱楽天放出で藤田再びでリーグ優勝、日本一というのはありえるシナリオです。

選手の活躍こそが大事です。

正捕手としては物足りない部分があるのは事実ですが彼には長所があります。

横浜を見返せるだけの力が彼にあります。

藤田も盗塁を増やしたいというチーム事情の結果放出されてしまいましたが

相手先の事情を考えると戸柱も十分あり得ます。

楽天新監督の石井は結果を求められています。

そういうのもあって戸柱降格もあるかもです。

楽天との交流戦終えてから話が本格化するかもですね。

 

 

いろいろポイント挙げましたが

今回の仕儀をみる事で新沼コーチへの評価は分かる事です。

チームで配球する事を横浜の場合方針としてきましたが修正する事になるかもです。

データだけ提供して決めるのは捕手という形。

谷繁らの方式でしょうか?

 

参考記事

打撃力こそ重要で「配球は結果論」? 現代の“捕手の在り方”が変わった理由 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

何度か引用していますが

「配球をチーム全体で決め、それを捕手・甲斐拓也が完遂した。他の捕手が出ても、同じような配球をしたはず。第1戦でエース・千賀滉大が登板しても、普段と異なる短期決戦用の攻め方をした。(勝敗を分けたのは)巨人の大城卓三と甲斐の捕手力の差?という声もあるが、そうではない。巨人も短期決戦用の戦い方をすれば勝敗も分からなかった」

 

配球をチーム全体で決める。

中畑監督時代からの方針で三浦など結構キツイ思い(外一辺倒縛りがあった)していましたが

その方式に公然と異を唱え真逆の配球をし巨人戦で打たれたのが伊藤光でした。

当然、その配球は違うわけです。

そして、その伊藤の配球の良さと言えばゾーンで攻める事。

三浦にとって大きな分岐点となりそうな予感です。

上手く行くかわかりませんが、、、さてどうなるでしょうか?

 

横浜一心を唱えた手前、三浦が我慢していたのは起用法みて感じていましたが

結果が芳しくない事でいよいよ動き始めています。

チームが苦しくなった事で三浦カラーが強まる。

よりしたいよりの野球になって破綻するか、はたまた上手く行くか。

 

したいと勝ちたいの狭間で苦しんでいますが

勝ちたいを監督からは強く感じています。

 

横浜の浮上の芽、見どころです。

かなり勝気です。

結果、ビハインドでも勝ちパを使うので疲弊しているのですが

外国人の早すぎる昇格も含め勝気でリスクをとる監督さんです。

君子豹変する可能性もあるとみています。

 

そこに期待したいです。

その第一歩が新沼コーチへの不信表明二回目になるかもしれない所に

不穏なベンチの状況を覚えます。

まぁー結果出てないのは事実ですからね。

上手く頑張って欲しいです。

状態良くなればLOB率などが良化するハズなので素の数字。

横浜のFIP(疑似防御率)3.52近づくかもしれません。

最もそれを阻害する要因が様々あるので無理なのですがFIPと実際の防御率(現在4.63)が一点以上も離れているというのも

私、見た覚えないです。

伸びしろはイロイロあるのですが様々な理由で今の成績になっています。

シーズン終えたら総括でふれるかもですが

数字のブレが凄い横浜です。

 

 

佐野の得点圏打率が悪い件について 2021.05.16

チーム状態が良化しないと悲憤が募りネガティブな感情の強い記事になるので記事更新休みます。

その前に一つ記事をあげておきます。

懸念通りなら今日も佐野の得点圏が悪そうなので一言。

 

今期の佐野の特徴というと左に課題がある点。

右はまずまず打ててます。

 

その佐野が打てる投手を佐野の前を打つオースティンを除く打者が苦手にしているケースが多いです。

 

結果、チャンスに弱い打者佐野と言うモノが作られていきます。

守備シフトや二年目の洗礼などで左に弱くなってしまいました。

 

バランス悪いんですよね。

ラミレスなら打順を動かしてイロイロ調整する場面です。

今期、そういう調整がなく個々で対応が求められています。

その調整に佐野が苦戦し始め打撃を崩し始めている懸念あります。

チームが勝てない、その原因になっていると感じている。

自分が決めなければ・・・

そんな感じでしょうか?

メンタルを重視していたラミレス時代と違い選手に厳しい状況です。

選手を少しでも楽にさせようと様々仕掛けを練っていましたが

 

今の打線バランスですと4番佐野は機能し難いです。

打率.312 出塁率.391もある打者が苦しみ始めています。

 

打点を上げられない苦しみを背負う事で状態悪化しかねないです。

 

ホームランの出なかった佐野に対しラミレスはその打ちでるだろうと評してました。

一方、三浦は佐野に状態を上げて欲しいと談話で話しているわけです。

 

どちらがより気を楽に打てるかは明白。

チームが委縮し始めているのはレポートしている通りです。

 

佐野の打撃が荒くなり始めています。

苦手相手に得点圏で打てるか?

 

本当は佐野が得意とする投手タイプの場面で得点圏に走者欲しいのですが

右相手 

打率.337 出塁率.434 OPS.954が

左になると

打率.269 出塁率.304 OPS.669になります。

 

今期の佐野でも佐野の前に梶谷、オースティン、ソトのような打者を並べると佐野の得点圏もみれた数字になったかもですが

オースティンぐらいしか佐野と噛み合わなさそうです。

構造的に佐野の得点圏が悪くなり易い可能性があります。

簡易に修正するなら左右で差が少ないオースティンを4番において3番佐野です。

どうすんでしょうね。

 

今日の相手は左の床田。

そこまで出所見えにくい投手ではなかったはずなので打って欲しいですが

得点圏で打てない事を気にし始めていそうです。

崩れ始めてるかも。

昨季、得点圏.312、出塁率.374の打者が今期.244 出塁率.333と苦しんでます。

出塁率みると四球は選び取れていますが今週の打撃は苦手な左相手に強引な場面が多かったです。

右相手ですと相手逃げちゃのかもしれません。

 

 

 

 

試合後追記

結果、

懸念通りに推移しています。

左腕床田相手に得点圏で2併殺、凡退。

5回までに10安打を放ちながら無得点の原因になってしまいました。

得点圏でない場面で得意の右腕からヒットを放ってましたが

ヘイト集めそうな成績となっています。

本当嫌になります。

 

数字分析していて痛感していますが

ネガティブ過ぎて希望を見出せません。

皆さんが考えている以上にしたいでチームを弱体化させています。

2019年はラミレスが三浦のしたいを修正しチーム浮上させましたが(正確にいうと仕切れずシーズン後半の失速の一因になっています

 

2021年は三浦が責任者です。

 

あまりに酷いので言語化中止する決断を前記事で表明していますが

文が荒れ過ぎていて我ながら酷いです。

 

新監督のしたいと出来る?のギャップを埋める事で現状解決できるとは思いますが時間が必要には感じています。

その先に横浜一新が待っています。

どんなチームになるんでしょう。

 

三浦を信じます。

その苦しみの先に何が産まれるか?見守ります。

何処かで踏ん切り付けるのか?それともこのままか?

勝気な監督さんです。

何らかしてくれるものと期待しています。

三浦がしたいを優先している理由について それがチームの為になると信じるが故

2018年オフの怒りが今の記事に反映されており

その怒り、懸念のままに横浜は優勝を逃しましたが

 

幾つか横浜編成には重大な過誤があり、その過誤が原因で低迷する可能性を私は捨てきれていません。

2021年開幕前に戦力あるのに前向きな最下位になるのでは?っと書いていた理由です。

 

戦力はあるんですよね。

困った事に。

過去の私の記事で言うなら、ここからチームは反撃だ(伊藤光と今永)とも書くのですが現監督がしたいを優先した野球をしていることで戦力を減じており前監督時代の戦力の最大化とは真逆の野球をしていることで

 

違いが原因で勝てない事で現首脳陣に無言の圧力を加えているような状況です。

表層だけ三浦はラミレス野球を継承していますが

あくまで表層だけで根っこが違います。

無理して似合わない服を着ている印象ありますが

苦戦止む無しでしょうか?

っと思っていたので戦力はあっても最下位予想でした。

 

牧と言う素晴らしい内野手が加入して戦力がマイナスというのは本来なく

前年との比較で多少マイナスかもですが総じて昨年に近い戦力が横浜にはあります。

昨年、横浜が記録した数字は過去最高でした。

戦力は十分あります。

 

従って今永に、今のチーム方針にマッチしそうな伊藤光の昇格でチーム状態いっぺんする可能性ありますが(勝つ事で三浦のメンタルが安定する

 

個人の経験(伊藤光)に頼った昔の野球になるわけで

何ともなぁーはあります。

その野球観でも勝てますし優勝できます(横浜の選手構成では無理です)ので良いのかもですが・・・

選手選択からやり直す必要が出てしまいチームで勝つのと個人で勝つのでは継続性の有無で雲泥の差が出てきます。

 

昭和の野球では捕手引退=低迷の呼び水になり易かったですが

今期は良くても伊藤光の力の衰えと伴に横浜はさらなる苦衷の迷路に入り込む懸念を覚え始めています。

 

高城、嶺井、戸柱三人そろって文殊の知恵というラミレス時代の経験が失われつつあります。

あの経験を一過性のものとしてみるのか、継続として捉えるかで球団の姿勢が問われますが。。。

 

さて表題の件です。

具体的に三浦によりどれだけ横浜が弱体化されているのか?

数字で記述しようと思ったのですが

書いていて2018年オフの怒りを思い出してしまい希望を見いだせるような記事になっていませんでした。

 

普通、この手の異常値とは修正し易いので浮上の芽なのですが

修正し難いと私が思っている。

理想と現実のギャップに三浦は嵌り苦しみ続けていると書いていますが

嵌っていると評している時点で修正困難と見始めているわけです。

 

おそらく伊藤光というラミレスとは違った野球観を持つ捕手を全面に押し立てる事で先の記事で指摘した事の修正を図るとは思いますが

 

それをどう考えて良いのか

伊藤光や三浦、ラミレスの野球観自体は独立したものでみると間違ってはいないのですが

全体最適化論でみるとズレる。

コーチとラミレスが野球観でぶつかっていた形跡はライターさんが語っている通りで

野球が違い過ぎる。

 

現在、三浦がしたいを優先しているのも

ラミレスの作った野球観では横浜が強くなれないと思っている事に起因していると思います。

 

思想、哲学、宗教観の違いのようなモノです。

 

で、問題はラミレスの野球観が勝てばいいという形に拘らない無宗教

理想はありますがリアリストよりで勝つことが大事な人。

なのでドンドン方針を変えます。

 

対して編成、三浦、コーチらの考える野球とは

こういう形で勝ちたい、勝つべきだと言う理想系が強い点でしょうか?

 

今の野球では横浜は強くなれない。

優勝できないと思っている。

そこに頑固さの原因があるかもしれません。

 

遠回りしてでも理想の野球をしたい。

けど、勝てない。

頭ではわかっているけどしたい。

そんな迷い、苦衷がある事で横浜は迷走している可能性があります。

 

本来、そういう迷いを与えない為に編成は調整すべきで

その癌は外国人野手なわけですが

三浦の野球観に反するソトとオースティンを残留させている時点で三浦を苦しめています。

 

三浦の意志は横浜一新、ラミレス的野球観の一掃である以上

それに編成は合わせるべきでした。

もっと言うならラミレスを招いたのがそもそもの間違いなんですが

 

中途半端な編成になっています。

仁志招聘が一つの答えで

中畑、三浦、仁志が本来横浜が目指していた野球の継承路線でしたが

間にラミレスと言う異分子を挟んだ事で迷走し始めている可能性を覚え始めています。

 

おそらくラミレスでなければ戦力に劣る横浜ですとAクラスになれなかったかもですが

あの5年間を丸々捨てる事になりそうで。

結果的に横浜は暗黒期に入り始めている危惧を抱き始めています。

ここまで一新よりになるとは私も思っていませんでした。

 

そこに編成の意志も覚えるのですが中途半端。

気の毒なのが三浦です。

三浦を大事にするなら、今回の仕儀を招いた当事者である進藤が火中の栗を拾って監督をやるべきで

ラミレスが形作った野球をぶち壊し焼け野原にした上で

三浦に引き渡すべきでした。

中途半端に勝てる戦力を三浦に残してしまった事で三浦が苦しんでいます。

 

リフォームって難しいんですよね。

その前の設計思想に対する理解がないと最適なリフォームできません。

その設計思想に対しネガティブな人が指揮をとったら作り直したくなります。

 

勝てる戦力があるので腹を決められない。

オースティン、ソトが居なければ状況変わっていた可能性ありますが

編成の過誤を覚えます。

三浦を監督にするなら、ソト、オースティン不要です。

 

彼らをいれる以上、リフォーム寄りの設計で今シーズン臨むと思っていたのですが

ソト、オースティンの契約年数を考えると

編成の意志は野球を変えるとともにリフォーム的な事を三浦に期待していたわけですが

 

三浦が優勝を目指し強いチームを作ろとすればするほどソト、オースティンは邪魔。

手詰まりになります。

そのどん詰まりの象徴が打てない2番打者、そんな関係性です。

 

さて、ここからどう三浦が考えを改めるのか?

それとも突き通すのか、その悩みを試行錯誤を見守りたいです。

 

三浦の采配をみていますと生粋の理想主義者とまでは行かず

負けず嫌いな可能性あって変化の可能性を覚えています。

コーチ時代と違い、修正早いですから

今の野球とは別の野球している可能性も捨てきれず

はたまた石の上に三年の精神で押し通すが

 

捕手を巡る起用をみていると二転三転、配球も含め修正し続けておりどうなるかわかりません。

一番の早道は昨年と同じ形にする事ですが

しないと思う。

しないと思うから理想と現実のギャップに嵌ると私に思われ指摘され続けている。

 

したいと出来るは違うと今期、随分記事で書いていますが

これが今期の横浜のメインテーマと見ています。

そこから何が産まれるか?です。

その創造性に三浦は間違いなくかかわります。

その方向性次第で横浜の近未来が変化しそうです。

 

良い意味でも、悪い意味でも転換点になりそうな予感です。

 

転換点を覚えるが故に

三浦がやってしまったチーム弱体化を数字面で記述するつもりでしたが

ネガティブ過ぎるので止めておきます。

三浦采配の何が悪いか具体的に記述しちゃい過ぎるとファンの心理逆なでしちゃうと思うので

 

その選択も含め見守りたいと思います。

同様な理由で編成がどうして失敗したか?の長期連載も休止したいと思います。

 

コメントを読んでますと私が2018年に感じた思いと同様な想いをして頂いてる方々が出始めていますが

私の過去感じた悲憤を呼び起こすような記事構成になっており時間をおきたいです。

 

一連の連載記事を冷静な気持ちで書きたいのですが

無念が先立って感情的な記事になってしまい。

未だに書けません。

編成に情状酌量の余地があると思いつつも最大のチャンスを逃したと思い始めていて無念が風化せず募り続けています。

 

さらに三浦を苦しめる今の状況が編成の失敗を私にどうしても想起させる事で上手く昇華できないです。

 

三浦の野球観に近い伊藤光と今永昇格でチームと監督が落ち着く可能性が高いとみており(この機でもダメなら今期はかなりキツイ

チーム状態落ち着いてから今後の連載方向を考えたいです。

 

 

横浜の伸びしろ 三浦監督次第な部分 投手編 2021.05.15

今日、雨天中止で監督さんには良い休みなればと思います。

カッカっし始めているので心配には感じています。

今永が先発復帰すればイロイロ数字戻るかもですが酷い数字にはなっています。

 

今回、被OPSと失点率の関係から横浜浮上の芽を探りたいです。

OPSが打者側で重視されるのは得点相関が野球の関連数字の中で高いからですが同様に被OPSも失点と相関が高いです。

極めて関係性の高い数字でしょうか?

 

その被OPSと失点の関係を散布図で分析する事で現在を観たいと思います。

使用データは2016~2020年のセでのデータ。

横軸は被OPS、縦軸は失点率。

相関係数は0.94。

疑似相関の可能性を考えなければ相関係数0.94は94%がた説明できる数字とでも思ってください。

 

 
OPSから計算されるy(予想失点率)=12x被OPS-4.325
 
    OPS 失点率 予想失点率 予想失点率-実際の失点率
2016 巨人 0.68  3.81  3.82  0.01 
  阪神 0.66  3.85  3.60  -0.26 
  広島 0.67  3.48  3.70  0.22 
  横浜 0.72  4.15  4.36  0.21 
  ヤクルト 0.78  4.95  5.04  0.08 
  中日 0.70  4.03  4.11  0.09 
           
2017 広島 0.67  3.76  3.70  -0.06 
  阪神 0.67  3.70  3.72  0.02 
  横浜 0.71  4.19  4.22  0.03 
  巨人 0.67  3.55  3.74  0.18 
  中日 0.72  4.38  4.34  -0.04 
  ヤクルト 0.75  4.66  4.65  -0.01 
           
2018 広島 0.73  4.57  4.44  -0.13 
  ヤクルト 0.74  4.70  4.58  -0.12 
  巨人 0.72  4.05  4.27  0.22 
  横浜 0.75  4.55  4.69  0.13 
  中日 0.75  4.66  4.64  -0.02 
  阪神 0.72  4.43  4.32  -0.11 
           
2019 巨人 0.72  4.03  4.34  0.31 
  横浜 0.72  4.32  4.34  0.02 
  阪神 0.69  3.95  3.91  -0.04 
  広島 0.71  4.23  4.16  -0.07 
  中日 0.70  3.86  4.09  0.23 
  ヤクルト 0.78  5.24  5.01  -0.23 
           
2020 巨人 0.68  3.57  3.80  0.23 
  阪神 0.67  3.93  3.74  -0.19 
  中日 0.70  4.17  4.11  -0.06 
  横浜 0.71  4.08  4.18  0.10 
  広島 0.73  4.45  4.44  -0.02 
  ヤクルト 0.79  4.99  5.16  0.17 
           
2021 阪神 0.63  3.08  3.25  0.17 
  巨人 0.68  3.47  3.80  0.33 
  ヤクルト 0.77  4.40  4.89  0.49 
  広島 0.67  3.67  3.66  -0.02 
  中日 0.64  3.16  3.31  0.15 
  横浜 0.75  4.99  4.68  -0.32 
 
2021年現在、横浜の被OPSから計算される失点率は4.68。
実際は4.99。
今期、9回までというもあって勝ちパの投手を投入し易い環境もあり全体に上振れしていますが
2021年横浜は大きく下振れしています。
その差は一試合当たり-0.32。
横浜は42試合消化していますので13.4点ほど相関係数0.94のグラフから外れています。
救援を投入し易い今期9回までという特殊事情を考慮するとより外れている可能性がありますが
数字上一人旅です。
開幕時はもっと酷かったです。
この背景があったので良化するのでは?っと盛んに記事で指摘していたのですが
ついにここまで来てしまいました。
 
今期の横浜並みの数字というと2019年のヤクルトや2016年阪神(藤波の懲罰や梅野でなく原口を起用していた)になりますがシーズン途中とは言え横浜が記録している数字は2016年からの数字でワーストとなります。
参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

当時、要望によりヤクルトについて分析しており

打撃迄分析して投手迄いきませんでしたが

これが原因でWARの割にヤクルトは勝てていません。

2021年の横浜も勿論、WARの割に勝ててません。

場合によるとより酷いかな ?

 

結局何が悪いと統計から外れやすいかと言うと

UZRや奪三振率、そしてLOB。

LOB率(疑似残塁率)が悪いと統計から外れやすいです。

 

現在のLOB率は

1位 阪神 79.0%

2位 巨人 78.8%

3位 ヤクルト 75.2%

4位 広島 75.1%

5位 中日 77.4%

6位 横浜 67.6%

 

この数字のインパクトですが横浜だけリーグ平均に対し10%ほど残塁率(疑似残塁率)が低いと解釈して良いです。

その10%というのは横浜のチーム被出塁率0.338に被打者1575を掛けると

532出塁。

これが67.6%しか残塁しないというのは計算上(疑似残塁率である点は注意)

172失点となります。

これが他のチーム同様75%になれば133失点。

計算上39失点減らす効果が期待できます。

 

OPSが高い(投手の実力が低い)とLOB率も高くなるのでリーグ平均並みのLOB率にはなりませんが低調な数字でしょうか?

 

短期では

2014年の阪神梅野(捕手交代)や2015年巨人の小林、2017年の戸柱(前年と違って捕手を鍛える為にベンチからのサインを減らした)などインサイドワークに課題ある捕手がリードすると悪化し易く

もしくはセットに課題ある投手が多かった2014年中日など一時的に悪化した場合ありますが

シーズン通しての数字でここまで悪いのは2019年のヤクルトか2016年の阪神となります。

 

ざっくり統計(相関係数0.94)から14失点弱ほど横浜の失点は多めのようです。

三浦マネージメントで投手側は約7%ほど戦力低下している可能性があると思ってください。

 

コメントで三浦の責任は?っと頂き記事化です。

バッテリー、コーチ、三浦で、それぐらいかな。

 

尚、ラミレス時代は通年プラスです。

 

勝負処間違っているような配球が今期多いように感じています。

えいやっで勝負して打たれています。

昨季までは四球おkの配球が多く相手打線を上手く寸断していたのですが下手くそなマネージメントしていますね。

 

捕手は昨年と変わりません。

違いがあるとしたら三浦が主張するゾーンで攻めろと新沼コーチと捕手のコラボ。

もしくはラミレス不在の影響なわけですが

ちょっと酷いなはあります。

 

個人的予想では昨年の形に戻せば改善するかもなので(可能性)

戻して欲しいんですよね。

投手と捕手を紐づけして負荷分散して欲しいのです。

しかし前記事ではないですが三浦の野球観に反する。

 

 どちらにしろ相関係数0.94から外れる過ぎる数字は修正し易いです。

開幕から何度も記事化している通り改善し易い分野でしょうか?

今期無理でも来期以降改善してくるかもですが三浦監督次第です。

 

尚、同じような目線で考えると今のヤクルト投手陣は上手くやり過ぎ。。。な可能性あり下がる場合あります。

巨人もヤクルトと同様上振れしているかもですがは原采配(中継ぎ投入タイミング)により流れ切るのが上手いイメージあるのと伴にデータに関してラミレス横浜並みに上手く使っていた球団ですから

 そういうモノなのかもしれませんね。

 

ヤクルトも下手ではないですから上振れてシーズン終えるかもです。

そこまで投手力あったかな。

高津監督優秀なイメージあるのでケアしているのかもしれませんね。

 

 

他、雑記

T-RA(FIPでも可)と防御率で見た数字ありますが

こちらの乖離は守備力に影響され易くDER(インプレーの処理率)が高いほどFIPより実際の数字が良くなります。

 

その疑似防御率と実際の防御率で差が最もあるのが横浜。

これがまた凄く・・・

こんな数字初めてかな。

今期は異例の数字を様々叩き出していますが

統計から外れ易いチームとなっています。

 

私が開幕前に戦力あるけど前向きな最下位になるのでは?っと予測していましたが

その通りに統計(戦力以下)から外れちゃいましたね。

 

次回、疑似防御率と実際の防御率の関係について軽く触れます。

数字分析でも、これスモールベースボール?っと評していた通り外国人不在にも関わらずベースランニング評価も守備も破綻していた横浜ですが

 

横浜一新かな

ここから三浦が何を学び、どう活かすか?

かなり負けず嫌いで短気ぽい(采配になっている)です。

こういう監督さんって自滅する場合もありますが勝ちたいを重視する傾向ありしたいを放棄をする場合あります。

実際、試合を先発が作れないので全力投球を早い段階で指示していますが

 

勝ちたいよりの野球を最終的にするかも?っと見ています。

結果、

大魔神

www.nikkansports.com

 引用

三浦監督は、どういう野球をしたいのだろうか

 っと言われていますが

実際は妥協しつつもしたいよりの野球をしていて横浜を弱体化させています。

参考記事

勝とうとするとラミレス野球に近くなる? 4/18 巨人戦雑感 - 所持雑感

 

したいでやっても

それを表現できる駒がないです。

 

 そんな思考錯誤を通して自分の野球をって事になりますが

酷い組織だな。

会社組織ならノーサンキュです。

ホント、0にしました。

ラミレスは横浜に不要でした。

 

あの経験が総てスポイルされる野球観(ラミレス野球を理解してない、そもそも編成も理解してなかった節がある)をもった監督を添えた時点で

横浜編成の問題点が見えてきますが

 

その思考錯誤も見守ります。

結局、継続性以外に編成が重視していたものがあって

その結果が今なんでしょうね。

 

編成意図をみますとラミレスこそが横浜にとって異分子だった可能性があります。

まぁ、しょうがない。

コーチも前年との比較でやり易くなっているハズなんですけどね。

横浜一心が一新になり、さらに若さをさらけ出していますが

野球観が三浦監督並びにコーチらとラミレスが違い過ぎた可能性あります。

 

新任監督が采配で戸惑ったり硬直化してしまうのは仕方がないとして、それをフォローし、進言するのがコーチ陣。だが、その様子があまり感じられない。前任者よりも仕事はしやすいと思うのだが……結束力を

#baystars

— 石塚隆 takashi ishizuka (@zooker72) 2021年4月10日

ライターさんに前任者より仕事がやりやすいと思うのにっと言われていますが 

結果が出てない横浜です。

 

藤川とラミレスの対談聞いていると時代の違いを覚えます。

対談聞く限りでは藤川、ラミレスのような野球観が少数派だったようです。

そりゃ合わないよなぁっと思う今日この頃。

 

 

横浜の伸びしろについて結局は三浦監督次第  序論

開幕から再三書いている捕手、バッテリーコーチ、三浦の連携面における問題。

三浦が求める野球に対し現場が対応しきれていません。

 

その結果に三浦が切れて二軍から昇格即、実績のない上に相手打線、自軍投手の状態を把握でてきてなく実戦勘もない高城に先発マスクを被らせるなど混乱し続けていますが

参考記事

4/25 横浜一新、終わった・・かもしれない 4勝19敗4分け - 所持雑感

 

どうも未だに混乱しているようです。

改善傾向が見えたと思いましたが停滞気味です。

 

優しい監督と言うより感情的な采配が目につく新監督です。

 

かなり鬱憤溜まってるのかな?

三浦の投球スタイルって闘争心全面に押し出していましたが優しさだけじゃ語れないんですよね。

勝ちたい。

監督采配に余裕をもたらす一番の良薬は勝利です。

選手はラミレスに鍛えられているのかタフなようですが監督だけ空回りしている感あります。

勝利に飢えてるが故に厳しい采配をしています。

後で手痛いしっぺ返しを食らうかも含め注目しています。

 

2021年にLOB率と言うコトバが盛んに出てくるようになりましたが疑似残塁率のようなモノで中畑監督時代や、その時代との対比で2016年の横浜、そして2017年の戸柱について記述しています。

 

この数字が横浜良くないです。

懐かしい数字です。

横浜の良さの一つがLOB率でしたが、それが現在芳しくないです。

 

縛りがあるのか勝負し過ぎる傾向があり雑な配球となっています。

勿論、三浦が唱えるファーストストライク、ゾーンで攻める自体はラミレスの言うファーストストライクの逆バージョンで手段としては正しいのですが

 

部分最適化の罠に嵌り結果を出せてないです。

手段と目的が入れ替わる采配。

2番に打てない打者を置いていますが同じ事が言えます。

中畑監督時代の野球に近いかな。

 

配球傾向に関して前任者のラミレスの配球が如何にボールを振らせるかにあったので捕手陣が慣れてないのもあるかもですが

ゾーンで攻めるというのは投手側に素の力がないと無理です。

結果、底上げされていたものが消え、さらに底が抜けて実力以下の成績になっています。

平均に収束して欲しいのですが最近の捕手の使い方をみると戸柱固定から嶺井固定へと膨大なマスデータを処理する方法論として有効だった負荷分散を止めていますので

今の所改善の目途なしに感じています。

嶺井がいっぱい、いっぱいにならないように負荷分散して欲しいのですが

同時にバックアッパーの戸柱、高城の試合勘が鈍るので三人そろって文殊の知恵が機能しなくなる懸念がありネガティブな状況です。

 

最終的には伊藤の個人技。(ゾーンで攻めるに慣れた捕手)

高城を昇格即起用したように伊藤に頼る可能性が高く、その伊藤はデータにあまり頼らない昔ながら配球です。

バッテリー主導型の配球を得意としています。

相手打線を分析した結果を基に配球する傾向が強い他の捕手とはテーストが違う捕手です。

谷繁らの野球に近くなりそうな横浜です。

因みに谷繁野球と言うと全年代に渡りチームWAR以下の勝率しかチームにもたらしてなく

似た事になる可能性もあるかもですが

さて。

三浦の目指す野球は谷繁よりですが全面的に谷繁よりでなく折衷案を目指しているようなので

そこに期待したいです。

 

藤川が捕手として矢野、城嶋、阿部を評価していましたが

阿部は藤川、ラミレスよりで。

谷繁は直感、経験に頼る配球でした。

型がなく野村監督に批判されていた配球。

結果は出せるのですが独特の勘に頼る配球。

故に捕手で差が出やすかったです。

これが巨人や横浜式ですと捕手間で差が出にくいのですが

参考記事

打撃力こそ重要で「配球は結果論」? 現代の“捕手の在り方”が変わった理由 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

引用

配球をチーム全体で決め、それを捕手・甲斐拓也が完遂した。他の捕手が出ても、同じような配球をしたはず。第1戦でエース・千賀滉大が登板しても、普段と異なる短期決戦用の攻め方をした。(勝敗を分けたのは)巨人の大城卓三と甲斐の捕手力の差?という声もあるが、そうではない。巨人も短期決戦用の戦い方をすれば勝敗も分からなかった」

 

チームとしてというより捕手個人に頼る(より)野球を一部目指しているようです。

結果、三浦横浜は落ちるところまで落ちるか、個人技に長ける伊藤の昇格で浮上するか

 

これが三浦横浜の分水嶺になるかもです。

三浦が宗旨変えしないならば

伊藤のゾーンで攻める、データに頼らない個人の感性を重視した配球でチームが浮上する可能性あります。

まぁ、それも実績上、力のある投手でないと無理なので限界あるのですが

そういう野球もありです。

梅野で結果を出している阪神が好例しょうか?

 

三浦の理想は阪神梅野ような捕手を正捕手に抜擢し固定する事のようですが

横浜の捕手陣ってそこまで個人で優れてないと思うので

また、

したいで破綻するんじゃないかと懸念しています。

投手コーチしていた2019年にしたいでチームに混乱を呼びこましたが

懸念していたとは言え今期もです。

 

現実と理想(したい)の狭間で苦しんでいる三浦横浜です。

したい自体は勝利に向けた手段として有効です。

なので構わないのですが

現実と理想のギャップを埋めてくれないと机上の空論となります。

長平の戦いで敗戦を呼び込んだ趙括みたいに感じる部分があり

紙上に兵を談ず

でしょうか?

 

したいと現実のギャップに苦しんでいます。

このギャップ云々も今期のキーワドでしょうか?

 

これは投手側でなく打者側でも起きていて横浜は弱体化させています。

このギャップを指揮官が埋める事で、選手たちが咀嚼する事で埋まるかもですが時間が必要かもです。

まさに0スタート。

ラミレス時代の5年間とは?っと感じる有様です。

 

普通の会社組織なら無能の誹りを避ける事できません。

業績悪化。

こんな上司最悪ですが野球の場合許されるのが面白いですね。

 

社員なら怒りますが

ファンは許してくれます。

まさに情。

人気興行ですからね。

 

まぁ、編成が悪いです。

三浦を監督として育てるという意志もあるようですから

 

横浜ファンは監督の試行錯誤、苦しみによりそってください。

三浦が何に苦しんでいるのか数字的サポートはしていきたいです。

 

さて、現状の横浜の浮上の芽について具体的にですが

まずは投手編、次いで野手編です。

運用が上手く行ってなさそうな数字が多々でてきますが

まさにラミレスと逆で、そりゃ弱体化するよなっと。

三浦野球の課題を語っていた過去記事と重なりますが再編集します。

特に投手面が重要と思うので過去と今の比較、計算他しています。

 

次回、投手編です。

今回、実は投手編で書こうと思っていたのですが長くなったので序論として位置付けておきます。

 

この後、登板過多気味の中継ぎが爆散しさらなる苦難が三浦横浜を襲うかもですが

中継ぎ運用もラミレス時代を参考にしているとは言え危ない橋を渡っているようで

特に三嶋が変な投球していて気になります。

 

巨人岡本にホームランを打たれたシーンは2球連続でフォーム崩れていましたが大丈夫ですかね。

暫く休ませた方が良いのですが。

 

あーいう形のシュート回転って危険信号です。

ただのシュート回転じゃないんですよね。

初回得点が少なすぎる横浜について思う 2021.05.09

個人的に注目している数字として投手側はLOB率(疑似残塁率)あります。

監督、バッテリーコーチ、捕手で、その解釈を巡りドタバタしていた形跡があり効率よく失点を重ねていました。

統計から明らかに外れ過ぎており本来の力を出せていません。(過去形?)

経験ない捕手がリードしているような有様でした。

その辺は過去記事で書いていますが

 

現在のLOB率67.4%。

リーグで唯一の60%台。

 

期待通り徐々に改善しつつあります。

確かに横浜の投手陣は不安定でしたが

あんな状態になったのは今期が初めてでなく常態化してまして2019年オフに、その層の薄さを嘆いていた通りです。

そんな脆弱な投手陣を引っ張り続けた横浜捕手陣。

今永、平良らが不在でも試合を作れる程度の捕手インテリジェンスが横浜に過去あったから2020年に今永、平良がシーズン半ばで離脱してもAクラス争いが出来ています。

 

そのレベルを彼ら(捕手陣)に期待はできると思っています。

ラミレス時代との乖離が強いネガティブな数字が様々ありますがLOB率も乖離がある数字の一つです。

チームとして70%を切るとしたら中畑監督時代にまでさかのぼる事になります。

短期では経験不足だった戸柱が正捕手として頑張っていた2017年。

彼の教育の為に配球を戸柱に任せた時や2018年のセに不慣れな伊藤ショックなどありましたが

さて、結果はどうでしょ?

 

私個人は改善可能と思うので(三浦次第)早晩戻るとみています。

他の記事でも同種の事を書いていますが

 

今回は打撃面で注目している数字です。

これもイロイロネガティブな数字が並んでいます。

試行錯誤の過誤もあるかもですが柴田の四球率が例年の30%になったり宮崎の三振率が例年の3倍近くになるなどカウントを作るのに苦労している打者が多かったです。

 

過去との比較でカウントを作れなくなった打者の多くが球数を稼ぐ、潰れ役を期待されている1,2番でしたが

その影響か初回得点が極めて少ないです。

1,2番が出塁できていません。

出塁率軽視打線と揶揄されていた時代ありますが

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

三浦の方がより軽視しているとも感じる状況でしょうか?

勿論、三浦もラミレス同様出塁率を軽視しているわけではないのですが打順を考えると今の形になり初回得点が減るわけです。

選手構成上の問題です。

故にラミレスも同様な苦しみを与えられていましたがラミレス時代の初回得点は常に多く、その差を覚えます。

初回得点が増えなくても総量で増えていれば良いのですが初回得点が少ないチームで上位進出できたチームないので考えて欲しい部分ではあります。

 

今の所、打撃面に関し三浦監督になってポジティブに変化した数字はありません。

結局、カウントを作れるだけの技術が彼らにないからなんですがしたいと出来るの乖離を覚える状況にはなっています。 

 

バントできない打者にバントを命じたら負け易くなりますが似た状況でしょうか?

一部打者が委縮し積極性がなくなっています。

神里など三浦の求める1番像と自身の技術不足の間に嵌って苦しんでいる感じです。

昔の桑みたいな状況でしょうか?

その桑が成績的には十分ではないですが我関せず球数を稼いだり初球を狙い打ったり昔と違いケースで打撃し始めているのも苦しんだからですかね。

塞翁が馬

昨年、二軍で大村さんに鍛えれたからかもですが

山下同様、心を整えられている印象はあります。

 

初球打つなでなく、打って良いんですが(実際打ってる)球数も稼げ。

相反する命令を出している事でチームが混乱していた、している?横浜です。

 

初回得点が7点しかありません。

 

各チームの初回得点ですが

巨人 28得点(全体に対する割合19%)

阪神 26得点(15%)

広島 15得点(14%)

ヤクルト 12得点(9%)

中日 12得点(12%)

横浜 7得点(5%)

 

これ異常値でして一般的なチームは初回か5、6回に得点ピークが来る事が多いですが横浜の場合上位が潰れているので初回と5回イニング別で最も得点が少なくなっています

 

1、2、8,9の先発の打力に課題ありますので代打が重要になってきます。

そして打てない1,2、8,9が打つとかなり試合を楽にさせてくれていますが

8番捕手か1番中堅が打つと試合を決めている場合多いでしょうか?

 

チーム総得点は

1位阪神 165

2位巨人 147

3位ヤクルト 138

4位横浜 137

っと点を奪え始めていますが勿体ない状況には感じます。

現在のバランスは得点効率は良いようなのですが(集中打多い)

1,2番に関し積極的に動くか見どころでしょうか?

 

因みに別記事でも広島がヘンテコな数字を出していると書いていますが

本当に酷く、悲惨。

数字以下の得点しか奪えていません。

 

三浦が一部妥協して前任者の野球に近くなっている部分がありバントを命じない事(出来るシチュエーションでもないですが)で大量点奪っていますが

 

広島は何をしているんですかね。

細かくみたい題材ではありますが。

 

因みにラミレス時代の場合イニング別得点は初回が1、2番目に多かったです。

打線回り考えると、それが一番得点増えますからね。

 

リーグ得点王は阪神近本の27得点、次いで菊池の26、次に4番佐野の24得点。

一般的な4番打者としての働きを佐野は果たしていませんがチームを引っ張っています。

得点圏打率は概ね技術論で論じられると思っています。

佐野の低い得点圏打率(.270もありますが低いと思われている)も数で対応できる類の問題です。

横浜で最も確率の良い打者がチャンスメイクしている現状は何ともですが

 

改善して欲しいポイントでしょうか?

1番が平均的打者以上の打力を示せれば自然、改善するかもですが

起用法をみると桑原待ちのようです。

苦しんだ先に今の桑があるのかもしれません。

スタメン奪われる事に怯え自分と戦っていたような姿はないかもです。