5月打率.293、出塁率.420、OPS.859でも場を失いつつある柴田と、その柴田が序盤打てなくなった原因について思う

news.yahoo.co.jp

そりゃ打てなくなるよなっと

それと、この手の記事ですがどうして打てないのか?の分析が毎回弱く・・・

 

物語性は十分(故に面白くは感じますが、その手の記事だらけで面白くない)なんですがwhy成分が少なく横浜系に限らないと思いますが

 

物足りなく感じるんですよね。

サッカー系の記事ですともう少し踏み込む印象で経済紙などだともっと踏み込んでくれるのですが

野球ファンの需要で言うと物語性を好むのかもしれないです。

 

なのでつい記事を書いてしまうのですが

先日のシーズン中のキャンプを褒め称える記事も物語的には面白いです。

しかしあれじゃダメなわけで

どうして石井コーチがシーズン中にキャンプモドキをさせたかにあります。

デメリットがあるからこそシーズン中のキャンプモドキが一般的ではないのですが猛練習=頑張るチーム、感動したの流れで記事を彼ら書いちゃうんですよね。

 

止めて欲しい。

もう少し掘り下げて欲しいです。

 

そんな柴田が場を失いつつあるように感じます。

5月だけを見れば18試合に出場し打率.293、出塁率.420、OPS.859を記録したにも関わらずです。

 

横浜強くなったとも感じる部分でしょうか?

一昔前までは内野手が足りなさ過ぎて柴田の先発出場を阻んでましたが

参考記事

柴田がオープン戦で起用され難かった状況と倉本を二軍に落とせない理由について所感 打順選考④ - 所持雑感

参考記事

CS柴田の出場を阻む編成状況について想う - 所持雑感

 

様相が変わって来ています。

あの頃は柴田をチーム編成上の理由で先発起用し辛かった横浜です。

しかし今は出来る。

そして柴田は今のままだとバックアッパーに回ると思いますが(この背景があるので柴田も打撃改造などしてチャレンジしている

 

森の打撃はともかく(去年のイメージで話しています)柴田の遊撃守備力には課題あり

日曜(5対6で楽天に負けた試合)の試合でも確認されましたが視野が狭いと感じる時がある野手です。

大ポカする原因かも?っと勝手に想像していますが結構、多いんですよね。

失策にならない守備がです。

 

凄く良い投手から打つ時もあれば、ありゃという打撃をするように集中力に粗密を感じる場面が多く守備でも同じです。

人間らしいと言えば、人間らしいのですが

高い集中力を維持し続けるのは大変です。

 

昔、基準で言うと柴田でも十分上手かった可能性ありますが(源田が柴田の守備を参考にしているから柴田の守備は上手いと言う人いましたが部分を参考にするのと全体では評価変わります)

今基準で言うと遊撃向きではないからこそチームは早々に二塁で起用していたわけです。

その二塁には牧が

 

横浜の戦力素性が良くリーグトップクラスと昨年来言っている理由は牧です。

この牧が居るか、否かでまるで状況が違っています。

結果、押し出されるように柴田は遊撃を守るようになってきていますが

 

タイプ的に向かないなんですかね。

新人時代から、その守備みて思っていますが二塁ならGG級評価(粗密の激しい選手なので年ごとに印象変わりますが上手い二塁守備とみています)でしたが遊撃を守ると厳しい印象が増します。

 

そして柴田より上手いと感じる森(技術は柴田>>森ですが)ですらおそらくUZRでみるとややプラスぐらい。

UZR+5点減らすぐらいでしょうか?

それでも今の遊撃陣より守備良くなるので森が選択されるかもです。

後は打撃で.250弱打てれば・・・です。(8番森を希望)

 

今、遊撃新時代を迎えており

www.youtube.com

www.youtube.com

 

昔、オリックス安達みて凄いなっと思っていたら

西武源田が現れ驚愕し、その源田は2018年に遊撃手として初めてシーズン500捕殺数(526捕殺)を記録しています。

 

新人時代の源田をみて記事を2017年に書いていますが

参考記事

現在、最も上手い遊撃手と思う西武源田と、京田について雑感 - 所持雑感

www.youtube.com

 

この源田と遜色ない、もしくはバネだけでは上野の方が上と感じてしまう状況で凄い。

ほんと、凄い。

しかし源田凄いな、改めて思います。

そして上野は交流戦で観たかった。

上野は打撃に課題ある事で二軍にいますが遊撃守備は抜擢即出てくる印象強いです。

二塁は菊池を除くと経験で良くなるタイプ多いですが動きが違うんですよね。

 

ばねを感じさせるプレーです。

森も横浜の遊撃手としてはばねを感じますが

バネを感じさせる遊撃手が増えて来ています。

 

全体的に打者、投手も守備も含め新時代を感じさせる状況になりつつあり

この辺が各球団育成芳しくないと感じる原因になってるかもです。(旧来指導が時代遅れになってる?)

 

横浜も最近入団した選手中心に出てきています。

時代の変化を覚えます。

 

そんな時代に抗う柴田や倉本らですが

その思考錯誤を楽しみにしています。

 

その柴田が新人の2016年は開幕先発メンバーに連ねていた横浜。

2016年基準で柴田は大きく成長しています。

柴田28歳、野球選手として最も力を発揮できる年齢ですがその柴田が場を失いつつあると感じてしまうほど横浜は強くなったとも言えますが

 

やっぱり厳しい世界です。

 

頑張れ柴田。

 

さて、表題に戻りますが

どうして柴田は開幕序盤打てなかったのでしょう?

 

答え分かる方、書き込み御願いします。

因みに過去記事でも何度か指摘している通りだったわけですが

 

その結果を踏まえどうなるかですが

柴田、打撃アプローチ変えてるじゃないかと思う今日この頃です。

そこまで至らないんですよね、

横浜系のライター。

 

どうして打てなかったのか?考察がやや足りない状態でインタビューするから

深い所に入れないのかもしれないですけど。

もう少し踏み込んで欲しい。

 

その結果、今の柴田がみえこの先の柴田がみえてきます。

 

 

 

セの戦力について 22.06.02

DeNAの新潟発「シーズン中キャンプ」でサバイバル過熱中? こりゃシーズン厳しい - 所持雑感

書いてシーズン後半戦に対し懐疑的になってしまいましたが

依然、横浜の額面戦力はリーグトップです。

故障者、離脱者、不調者戻れば強い。

そもそも現時点で3割打者複数抱えているのは横浜だけです。

実力を出せなかった東の豆の状態が戻れば以前のキレと精度戻るはずで

楽しみにしていたのですが

チーム疲れちゃう危惧生じ始めています。

実際、休みが必要な選手に対し雑に扱い故障させているのでダメなんですが

参考記事

「一番やってはいけない。防ぎようがあった」と感じる三嶋の故障 - 所持雑感

 

そういっても横浜は強い。

戦略(選手)の劣勢を戦術面(運用)で覆すのは至難ですが

戦術面(運用)の不備を戦力で覆すのは割合楽です。

選手が全体勝敗の90%以上占めてると推論しているのは過去記事で書いている通りです。

 

横浜の現時点6/1の戦力は

チームOPS

1位 巨人 .690

2位 ヤクルト .688←中村復帰後急速に上昇

3位 横浜 .671

4位 広島 .657

5位 中日 .656

6位 阪神 .606

 

チーム被OPS

1位 阪神 .632

2位 中日 .660

3位 広島 .666

4位 ヤクルト .679

5位 巨人 .680

6位 横浜 .703

 

チームOPS-被OPSの差分

1位 巨人 +0.010  

2位 ヤクルト +0.009

3位 中日 -0.004

4位 広島 -0.009

5位 阪神 -0.026

6位 横浜 -0.034  

 

参考記事

名将か愚将か…セ・リーグの監督を査定してみた【2021年版】〈dot.〉 - 所持雑感

使用した数字はOPS(期待得点)-被OPS(期待失点)と勝率の相関をとりOPSと被OPSの差分から期待される予想勝率の乖離でランク付けしています。

 

相関係数は0.89

Y=1.376 x(チームOPS-チーム被OPS)+0.501

差分0(原点)で勝率.500となります。

 

上記数字を使って期待勝率を計算すると

チームOPS-被OPSの差分

1位 巨人 +0.010 期待勝率 0.515  実際の勝率.544

2位 ヤクルト +0.009 期待勝率 0.514  実際の勝率.608  

勝ちすぎですが中村復帰以上急激にチーム成績も改善しており巨人とマッチアップの様相。

3位 中日 -0.004  期待勝率 0.495  実際の勝率.462

4位 広島 -0.009  期待勝率    0.489  実際の勝率.519

5位 阪神 -0.026    期待勝率  0.465  実際の勝率.389

6位 横浜 -0.034 期待勝率  0.454  実際の勝率.438

 

阪神さんがスアレス放出の影響で中継ぎの構成に苦戦しさらに有力な外国人野手を補強できなかった事でチームの形を作れず勝てていませんが地力上位であり

 

横浜も故障者が多く数字自体悪いですが伸びてくる予定です。

 

また、

横浜は昨年と同様、今の所戦力を上手く活かしきれてなく期待得失点と実際の乖離で見ると過去10年でワーストペースとなっています。

監督相関の低いピタゴラス勝率でみると得失点リーグワーストの横浜は良くやってるのですが

期待得失点でみると

参考記事

チームRC(得点創出力)と実際の乖離、他雑感 2022.05.31 - 所持雑感

引用

チームOPS、被OPSで期待される得失点は-13点。

本来期待される得失点-13点ですから、この辺が監督とピタゴラス勝率が相関し難い原因とみています。

チームOPS、被OPSの割に得失点悪くてもピタゴラスで使われる数字は実際の得失点である-56点です。

得失点の根拠となる数字にピタゴラス関係ないです。

 

尚、横浜が現在記録している数字は

今永、石田、濱口ら主要投手とオースティンら主要打者が抜けていた状態での数字です。

彼ら不在の影響でチームバランス崩れていた面もあり主要選手が戻る事で純粋な戦力アップ並びにバランスが修正されることで(リズムが良くなる、ラミレスの言う勢い

早晩戻ると思っていたのですが

今の運用方針ですとシーズン終盤で大きく目算狂う危惧あります。

 

大和など一時、明らかにコンディション低下していましたが・・・

なんでシーズン中に

DeNAの新潟発「シーズン中キャンプ」でサバイバル過熱中(スポニチアネックス) - Yahoo!ニュース

やるのか・・・

 

野球選手は習性的に

「なぜ、野球部の練習は長いのか?」 -他の運動部との比較と野球部員の部活に対する不満から読み解く- - 調査・研究 - 笹川スポーツ財団

「みんな頑張っているから自分も頑張らなければ」という気持ちが強く

になり易いので

ハンドリング難しいのですが・・・

日本人的むら社会構造、皆がやるからの上に重ねられる習性です。

抗い難いチーム方針になってるかもです。

 

2番佐野でチームは進塁打を必ずしも命じているわけではないですが

佐野がランナー1塁居ると進塁打を意識した打撃をしています。

実に日本人らしいです。

そして凡退すると。

 

日本人の倫理観、事の是非感が個人(判断の積み重ね)に立脚してなく空気に流されるのは日本人の良さであり欠点なのですが

戦前の日本が敗戦に向かったのも空気によるモノらしいです。

戦争指導者の60%以上が勝てないという考えていた戦争をするに至っていますが

 

似た構造の強化版が野球界で部活動通じて養われた感覚かもです。

これ自体、かつての日本では組織文化上有効で体育会系が就職で強かった理由でもあるのですが

察する事が大事なのが日本文化。(空気を読む)

 

皆で練習を頑張ろう。

 

これが上手く機能して若手が伸びるか、実績組が潰れるかわかりませんが

要注目です。

若手が触発されて伸びる可能性もないわけではないですし

その際のストーリーは優勝時に彩りを与えてくれると思います。

 

私がネガティブに語ってしまった新潟の練習も優勝に向けた華やかな色どりになるかもですが

 

私、そういう物語見た事がなく

秋季キャンプや二軍でならあります。

チーム打撃を求められ打撃を崩していたのを首覚悟で自身をホームランバッターであると再規定し2013年に場を確保した梶谷。

秋季キャンプに置いていかれ自身のやりたかった打撃を大村コーチと見直し2014年に活躍した筒香のような例は見た事があるのですが

 

シーズン中にラジカルチェンジできる選手は少ないかもです。

大体の選手は今ある武器で戦います。

その武器を基に使い方を考え直す事(積極的に打ちに行くとかアプローチを変える。)で成績改善する選手いますが

効果あるとしたら技術的に伸びると言うより気持ちかな(アプローチ面)。

 

チーム一体で何かを為す的な効果あるかもです。

非合理に感じる横浜の行いですが

そういう物語はあるかもです。

 

野球は極めて個別性の高いスポーツですが

同時に団体スポーツでもあり今の横浜は割合前向きに野球していますかね。

 

ラミレス時代は未だ我儘な選手が多く筒香がベンチで激怒していましたが

そういう甘さを感じなくなっており

明日は別の日、タフな選手が多いです。

 

宮崎をみて牧が伸びたように実績組と若手が伴にする事で伸びてるくる可能性は否定できません。

 

もしかしたら。。。

 

 

 

DeNAの新潟発「シーズン中キャンプ」でサバイバル過熱中? こりゃシーズン厳しい

news.yahoo.co.jp

 

この行為を褒め称えるスポーツ記者も記者ですが。。。

頑張ってる感だけは伝わってきます。

 

日本の生産効率の低い仕事みたいです。

やってる感が重要。

テレワークで、そんな人が苦戦してそうですが

 

確かに練習時間増えています。

問題は、これが成果に結びつくか。

相関するかです。

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用

練習・訓練の累計時間で説明できる部分はわずか12%程度だそうです。

特に着目したいのが、

高いレベル技量に関していえば、練習にかけた時間は必ずしも重要な役割を果たしていない

 です。

低い技量に関しては練習・訓練の累計時間の影響は大きいようですが難易度が高いスキルに関しては相関が弱いようなんですよね。

まぁ、そりゃーそうで練習時間が総てならMLBでも猛練習しているでしょうから。

 

谷繁中日の練習量も半端なく多かったですが結果どうだったでしょう?

ヤクルトはここ10年で最も最下位が多いですが練習時間関係しています?

若手伸びずセでも最も戦力外獲得しているチームがヤクルトです。

 

ヤクルトは高津監督のマネージメントで勝っていますが一時セ5位の戦力(中村復帰後急速に良化していますが)で首位とか本来オカシイですからね。

 

シーズン中ミニキャンプで効果が高いのは二軍に落ちた際に再調整する時です。

一軍で常時やるような話でなく

 

これシーズン後半に息切れするんじゃないのかな?

故障が多いわけだ・・・

 

適度に休養させて筋肉の損傷を回復させないと故障し易いですが

このチーム大丈夫なんですかね。

石井コーチもわかっていてやってる可能性も覚えますが

気持ち重視なのかな。

合理でなく非合理が時に有効な場合あります。

気持ちで勝てる場合ありまして・・・

それはわかるんですが

秋に過密日程、連戦を控えホーム横浜での酷暑。

 

優勝するかもっと記事で書いてましたが撤回させてください。

戦力運用考慮するとAクラスまででしょうか?

ファンの大多数はAクラスでも素晴らしいと評すと思いますが戦力考えると。。。

横浜強いんですけどね。勿体ない。

他球団が例年以上に万全でない今シーズンかなりチャンスなんですが

 

「キャンプの練習が足りず、シーズンに影響しているのでは?」

 

ヤクルトも野戦病院と揶揄されるほど故障多いチームでしたが練習が足りないから故障していたわけじゃないです。

 

調整期間でもあるはずのキャンプで練習足りないからシーズンに影響しているとかになるのが理解できないです。

正しくはキャンプ中から故障が多かった横浜です。

 

故障しない為の体作りとかしています?

その辺のノウハウは石井コーチこそが持っていると思いますが

猛練習の前提であると体出来てないじゃないのかな?

 

ボクシングやサッカー?(練習時間減らしている先駆けのようなチーム多数ありますが)、ラクビーのように走行距離の長いスポーツ。

テニスやバトミントンもそうですが

 

野球はちょっと違っていまして

sugucchi.asia

 

技術系と言いますか短距離系に近いスポーツです

野球は間のスポーツと思っていますが

投手対野手が基本の瞬間、瞬間が重要なスポーツです。

160キロ弱とか言う最後まで見れない(軌道を予測して打つ)ボール打つスポーツです。

球速向上に伴いミートグッバイが多くなっていますが

ミートグッバイって練習時間多くする事で防げるのでしょうか?

野球界の常識ってかなりズレてるイメージなんですよね。

この表題の元記事を書いた記者も含めてですが

 

 

ちょっと毛色が違うんですよね。野球。

他のスポーツ以上に単純な練習でなく特殊なセンスを磨く必要があるように思えるのですがが

NPBでは単純に練習時間が多いのが好まれる。(その理由は苦しい時に生きてくる、そこは同意するんですが・・・)


www.ssf.or.jp

 

実は野球詳しい人ほど、経験者ほど練習時間長い事が重要に感じてしまってるようで

中学、高校に上がるにつれ練習は厳しくなり、楽しみ志向は教育志向や勝利志向へ変化していった。特に高校時代は調査結果の通り、平日は3~4時間の練習、休日は7~8時間練習をしていた記憶がある。休みも平日に1日あるかないかという環境だった。当時はそれが普通だと思っており、不満を感じたことはほとんどない。「勝つためには練習量が必要だ」「みんな頑張っているから自分も頑張らなければ」という気持ちが強く、必死になって練習をしていた。その結果、厳しい練習や長時間の練習が当たり前となり、その当時は自分自身の練習時間に対する感覚がずれていることにまったく気づかず、野球部はこういうものだと思っていた。

 

厳しい練習や長時間の練習が当たり前となってる可能性を横浜ファンだけなく横浜首脳陣から感じますが

しょうがないですかね。

 

単純な練習時間で図れない部分もあり

どうなんだろう?あります。

結果、石井コーチの指導で全体がビルドアップしたチームが少なく指導に合う選手、合わない選手で乖離激しいとみていますが

 

これも試行錯誤の一環。

我慢、我慢。

 

石井コーチには長期にわたり横浜を指導して頂き、そのノウハウを言語化して欲しく期待しています。

三浦監督や進藤GMに関しても同じです。

流石に、この戦力で最下位はあり得ないと思いますが今年最下位でも辞任せず、試行錯誤を続けて文化を残して欲しいです。

 

今、彼ら辞めると中途半端な形になりそうな危惧があります。

何が通じて、何がダメだったか?

球団として残して欲しく期待しています。

 

尚、故障者には

「開幕に合わせろと言わない」 DeNA三浦監督が故障の佐野、今永を"急がせない"ワケ | Full-Count - (2)

引用

科学的なアプローチを重視する球団

だそうです。

バケツに穴が空く(故障者が出る)前に動いて欲しいんですけどね。

何やってるんです?君たち。

 

阪神の人たちとの比較でコロナ離脱した石田の復帰が遅れていますが

故障後の調整、この辺はしっかりやってそうです。

 

戦略室が悪いと思います。(投げやり)

しっかり指導して欲しいですが彼ら職務怠慢過ぎませんか?(暴論)

私の行き場のない想いは戦略室にぶつけさせてください。

現首脳陣を指導しないキミたちが悪い。

おそらく立場上、強く指導してない、出来ないと思いますが

 

外部関係者に強く言わせた方が良いのでは?

その上で現場に判断させた方が良いです。

内部からの厳しい指摘は日本では難しいです。

調整型タイプが好まれる理由ですが

佐野1番、牧4番の課題について 5/31までの実績上シナジー効果なし

先の記事

チームRC(得点創出力)と実際の乖離、他雑感 2022.05.31 - 所持雑感

にて

5/30までの横浜は過去ワーストの非効率と書いてます。

投手側もなかなか酷い数字ですが

投打に改善するかも?っと期待しています。

チームバランスが崩れている原因に編成(選手構成上の課題)起因の影響が強いように感じています。

時折、選手構成上の問題をマネージメントで解決できる方も居ますがないものは仕方ないです。

 

文章化するかどうかは私の余力次第です。

個人的には暫定対策で2番佐野で文字通りのビッグベースボール(進塁打を狙わせない)でも良い気がするんですが

それ変えそもない感触です。(変えられない?消化不良になってしまう?)

その前提で考えると代案ないです。

また上記野球で勝つ試合も出てるので余計に変えにくいかな。

 

 

本質論でいうと

コア4の有効活用(佐野1番でなく)を考える事でなく

コア4以外に真の問題があり

他の選手の状態を上げる方が先決で打線が分断されている前提で考える事を良しとすべきか疑問ではあります。

未だ6月ですから。

2018年に仕方なしで2番宮崎らを連結した事ありますが、あの時はシーズン佳境の9月。

今は

コア4を孤立化させない事を考えることが先決で戦力の掘り起こしこそが急務と考えます。

そうする事で打線となります。

ラミレス交流戦時に盛んに選手試していましたが同じ事をして欲しいです。

 

そのコア4が孤立している前提で、この6月に考える案(未だチームを作れる期間ある)は正直、何だかなぁはあるのですが

後述している通り、この辺を考えるのも野球の面白さでしょうか。

 

チームが対処療法で佐野1番を選択しています

ばけつに穴が空いたから埋めるそんな作業が佐野1番です。

佐野1番起用は一点を奪うというチーム方針にも整合し難いですが、それでもマシと感じる抜擢。

そして一見すると機能しているように見えますが水が漏れてるかも?なのは表題に書いている通りです。

 

根本対策がコア4以外の選手の状態を上げる事

バケツに穴が空かないような対応です。

 

という関係性です。

その前提で読み進めてください。

 

先の記事にて

佐野1番を活かし切れず見方によっては牧が打線リズムが乱れる原因にもなってる部分があり面白いです。

その辺は後発記事へ。

記事書きながら考察していく事で結論変わるかもですが

昨年ほど○○の責任とは言い難いとみています。

強いて言えば昨年と同様リズムがない場面が多いかも?

と書いてましたが

実績上、佐野1番効果、今の所今一です。

 

どうして効率悪いのかは面白い素材ですので

読者の皆さん

考察コメントください。

この辺も野球の面白さですかね。

っと書いていますが

楽しみの一つと考えています。

 

原因はわかってるのですがコア4が孤立気味なのが現状の真の問題であって対策案今一となっています。

どうしてもデメリット生じてしまう感じでしょうか?

 

強いて言えば

参考記事

佐野1番にみる一見すると効率的、その実今一だった打線に思う その対策について - 所持雑感

引用

1番 佐野

2番 宮崎

3番 牧

4番 ソト

宮崎らを佐野と連結する案。

この原型は2018年秋のチームです。

今のチームだと、それでいいのか考えてしまいます。

 

9番野手でない今は上記案、今一かもですね。

また、2018年の2番宮崎が機能したのも1番にコア4以外の野手を置くことにポイントありましたから

1番佐野ですと勿体ないかもしれません。足も遅いです

 

 

話戻ります。

 

 

まず佐野1番、牧4番の実績確認です。

宮崎が故障明け、ソトの状態も極端に悪いとは言いませんが四球攻めの影響もありもう一つ。

 

 

今の横浜は佐野と牧のチームです。

当該期間中にチームは23得点記録していますが

その23得点中二人で13打点(佐野7、牧6打点)。

その占有率60%近くです。

一見すると機能しているように思えますが・・・

その実今一つです。

 

 

その佐野と牧の打点と得点ですが

牧  24得点(占有率14.8%) 38打点(占有率24.7%)

佐野 19得点(占有率11.7%) 19打点(占有率12.3%)

です。

佐野の方が故障の影響で試合数少なく多少の割引必要ですが

佐野と牧は横浜にとって重要な得点源になっています。

 

 

①、佐野1番の効果の確認

佐野は5/24のソフトバンク戦から1番に座っています。

その佐野の5/24~5/31までの得点は3。

その得点3は自身が放った3本塁打によるモノです。

つまり他者のヒットないし本塁打で還って来れた場面なく今の所、牧の前にランナーを溜めて得点を増やすと言う本来期待される佐野1番効果はないです。

 

佐野1番だった5/24早々に今一と感じたのか記事書いていますが

佐野1番にみる一見すると効率的、その実今一だった打線に思う その対策について - 所持雑感

7試合1番に座り1っ週間以上経っても。。。他者に還された場面0です。

1番としての機能を果たしていると言えません。

1番佐野の成績は出塁率.333(5/31までの成績)です。

極端に悪くなくヒットも出ていますがチームが期待するような結果になってない気がします。

尚、当該期間中の打点は7。

ある意味で機能しているとは言えるのですが本塁打3による5打点が効いてるかな。

本塁打は大正義です。

 

 

②、牧4番の効果の確認

5/24~5/31までの牧の打点は6打点。

本塁打3本の影響か大きいでしょうか?自身の本塁打を除くと3打点が塁上に野手が居る事による効果ですが

チームが期待するほど効果が出てないように見えます。

チーム勝っていますので機能しているように見えますが1番佐野の得点0ですから必然とも言える結果です。

 

同時に当該期間中の牧の得点は5得点。

本塁打3本抜くと他者により返された得点は2得点。

評価難しいです。(その対応で2番柴田諦め6番大和になっています)

 

チーム2番目の本塁打を放つ佐野1番。

その還す能力でなく還る事を重視した1番抜擢でしたが勿体ないと感じる状況でしょうか?

 

問題は佐野の代わりの1番が居るかです。

もしくは

リズムが悪いと評した佐野1番をどうにかするか。

 

本塁打を除いた際の得点0佐野の実績が示す通り牧が連結してないんですよね。

リズムが悪く佐野の時点でアウトカウント悪い気がします。

 

佐野が出塁して牧まで回ったケースは

5/24の試合で牧が2回チャンスで凡退した試合と

5/31のオリックス戦の8回裏。

投手9番に代打蛯名を起用し佐野が続いた場面。

佐野が二塁に進んでから代走で知野。

流石、知野と思った好走塁が光った場面でしたが(貴重な追加点。)

あれ走者佐野だと還ってこれたかわからず

 

これぐらい?

佐野の前の打者の成績が悪すぎてリズムが悪いです。

→冒頭のコア4以外の選手になります。

 

もう少し続きます。(多分)

 

 

もう少し詰める必要(詰めて欲しい、もしくは誰かを抜擢する、復調させる必要ある)ありますでしょうか?

 

この辺はチームも課題として認識しているように感じますので

しょうがないかな。

 

本音は急場しのぎで佐野2番ですが2番佐野ですと三浦監督は進塁打狙わせ(チームから指示出てないと思いますが立場上狙わざる終えない)ちゃうので

 

犠打モドキが多く、何ともです。

三浦監督が組むビッグベースボールモドキが機能しない原因でしょうか?

チームとしてベストでなくベータ―(最低限)を意識しろと指導している以上、それに引き寄せられざる終えない横浜です。

チームRC(得点創出力)と実際の乖離、他雑感 2022.05.31

5/31 RCランキング(打撃成績から期待される得点、得点創出力)

MLBの数字を基に計算している影響かNPBではRCと実際の得点を比較すると、その多くはマイナスを記録しています。

 

得点相関0.95、チームOPSNPBのデータ)を基に期待得点を計算した方が状況把握し易いかもですが簡易にRCを使用して乖離をみます(効率性)。

この効率性を見る事でチームの伸びしろがみえてきます。

伸びしろという意味でチームを見た時効率が良すぎるとよくないと解せる部分もあります。

ラミレス横浜を評し乾いた雑巾、チームは弱い(チーム成績は悪いが)けど強いと評していた時ありますが効率よすぎると伸びしろないです。

チームを見る時に重要なのは戦略に相当する選手。

選手良ければ少々の非効率は気にならないです。

統計からあまりに外れ過ぎる場合修正可能な場合が多く後の反転に繋がり易いです。

そのままシーズン終了する場合もありますが

今期、横浜の非効率は21年横浜と違い、そのままではないハズです。

戦術面により生じると思われる得失点は過去ワースト基準で大きくて-10%(21年横浜)。

全体の90%以上は選手成績に拠ります。

選手が打って投手が抑えれば済みます。

基本は力、技術。

その力と技術で潜在的に抜けているのが横浜です。

離脱者多い事でその力を発揮できてない部分もありますが戻ればリーグ屈指の戦力想定となります。

選手居ると自然にバランス戻り易く現在の非効率性もあるレベルで解消されるモノと期待しています。

 

参考記事

チームOPSでみた得点期待値と実際との乖離について 2021横浜 - 所持雑感

 

 

チームRC 

1位 巨人 213  実際の得点 212  乖離-1   

2位 ヤクルト 195  実際の得点 202  乖離+7

3位 広島 194  実際の得点 211       乖離+7

4位 中日 184  実際の得点 163  乖離-18

5位 横浜 175  実際の得点 158  乖離-17

6位 阪神 158  実際の得点 155  乖離-3

 

チームOPS

1位 巨人 .692

2位 ヤクルト .683

3位 横浜 .679 試合数46 

4位 広島 .662

5位 中日 .659

6位 阪神 .608

 

横浜に関する寸評

現在記録している乖離-18。

年間換算に直すと-53点に相当。

この数字は過去10年でみてワースト2位の数字です。

過去10年でワーストは21年横浜が記録したRC605に対し実際の得点559、その乖離-56点。

21年横浜は得点圏リーグトップにも関わらず過去最低の非効率を記録するなど失望の強い野球をしていましたが

今期は、そこまで至ってなくバランスが悪いという表現になるかもです。

佐野1番を活かし切れず見方によっては牧が打線リズムが乱れる原因にもなってる部分があり面白いです。

その辺は後発記事へ。

記事書きながら考察していく事で結論変わるかもですが

昨年ほど○○の責任とは言い難いとみています。

強いて言えば昨年と同様リズムがない場面が多いかも?

 

横浜のみチームOPS(得点との相関係数0.95)から期待される得点を計算すると期待得点は170。

実際の得点との乖離は-12

年間ベースに直すと-37点。

この数字でみると21年横浜が記録した―29点を上回るワースト1位ペース。

 

 

尚、乖離が大きいチームの特徴は

参考記事

2021年三浦横浜 したいと出来るは違う 得点圏打率リーグトップにも関わらず最低効率だったチーム得点に思う - 所持雑感

引用

1,犠打が多い

2,打順の組み方が悪い

3,得点圏打率

です。

やや進塁打至上主義的な野球していますが昨年ほどでないと思っています。

横浜が記録している得点圏打率はリーグ5位の.230

大和、柴田、関根らが最低限意識するあまり巨人、ヤクルトバッテリーに手玉にとられていた場面ありましたが

 

うろ覚えですが今期はそこまでなかったと記憶しています。

 

 

 

 

他チーム寸評

チーム戦力の割に勝ちすぎていたヤクルトさんが捕手中村復帰以降急激にチーム状況を改善させており抜けて来ています。

高津監督、戦力運用が上手過ぎです。

また地力上位の巨人さんも数字が良く坂本復帰次第でヤクルトさんと巨人さんのマッチアップの様相です。

広島さんは数字通りに収束し始めており(得点圏打率.300超えてました)得点力低下気味、そこに中軸打者の不調が重なってる感じです。

中日さんは・・・何とも。

阪神さんは徐々に体制を立て直しつつありますが主軸外国人不在で打線を構成するのは至難のようです。

 

横浜は主軸野手、投手が復帰すればいろいろ状況変わるとみています。

それでも中村不在時に苦しんでいたヤクルトさんとの比較で

もう少し点を取るのが上手くならないと勢いつかないかな。

彼ら復帰後にバランスが回復しリズムが戻る事で勢い戻るかもですが耐える時間帯にここまで非効率ですとかなり苦しい、苦しいですが

 

頑張って下さい。

一点を奪う野球も上手くいってる場合もあるので上手くいい塩梅を目指して欲しいです。

 

次回、横浜のリズムが悪い理由(結果的にも内在しており修正できないかも?)について考察記事書く予定ですが

 

どうして効率悪いのかは面白い素材ですので

読者の皆さん

考察コメントください。

この辺も野球の面白さですかね。

 

昨年に引き続き非効率ですが昨年ほどは酷い結論にはならないかも。

 

そうはいっても過去10年でワースト2位のペースです。(相関係数の高いOPSでみると過去ワースト)

ワースト1を記録した21年横浜に比肩する数字ですからダメなんですが

 

これが野球の精神。

勝敗は兵家の常

今期しょうがないも内在しているような気がします。

 

 

 

補記

横浜は投打に数字の割に宜しくないですが

 

5/31 横浜が記録している被OPSは0.706。

この数字を基に計算される失点は年間578失点ベース。

現在の試合数は46試合。

予想失点は186失点。

実際の失点は212失点、乖離-26点

この乖離を年間ベースに直すと乖離-81点。

 

流石に今のペースで行くとは思うわないですが

かなり良くないです。

消化不良気味のチーム方針も影響しているかもですが経験豊富な今永、石田、濱口らが復帰する事で

その辺の乖離も解消傾向になるモノと期待しています。

 

状態の悪い投手を使い過ぎたかな。

特に東。

これ別記事で書いても良いかもですがコンディションの見極めが課題となっているかもです。

去年ほどつらくはないのですがチーム成績から予測される数字は過去ワースト、統計上の下限を振り切ったと評した21年横浜より酷い乖離得失点-118。

 

参考記事

2021年 横浜総括 統計上、下振れMAXだった横浜 - 所持雑感

 

その状況より非効率なのですが

離脱者戻る事で数字大きく戻しそうな予感があります。

また意欲的な試行錯誤感伝わってきているので期待したいです。

 

今の横浜はピタゴラス勝率で計算しますと実際の得失点-56点ですからピタゴラスで計算される状況より良い可能性ありますが

その得失点の背景であるチーム成績見るとかなり宜しくないです。

 

チームOPS、被OPSで期待される得失点は-13点。

その乖離は-43点。

 

横浜はもっとやれるハズです。

そんな横浜ですが選手良ければ非効率性が解消され数字好転する面があり復帰を待ちたいです。

 

ただ気になるのが中継ぎ運用で三嶋を壊すような運用の結果、中継ぎ勝ちパの人数が足りず平田が悪いわけではないですが

9回(西武戦日曜)に逆転ホームランを打たれるなど運用上の問題は間違いなくありますから反省宜しくお願いします。

 

 

佐野1番にみる一見すると効率的、その実今一だった打線に思う  その対策について

aaakkkaaa.hatenablog.com

の後発記事みたいなものです。

チーム方針故に右方向を意識させられ進塁打を打たせてしまった先日と違い非効率とは言いませんが佐野が本塁打以外で帰ってこれませんでした。

先頭打者で2回安打(単打)で出塁していますが

得点に繋がっていません。

 

SBさんの放った7安打を上回る12安打を放ちながら4対3と辛勝した横浜

試合展開的に延長に入ったら負けを覚悟するような状況。

劣勢でしたが相手のパスボールで決勝点をあげ勝っています。

 

この辺の得点効率の悪さ先日のヤクルト戦と同じ原因かもしれません。

 

昨年、横浜が苦しんだ原因に球数を稼げ、進塁打打てがありました。

その修正を図り昨年ほど球数を稼げとかやってない横浜です。

やっていませんが1番打者の桑には頼んでいたようで積極性が失われ結果が芳しくなかったです。

参考記事

桑原不調の原因に関して 忘備録 2022.05.04 - 所持雑感

 

現政権になって消化不良に伴う事で起きた様々な成績不振があります。

 

その一つがランナー一塁におけるチームの打撃不振。

一般にランナー無が最も打つのが難しくランナー出る事で様々な制約が守備側に生じることで打ちやすくなります。

 

過去10年間の優勝チームは総てランナー無よりランナー一塁の方が打率が良いです。

UZRでもランナーいると下がると報告がありますが(盗塁警戒するので)

 

セットポジションを強いられる投手も含めランナー居る事で打者はより打ちやすくなります。

 

ランナー一塁で打率が下がる打者は何らか課題ある事が多いです。

もしくは進塁打至上主義にとらわれてるか・・・

 

その横浜ですが昨年と同様ランナー一塁で結果が芳しくないです。

参考記事

ランナー一塁で打てない原因について 右に打とうとし過ぎてないか?桑原(横浜) - 所持雑感

引用

宮崎居なかったら横浜のランナー一塁の数字は

もっとも打つのが難しいランナーなしの数字.259(宮崎なしの数字で.250)との比較で.241と大きく悪化します。

これ改善しないと、打撃成績の割に点入りに難いです。

これが原因で

参考記事

チームOPSでみた得点期待値と実際との乖離について 2021横浜 - 所持雑感

引用

得点圏打率リーグ一位で過去10年でワーストに近い数字を横浜は記録しており別記事も前代未聞と書いていますが

得点圏打率リーグ一位にも関わらず過去10年でワーストの非効率性を記録してしまいました。

チーム成績の割に得点奪えなかった横浜です。

 

その前兆が今期も見え始めています。

2022.05.25現在の

横浜のランナー無でのチーム打率は.255。

ランナー一塁の打率は.256。

 

ランナー一塁での成績をみますと

牧が

ランナー無が58打数19安打 打率.328 ランナー一塁が30打数6安打 .200

佐野が

ランナー無が73打数32安打 打率.438 ランナー一塁が27打数5安打 .185

(先日、愚痴った原因)

 

昨年ランナーを進める打撃が出来ないと嘆いていて牧らの後ろを打つ事の多い大和が

ランナー無が55打数15安打 打率.273 ランナー一塁が29打数6安打 .207

 

概ねチームの主要打者が打ててません。

未だ打席数少ない時期ですので注意が必要ですが

昨年を思い出してしまう打席内容が多く私が愚痴を書くに至っています。

 

そんなチームの中で

ランナー一塁で打ててるのは相変わらずな宮崎。

そしてソト。

宮崎がランナー一塁18打数9安打で打率.500。

ソトが25打数8安打。

ソトの場合、実績上四球おkの配球に弱くかつランナー居る場面で打つ事でラミレスは2番で起用していましたが

 

横浜で一番2番適性がある野手は走力に目をつぶれば宮崎一択となります。

 

過去、一番2番適性があった打者は梶谷。

ランナー無ですと打てませんでしたがランナー一塁で無類の数字を誇っています。

誇っていますがcsでの無理もあって2020年まで芳しくなくあまり2番で起用されませんでした。(出術して2020年に活躍)

 

ランナー一塁は駆け引きが生じ易いです。

そのシチュエーションを活かせるか否かでチーム成績の割に得点が増える、減るがあります。

 

そのシチュエーションを活かせたのが宮崎。

 

number.bunshun.jp

 

1点に固執するあまり、勝利を遠ざけている?

引用

無死一塁という局面での強攻策は、結果的に複数の得点を呼び込む可能性を高めるということを示している。「送りバント」は1点を取る確実な攻めに思えるが、1点に固執するあまり、実は、勝利を遠ざけていることも多い。

これ何度か統計的事実で非効率性を説いていますが進塁打も同じです。

 

しかし

もっとも、角中も話しているように「送りバントがダメ」というわけではない。(サヨナラの場面など)1点だけでいいという展開なら、その作戦は有効だし、2番打者を決めるプライオリティー送りバントの技術だとするのも、必ずしも間違いではないと思う。

一点を奪う必要がある局面もあり

じゃーどうするのですが

フリーで打つという権限を与えてもらえればの話ですけど、初球から打ってもいいし、待ってもいいという役割をもらえたら、2番はゲームを動かすことができる打順やから、面白いと思います

その技術が宮崎にあるんですよね。

ラミレスが理想としていたのは全員2番化なんですが

まぁこれは別の話でしょうか?(選手に任せる場面が多かった理由)

 

この2番的6番で機能したのが昨年のヤクルト中村6番

 

6番中村が5番オスナと7番サンタナの間でゲームを動かし点を奪う原動力の要因になっていました。

この6番中村を意識して6番大和などをやっていますが今一なのは、その一塁でのシチュエーション打撃でわかって貰えるかと。

そもそも大和2番適性低い打者ですから6番でも難しいわけです。

ゲームを動かす役割よりは決める打順の方が映えるのは得点圏の打率の高さでも理解して貰えるかと。

 

得点圏になると相手、いろいろ考えますからね。

それを利用できる技術と頭が大和にあります。

 

やや横道に逸れていますが

佐野1番をより機能させるには2番宮崎が良いと思いますよ。

桑を2番に置かないのも楽に打たせたいからで。

あまり考えないで良いよともで言われているんだと思いますが・・・

 

そんなわけで

1番 佐野

2番 宮崎

3番 牧

4番 ソト

5番 神里・桑

6番 神里・桑

7番 遊撃

8番 捕手

 

で良いんじゃないのかな?

本当は後ろが弱いと打て無さそうなソトを2番にしたいですがゲームを動かすという事はソトですと難しく宮崎が候補になるモノとみています。

 

佐野が出塁し宮崎がチャンスを広げ得点圏に定評がある牧という形はありじゃないかとみています。

 

宮崎=昨年の交流戦時の伊藤(存外足速いですが)2番のようなモノですので

候補としてあると思うんですよね。

 

aaakkkaaa.hatenablog.com

全般的にプラス要因多く交流戦で横浜はまずまず戦えるのでは?ないかと期待しています。

その交流戦が終わる頃ぐらいにオースティンの復帰がみえてきます。

 

もう一段上にチームが上がる為にも仕掛けても良いんじゃないかとみており

おそらくチームも考えているでしょう。

 

2番で打つ事の多かった楠本もランナー一塁で17打数4安打(試行錯誤の過誤に関して注意)

打率.235とチャンスを広げるという意味で結果を出せてなく適性が今一でした。

また、楠本にとって引っ張った打球、右方向が少なかった・・・

っと思ったら増えてるんですね。

一時期、

左中間方向へ打球だが全体の70%(センター方向が一番多く序で左)ほどあったはずですが今は右方向に50%。

楠本復帰したら2番を考えていると宮崎2番ないか。

もしくは一時的処置で考えるか・・・

個人的には

破壊力を考えると

 

宮崎で決めてチームを作った方が面白く推奨したいです。

考えているとは思うのですが

後は2番に置きたいと思うかもしれない森。

ただ未だ森もゲームを動かすとかできないので私は宮崎推奨したいです。

 

宮崎2番にすると牧の回りが寂しくなるので、それはそれで問題があり決断し難いかもですが

上手く嵌ると大きな利得をチームにもたらしてくれるはずです。

 

参考記事

aaakkkaaa.hatenablog.com

引用

コア4を全面に押し出し得点を奪うことを考えるのなら2番宮崎は最適解だったと思います。

そんな状況下故に先頭打者1番が出塁すると面白いように得点入ってました。

 

2018年当時、横浜は梶谷(肘が)、神里(8/13抹消)が故障。

倉本、桑原ら中堅組は深刻な不調に陥り

宮崎、ソト、筒香、ロペスで得点を奪う必要がありました。

 

その時の打順が

1番 大和

2番 宮崎

3番 ロペス

4番 筒香

5番 ソト

他の人たちでした。

2018年ほどでないにしろ2022年もコア4と呼んで良い

佐野、宮崎、牧、ソトが今は中心の打線です。

 

同じ構図を持つ以上2番宮崎にする事で2018年と同様な効果が期待できるかもです。

尚、そんな効果的な打順を解体するに至ったのは5番を打っていたソトが四球攻めで調子を崩したからで

その後、ロペスを5番に回したのですがロペスも同じ道を歩み2番宮崎を諦めソト2番になっています。

 

さて、今年はどうなりますかね。

動いている三浦横浜です。

 

先の記事に書いている通り私の目論見通りなら現状でも交流戦中に横浜は上がってくるハズです。

それをより上げる為の方策として2番をチームとして考えて欲しいと期待しています。

 

 

 

 

伊勢の直球にシュート回転成分が多く危うく感じましたが

まさか疲れてませんか?

あまりに使わないでくださいね。注意です。

 

 

22年交流戦における横浜の見どころ について

十分あり得る横浜優勝について思う - 所持雑感

にて

引用

そんな横浜の試金石となりそうな対阪神3連戦。

金曜は雨で中止ですが

ここで連敗すると大きく目算崩れます。

阪神さんも序盤の躓きを修正しつつあり楽な相手ではないです。

 

さらに来週は現在リーグトップの戦力を保持している中日戦。

相変わらずキナ臭いチームですが、ここで中日戦に連勝しますと彼ら勝手に自壊してくれる予感あります。

そして交流戦前最後は昨年、良いようにやられたヤクルト戦。

 

シーズンを占う重要な戦いでしょうか?

っと書いています。

根拠なかったですが個人的にシーズンを占う連戦としていました。

結果、3勝4敗。

勝ち越して欲しかったですが横浜1つの負け越しでした。

 

当時、中日が自壊するんじゃないかと予測していましたが本当にドタバタしていますね。

終には高橋周平が遊撃で出場していましたが将来像見えないです。

解説聞いていて個人的に評価芳しくなかった監督が現中日監督の立浪でした。

その評価が覆るかは今後次第となります。

今の所やっぱりか感が強いでしょうか。

理由は不明ですが中村紀洋現一軍打撃コーチも二軍に配置転換されます。

【中日】中村紀洋1軍打撃コーチと波留敏夫2軍打撃コーチが入れ替え「監督の判断です」球団首脳 - プロ野球 : 日刊スポーツ

中村ノリ、結構良い事言ってるコーチなんですが

 

この時期に配置転換は異例です。

外目からみるとチームが浮ついているように見えます。

そういう風聞を避ける為にも慎重な対応が必要なのですが・・・

つい先般まで中日さんはチームOPSと被OPSの差分でみた数字でリーグトップの戦力でした。

そんな中日さんと横浜のゲーム差1までになっています。

一回、こうなると体制立て直すのに時間かかるのが通例ですが

どうなるのでしょう?

参考記事

チーム成績で計算した期待勝率からみるセの状況について混戦です 2022.05.13 - 所持雑感

 

そんな情勢下で横浜の課題は昨年来目指す野球の消化不良さ。

チームの形を模索し続けています。

昨年よりは前進しているのですが未だ道半ば。

横浜ファームが高田GMの大号令の元指導し続けて10年経っても根付いたとも言えない野球故に上手く消化しきれてないです。

そんな様々なチーム方針の影響か

なぜ横浜DeNAは虎の1、2番”チカナカ・コンビ”の7安打7得点2本塁打の爆発を防げなかったのか…配球ミスと失投が重なる - 所持雑感

もっと頭を使えばと商業媒体に書かれるに至っています。

駆け引きになっていませんでした。

 

全般的に言える事ですが横浜のしたい形を優先する事で後手後手になり易く苦しむ場面が多いです。

その辺、盛んに監督が試合後談話で苦言を呈していますが時間かかります。

 

その対応で山本、上茶谷バッテリーを解体して臨んだヤクルト戦も相手の高津監督に上手くいなされ

相手を上回るチャンスを作りながら2連敗してしまいました。

継投も含めチグハグさを覚える状況。

 

そんな横浜ですがそのヤクルト戦に初回3得点で逃げ切るなど首脳陣が目指す野球も垣間見られています。

 

ネガだけでなくポジもあります。

ポジもありますが一点を奪う野球を標榜しながら守備が破綻しており。。。

何だかなぁっと。

そんな課題が森復帰により改善するかもしれません。

 

参考記事

低反発球? 忘備録 2022.04.29 - 所持雑感

引用

セのチーム捕殺数(ゴロ処理数)。

巨人 328←二塁吉川が大きい

阪神 297

広島 284

ヤクルト 277

中日 260

横浜 237 少なすぎる

UZRかなり悪いかもですね。横浜。

先日の記事で推論していた守備要因。

好成績のFIPと実際の防御率の乖離要因になってるかもです。

 

見どころ①、このゴロ処理数が森復帰により改善するかもしれないです。

打撃はともかく遊撃守備力では21年時点でチームトップと考えて良く故障後の状態が気になりますが

期待しています。

これで打撃も良くなっていればいいのですが昨年のイメージが良くないです。

その課題の打撃に目を瞑りつつもチームは森の守備力を求めてる状況です。

 

 

そして濱口、石田が先発ラインアップに復帰へ。

見どころ②です。

最近、パでも先発左腕増え始めていますが

2018年記事

http://パは先発左腕が不足? 近年の規定投球回到達に見る左投手の現状

 

パは左腕が長年不足気味でした。

結果、セの左腕を苦手気味にしていたと分析しています。

これがどうなったか?というと

規定投球回数

パ 

2019年 先発左腕0 右腕6人

2020年 先発左腕1人右腕7人  オリックス田島 防御率4.05

2021年 先発左腕4人右腕10人

2022年 先発左腕7人右腕10人 

 

20年まではオリックス田島ぐらいでした。

21年以降、増え始めていますが未だここ数年の傾向。

今永、大野、濱口、石田のような経験豊富な左腕投手は少ないです。

近年入った投手中心に左腕が台頭しています。

代表格は20年ドラ1、2年目の楽天早川。

今期不調の高卒3年目オリックス宮城。

西武22年ドラ1の隅田らです。

 

パの左腕不足もあって横浜の左腕は交流戦で好投する事が多かったですが

これが今期どうなるか?

左腕と対戦が多いセの打者がパの台頭しつつある先発左腕をどう攻略するか?

 

私が欲しいなっと思っていた即戦力左腕西武ドラ1の隅田もいますが随分増えましたね。

西武ドラ2の佐藤もまずまず活躍していますが今期ホントは即戦力ドラフトして欲しかった私でした。

編成の方針も理解できるのですが・・・

新戦力台頭著しい昨今、牧のようにドラフト即活躍選手が投打に多いです。

そんな中21年ドラフトで戦力0ですと将来は良いですが今がキツイ。

タイミング合わないですね。

それでも横浜、故障者復帰すれば戦力上位ですから優勝を期待しています。

 

その前哨戦が交流戦

横浜が誇る経験豊富な左腕たちの好投に期待したいです。

 

クロスファイヤーにインスラ、チェンジアップの組み合わせだけでは苦しくなったから阪神岩貞が先発から中継ぎに回るなどしていますが

 

その洗礼をパの台頭著しい左腕達に浴びせて欲しいです。

対戦多いとヤスアキのツーシムではないですが慣れちゃうんですよね。

同じ理由でヤスアキもパ相手ではまずまず抑えているとみています。

昔、こんな記事が2018年にありましたが

“左腕王国”と化すDeNA 「偏りすぎ」の声を読んで雑感 - 所持雑感

“左腕王国”と化すDeNA 「偏りすぎ」の声を読んで 総崩れの懸念と雑感 - 所持雑感

 

2018年開幕前当時、総崩れするとしたらストレートの質と書いています。

これが原因で2018年今永、濱口、石田らが苦しみ東が傑出したストレートの質でリーグを席巻しましたが

今、パで台頭している左腕が投げるストレートの質と精度。

それより上なら今永、石田、濱口らいけるハズです。

もう彼ら単純なえいやっ投手ではないです。

様々な経験を得ました。

駆け引き込みでパの打者を圧倒して欲しいと期待しています。

駆け引きは個人的な見どころ③です。

 

横浜のソト(課題がヤクルト戦で露呈したのが心配ですが)、佐野、牧、宮崎はセを代表する打者です。

この4人の力を全面にパの素晴らしい投手を打って欲しいと期待しています。

何気に私が期待している神里が打ち始めてチームが一気に好転するかもですが

 

楠本、大田、神里、桑、関根らの外野争いも見どころです。

低レベルと感じるかもですが佐野がDHに行きますから外野枠空きます。

そこで今の横浜ファームの状況みえてくるでしょう。

ファームの選手も含めて使うなら今です。

ラミレスですと戦力見極めに交流戦良く使ってましたが

そこも見どころですかね。

 

全般的にプラス要因多く交流戦で横浜はまずまず戦えるのでは?ないかと期待しています。

その交流戦が終わる頃ぐらいにオースティンの復帰がみえてきます。