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横浜DeNAの大卒2年目、林琢真内野手(23)は6月ごろからやや長めのバットを使っている。
石井コーチによれば、助言の意図は「まず己を知ること」。チームに求められる役割を理解した上で、コンタクトすることや打球を飛ばす感覚を、あえて振れないバットを短く持つことでつかんでほしかったという。
林は二軍で打席数少ないですが53打数で打率.295 出塁率.404 長打率.432を記録し森と入れ替わりで8/2昇格してきています。
林が抹消されたのは7/2なので打席数が少ないのはしょうがない感じです。
その8/2以降の林の打撃ですが
引っ張った打球(ライト方向)が3本、うちヒットが2本。長打1
センター方向が8本、うちヒットが1本
逆方向(レフト方向)が11本、うちヒットが内野安打1に外野に抜けたボールで1本の計2本。
バット変える前が
引っ張った打球 6うちヒットが2(長打1)
センター方向が 3 ヒット0
逆方向が 9 ヒット2(長打2)
打席数少ないですが再昇格後は引っ張った右方向の打球が減ると共に長打力が落ちてる感じです。
尚、昇格前の長打は逆方向に出てるので引っ張った打球が少ないから長打が減ったというより重いバットの特徴として長打が出にくい場合(差し込まれる)があって
その影響が強いのかな。
二軍と一軍では球速も違います。
振り遅れ気味なのかもしれません。
強い打球を打つ方法論に
重いバットを使う、ないし軽いバットを使ってスイング速度を増す事で打撃力向上させる方法論ありますが
投手の投げる球速が向上するに従い(+付随する変化球対応)軽いバットが主流になってきています。
スラッガーはほとんど軽いバットでしょうか?
k2baseball.net
引用
最近は軽いバットが主流になっています。
その理由は多彩な変化球と動くストレートに対応するためです。
プロ野球を代表するホームランバッターが900グラム以下のバットを使っています。
最近は変化球の種類が非常に多く、ストレートも微妙に変化させる投手がいます。
そのため、打者はボールをギリギリまで引きつけて変化球や動くボールに対応しなければなりません。
ボールを引きつけて打つときに重いバットでは差し込まれやすくなります。
軽いバットの方が扱いやすく打ちやすいのです。
筒香選手、柳田選手ほどの打者になると投手は得意な変化球を多投したりストレートを動かしたりして厳しい攻めをしてきます。
それに対応するためにボールを体の近くまで引き付ける必要があって、引きつけて打つには軽いバットの方がいいのです。
林、重いバットのデメリットである投手の投げる球に差し込まれ気味じゃないんですかね。
練習で重いバットを使用し感覚掴むのはありかもですが試合に使うとなるといろいろ課題ありそうな状況でしょうか?
コンタクトする。
これ横浜で重視され過ぎる能力で細川がいい例でしたが三振ダメよっで三浦横浜になって極度の不振に陥る原因になっています。
そして現役ドラフトされて中日で覚醒。。。
覚醒と言うか、ほぼ横浜で準備できていたので中日で覚醒とは言いたくないのですがコンタクトさせる打撃スタイル好きなんですよね。
横浜。
細川が中日で活躍して以降、若手中心に三振に目を瞑るようになってきていますがコンタクトを重視することで最低限を打つ。
なんですが引っ張れないと・・・
今シーズン中無理かもですね、林。
どうなんでしょう。
う~ん。
二軍での長打率みて期待していたのですがいろいろ壁にぶつかっていそうです。
引っ張り方向の打球増え始めると好調のシグナルですが林の打撃、要注目です。
来期以降に活きてくるかもですが石井コーチのアドバイス受けて逆方向重視の打撃した打者の多くが苦戦しておりやや心配な感じです。
石井コーチもデメリットわかっていて指導しているのですが
実績上、効果があったのはソトぐらいで、そのソトもスイング弱くなってしまった事で最終年は途中から引っ張りに修正しています。
このせめぎあい、バランスの塩梅難しいです。
中日に移籍した細川にしろプルヒッターでない野手のほとんど最近大成してないです。
横浜でも結果を出しているのも梶原、蛯名らプルヒッター。
下に落ちた度会が変になったのも逆方向への打撃が増え始めて以降でしたが
懸念事項です。
期待の森への評価が以前、辛かったのもゴロを打て逆方向、コンタクト重視な打撃していた影響で引っ張りの打球がほとんどなかったからです。
これではダメだと来季への足掛かりも何もないという評価でした。
キャンプで良くなる場合もありますが、その前年に予兆のようなものがあるケースが多いです。
その予兆が森には一切なく確信に近い形でダメと思ってましたがやっぱり難しいと。
その森がもしかしてと感じたのは今期、引っ張りの打球が増えたからです。
一軍ですと当てる打撃重視(スモールベースボール)で指導されやすい環境にあるので二軍に落として欲しいと良く言っていた背景です。
森に関しては来季への予兆。
凄く良いわけではないですが可能性を感じる部分もあります。
ただ、ここまで時間かけすぎでしょうか・・・
二軍で指導され続けている松尾も引っ張りが60%を超えプルヒッターに分類されますが実は森って新人の年以外、一軍に帯同され過ぎてしまい・・・
ここに関してはホント、ダメかもと思っていたんですが危惧通りになってしまいました。
ラミレス時代なら未だしも三浦横浜の一軍における育成機能、実績、ほぼ皆無ですから未熟な野手の指導に向かないと思っています。(進塁打を重視した野球が難しい)
そろそろ石井打撃コーチには3年待ってくださいと言った野球の総括をして貰いたい所です。
難しいと認識してくれるのか、はたまた。
試行錯誤の跡が様々あるので苦労もわかるんですが
就任時にはラミレスの野球に対し随分な事を彼は言ってました。
その有言実行を求めたいです。(求めたいですが難しい)
やっぱり難しかったでしょっ、三浦横浜で横浜は随分遠回りした感あります。
21年の開幕前に前向きな最下位になると記事で書いてからまさかここまで時間かかるとは思いませんでした。
気づけば牧加入に伴う黄金期を逃しつつある横浜です。
21年以降の時と違い優勝できる戦力があるとか記事で書かなくなりました。
そして石井コーチがかつて語ったラミレスの野球に対する評論、そのままを返されている現状はまさに皮肉としか言いようがない状態です。
この苦労を横浜の現場組(元プロ)に理解させる為にも石井打撃コーチには長期にわたり横浜で指導して欲しいです。
高田GM、中畑ベイスターズが進塁打を意識した野球を指導し始めて10年以上の月日が経ちました。
結果が今です。
ラミレスに至ってはあれほどスモールベースボールと言いながら途中から断念しています。
出来ない事はしない指揮官なので、そうなんですが
大和も
「そこまでどちらかというと反対方向(ライト方向)ばかり考えてバッティング練習してきたんですけど、やっぱり自分の特徴を考えると引っ張った方がいいし、無理に反対方向に打つことはないのかなって」
っと言って逆方向の打撃への練習頻度を少なくしたことで三浦監督初年度21年初期の不調を乗り越えてます。
昔との比較で逆方向の打撃だけでは成績出し難くなっています。
そして選手の自主性を重んじる大村打撃コーチが二軍でいなくなって以降、文字通り焼け野原になり横浜の優勝を阻む要因になってしまいました。
振れてなかったですよね。
あの時代の選手たち。
関根がいい例ですが・・・今は昔よりは振れています。
その二軍が今、以前との比較で良くなっています。
良い予兆があるのは数年前から報告している通りですが
制服組もわかっていて現場組に指導を任せてる節もありますが、ありましたが二軍に関しては一軍に先行してかなり手を入れています。
尚、石井打撃コーチの試行錯誤もあってリーグNo.1の強力打線を構築している面があるのも明記しておきます。
試行錯誤。
チーム方針変わっています。
今期は牧が不調になるようなチーム方針掲げてしまいましたが
チームもわかってるので牧の打順の変遷が面白いです。
一時、牧を6番にしています。
未熟な野手の指導にはいろいろ課題覚えますが(覚えていたので懸念記事を3年前に森に関して書いています)、あるレベルに達した野手の指導、働きかけ石井打撃コーチ優秀なんですよね。
逆方向の打撃、進塁打自体は野球の一手段でファーストストライクを打てのようなものです。
ダメではないです。
ただ、それを指導の軸に置き過ぎると今は環境が厳しいという感じです。
実績上、結果出すのは至難でしょうか?