巨人の立ち位置 現況分析シリーズ巨人編

広島、阪神と続いて、現在、11勝8敗でリーグ3位につけている巨人についての分析と展望です。

打撃に関して

チーム成績をみますと、もう少し点をとれても良いのですが、めぐりあわせなのか、阪神より、総得点で劣っています。

元々、地力上位のチームですから、特にコメントしません。

強いて言うなら、橋本やアンダーソンのBABIPが高く、打席が増えると彼らの成績が降下しそうなぐらいです。

アンダーソンの場合、基本に忠実なバッティングをしていますので、それ程、下がらないかもしれませんが、橋本は若干心配ではあります。

心配でありますが、他の野手も虎視眈々と出番を待っていますし、橋本自体は心配ですが、チームとしては万全な感じです。

他の球団との比較で選手層が違い過ぎます。

盗塁成功率は85.7%であり、チーム盗塁数もセ1位です。

相変わらず、確実に盗塁できる相手から盗塁を仕掛けています。

チーム盗塁数18の内、10を中日戦でしていますが、的確に対戦チームの弱点をついてきます。

面白いのが、他の球団も中日戦で巨人のように走れているかというと走れてなく、この面での強さ(データ解析)は相変わらず、健在のようです。

守り

ドタバタしていますが、指揮官の経験は豊かですし、徐々に整備されていくと思います。

若干気になるのが、チーム疑似防御率に対する実際の防御率が例年ほど良化されてなく、ほとんど変化していません。

チームDERを見ますと、それほど悪くありませんので、その内、良くなるかもしれませんね。

最も今のチーム疑似防御率4.06は、リーグ4位ですので、まずは、大本の数字が良くならない厳しいとは思います。

思いますが、やりくり上手ですし、それ以上に代りの選手が居ますから、選手を入れ替えつつ、徐々に調子を上げて行きそうな感じです。

中継ぎで不安な所をみせていますが、シーズン終盤には盤石になっているような気がします。

優勝候補筆頭です。

参考記事

被ホームランと監督(采配)に関しての雑感

巨人 2013年総括と展望