キヨシ監督、継投ズバリでG戦初勝利
「こういう試合をずっと夢に見ていたところがある。
七、八、九回の継投をやってみたかった。
よく(投手が)つないでくれた。
きょうソーサが帰ってきてこういうゲームをするイメージができた。
だから久保を6回で思い切って代えました。
本当に初めてできた。
おめでとうございます」
2対1、僅差の勝利。
守りの野球(一応、スモールベースボールです)を志すベイスターズにとり、この勝利の形は待望の勝利でもあります。
勝因の一つは、継投かもしれません。
引っ張り過ぎて先発が耐え切れず打たれるのがベイの典型的な負け方だったと思います。
以前のベイスターズなら、未だ久保続投だったかもしれません。
2014年04月17日
被ホームランと中畑さん
にて書いている通り、投球回数が長くなればなるほど、打たれ易くなります。
当たり前と言えば、当たり前ですが・・・
パークファクターより強い因果です。
結果、監督采配と先発投手陣の防御率に強い因果関係があり、かつ、中継ぎの登板過多による疲弊にも影響があります。
要はマネージメントによる影響です。
チーム事情にもよりますが、状況が悪いと選手個々の能力が十全に機能しないわけです。
後ろが心配なのか、継投に失敗する事の多かった中畑監督。
敵に与える心理面より監督の見極めに対する心理的優位性。
現在、連載中の四球病のような因果関係(鶏が先か卵が先か)ですが、
今後は過度に引っ張るような事はなさそう・・・
井納とか、引っ張りそうで気になりますが、ないと信じます。
また、守りの面でもベイスターズで最も期待できる石川が、9回裏の守りをそつなくこなしてくれました。
昨年の2塁手、守備ランキング(レンジ成績)、12球団でランキング付するなら、
菊地、本多、石川の順でしたが、流石です。
故に内村が、あまり出場できていないわけです。
現在の石川の打率自体、良くありませんが、BABIPが.235と低すぎますし、確率論で言うなら打撃成績も上ってくると思います。
個人的にはベイの野手で一番守りを評価している選手なので期待しています。
後は、例年低いベイの盗塁成功率。
今年は、非常に高い成功率を誇っています。
最近、サインで走らせているんですかねぇ。
昨年までとの比較で、成功率が段違いです。
選手のボーンヘッドがありましたが、昨日の憤死3つがなければ成功率87%でした。
何となく、戦力が整いつつあるベイスターズです。
正捕手と、一塁が帰ってくれば、かなり戦えるハズです。
ただ、
個人的な心配点としては、ブランコが帰ってきたら、ノリを二軍に落とすんじゃないかという事です。
彼の影響力は、代打でも発揮でるハズです。
ノリが一軍に上がる事で、梶谷、筒香、他の野手の成績が上昇しましたが、その存在感、影響力かなり期待できます。
→経験の浅いコーチとの兼ね合いが気になりますが
後は、中継ぎの登板過多が心配ですかねぇ。
横浜の場合、優秀なイニングイーターが見当たりません。
そこを、どうマネージメントしていくか、中畑監督の手腕が期待されます。