ノリさんの立ち位置と、微妙な状況
コメント返しの記事です。
(^_^;)
想いが強いので長いです。
個人の主観記事です。
さて、ノリさん関連の記事で、頂いたコメント。
>前回の投稿と比べて多少管理人さんの主張のニュアンスが変わったように感じられたので、少しお伺いしたいことができました。
ニュアンスと言いますか、私個人はノリを全面擁護してない部分もありまして、FBは言わずもが、
不必要と感じてしまい苦しいく感じるも、弱音を吐いてはダメという立場でもあります。
ただ、全般的に、あまりにノリに対する批判が酷く、その一方で横浜の拙いマネージメントが、ほとんど問題になっていないと感じた結果、
心情的にノリよりに書いてはいました。
球団に対して
コミュニケーションと言う意味で、選手に、その戦術を説明する責任が首脳陣にはあると私個人は思います。
その説明を求めた結果、二軍降格という処置は、普通の感覚でいくと?であると感じては居ます。
中畑監督と中村、小一時間ほど面談したようですが、落とす前提で話をしたらしく、これでは・・・
今回、球団側の落ち度は、選手のモチベーションを落すような拙い対応を、これでもかとしており、ノリを追い詰めていた事です。
必要とされないと感じますと、選手は、その能力を十全に発揮できない場合が多いです。
今シーズン、新天地で活躍している選手は多々いますが、キーワードは必要とされて、
http://number.bunshun.jp/articles/-/818691
信頼と不信 久保投手
久保投手も、そうですが必要と感じるか、どうかは人にとって非常に重要な要因ではあります。
翻ってノリに対する球団の姿勢ですが、
昨年の、契約更改における、最後通牒。
DeNA選手会からも、問題にされましたが、非常に乱暴な交渉だったと思います。
最後通牒を出さなくても、丁寧に交渉し、その提示金額で妥結を目指せば良いわけですが、この交渉が本人に与えた影響は想像するに難くないと考えます。
また、経験を、チームに還元する事で勝たせたいといと思っても、その面で評価されず、二軍スタート。
2014年05月07日
中村ノリ 懲罰降格に対する雑感・・・
の記事にも書きましたが、個人成績よりチーム成績を優先したいと思っている選手が、
その個人成績を期待されない事で、二軍行きです。
横浜ファンなら、わかると思いますが、シーズン当初の落ち着かない雰囲気を変えたのは、ノリの一軍昇格だったと思います。
その影響力は、度々、見られて来ましたが、
悲しいかなぁ、本人、かなり追い詰められていまして、
個人成績を挙げないと、一軍でいられない・・・
一軍にいないと、皆と勝つことを喜べない。
二軍は育成・調整の場でもあり、勝負の場でない面もあります。
残された少ない野球人生です。
経験を伝える事で、少しでも勝つことを喜びたいとも思っているのに、出来ない。
中村の心中は容易に想像できるとかと。
個人成績以上のものを重視したいのに、個人成績を重視せざる終えない状況に中村は居ました。
勿論、成績が悪い選手は二軍に落とす必要がありますが、
サッカーを見るまでもなく、選手生活晩年の選手のチームの為にを前提とした影響力は非常にポジティブな場合が多いです。
だから、岡田監督は、川口を南アフリカにつれて行きましたし、また、川口も、その期待に応えました。
その意味で、なぜ?ノリのような選手を、横浜はフル活用しないのか、疑問にも思います。
思いますが、コーチ構成もあるでしょうね。
面倒な状況です。
結果、追い詰められたノリはコーチに要望、不平なんでもいいですが、こうしてくれれば、もっと活躍出来ると直訴したわけです。
それに対し、中村として最も避けたかった落す前提で話をされたわけです。
落されない為に、相談したハズなのに、その結果は二軍降格。
気持ちが欠き乱れたのは、想像に難くないです。
そして、FBでの暴挙。
チーム戦術に合わない選手。
もしくわ、チーム編成上、外れてしまう選手が居ますが、契約している以上、その選手のモチベーションを落さないような対応が、首脳陣には求められると私は思います。
その意味で横浜の拙い対応に対し、批判的です。
戦力を落すのは簡単です。
弱いチームは、大概そうです。
その戦力を落さず、人を回していくのがマネージメントの極意と思いますが、その努力をしたとは、一連の行動から、私は感じませんでした。
そのような所に、低迷チームの原因をみてしまうのですが。。。
中村ノリに対して
そのチーム戦術に合わない選手。
もしくわ、チーム編成上、外れてしまう選手が居ます。
どんなに丁寧に話し合っても、平行線になる場合があります。
トルシエが中村俊輔を2002年W杯のメンバーから外したのは、それが理由です。
主力メンバーとして試合に出れないと俊輔は、文字通りチームの不安要因。
川口も、ドイツW杯の時に、監督に自分を使えと直訴したそうです。
南アフリカとの比較を見ますと、二人とも随分、経験をしました。
>「チームの方針により容れられない」とか「チーム戦術と合わないからこれ以上起用することはできない」とか「伝えれば」済む問題ということでしょうか?
前置きが長いですが、寄せられた質問に答えるのなら、
伝えるというのは、それなりに努力しての事を前提としています。
していますが、横浜は、それを十分にしたとは、言えない状況だったのではないかと思います。
チーム方針を決めるのは、
首脳陣です。
その結果、どうしても外れてしまう選手がいます。
(どの組織でも)
その場合、優先されるべきは組織の判断であって、その判断に従えない場合、私は、その組織から抜けるべきと思います。
サラリーマンが転職を考える一因に配置転換もありますが、それは、組織の方針に対し我を通すからです。
また、通せるだけの実力が、その当人に備わっている(と本人は少なくても思っている)からです。
どんなに、話し合っても譲れない場面があります。
その場合は、ぢちらかが折れるか、我を張るか。
それは個々の考え方かと。
組織としては、その人を戦力と思うのなら、折れて貰うような努力をすべきと思いますが、
一人の為に、チームの、組織方針を決めているわけではありません。
優先すべきは、組織になります。
故に、あいう表現になりました。
ところで、中村ノリの状況は非常に厳しいモノだったと思いますが、あれで良かったのでしょうか?
今年、マンUの香川は、首脳陣が変わる事で、非常にタフなシーズンを送りました。
送りましたが、不平不満を言わず、より一段高いレベルに上ったと感じています。
ノリ的に言うなら、俺をトップ下で使えと相談しても良さそうですが、しませんでした。
2014年03月21日
[[【欧州サッカー】第2のベッカムに??シンジ君ワールドクラスへの更なる脱皮、来季への進路とモイユナイテッドの行く末を妄想する
|http://www.plus-blog.sportsnavi.com/chick/article/19]]
ここのプログ主さんが盛んに、香川シンジのメンタル面を褒めていますが、
香川との比較で言いますと、ノリのメンタルは弱いと感じてしまいます。
むろん、一般、会社組織で、ノリのような仕打ちを受けたら、その多くは、ノリ同様、モチベーションを下げると思います。
思いますが、外の環境に負けることなく、少しでも、その状況を良くしようと、努力する事は、いつか役に立ちます。
不平・不満を言っても、多くは何ら改善されません。
むしろ、その立場を弱めるだけです。
今回の一件で、中村はさらに、黒いと烙印を押されてしまいましたし、また、扱いが難しいと回りから思われたと思います。
騒動の結果、得るものはなにもありませんでした。
その意味で、ノリに対しても批判的ではあります。
相手が悪いと互いに言い合っても、多くは解決できません。
環境が厳しいかもしれませんが、
自分で何が出来るのか、それを考える事が一番大事と思ってはいます。
今回を機に、より頑張って欲しいとファン的には願っています。
以上、長いですが、リコメと代えさてください。
m(__)m
余談。。。
中村の10日後の一軍昇格が決まったようですが、球団の対応は非常に甘いと思います。
事実上、FBの事は不問にしたようですが、本来、不問してはいけない内容であり、キツク、本人にお灸を添えるべきだったでしょうし、
それをしないと、本人が昇格した時、回りが彼の所によりつけないです。
それ相応の罰を与え、乗り越えた結果なら、回りも受け入れやすくなると思いますが、
腫物を扱うような感じで甘い処断をしたと感じる人は多いと思います。
結果、腫物を扱うように、選手も対応すると思います。
このような状態でノリのポジティブな影響が発揮されるか不明です。
何らかの形で、罰を受け、その罰を真摯に受け止めた事で、首脳陣がノリをゆるし、その信頼を公言する。
そのような形にする事で、選手もノリの助言を聞けるかもしれませんが・・・
甘い裁定=本人の為にならない場合がありますが、個人的には厳しく感じています。