6月1日の対ロッテ戦、山口が先発登板するわけだが、どれぐらいの成算を期待できるのであろうか?
ファンとしては勿論、どのような成算であろが、結果が出ていない以上、最大限の期待をする。
が、それとは別に醒めた目もあるわけで、一度、山口の先発登板の成算に関してまとめてみたいと思う。
以前、二軍に落ちる寸前の山口のタスクについてまとめた記事を書いた事があるが
関連記事2014年05月03日
横浜の四球病 山口君の場合
NPBの日本人では最高級レベルのストレートを山口は投げるわけだが、スライダーが機能しない事で配球の幅が狭まり、結果、セットアッパー不適と判断され、さらには二軍に落とされたわけである。
が、スライダーは確かに機能していないが、軸となるストレート自体は問題がないわけで、個人的にはどうにかなると思っており、
実際、ベイには山口に近いような持ち球で先発で結果を出している投手がいる。
つまりは井納である。
関連記事2014年05月25日
ベイファンがドヤ顔で語る 井納
両者で何が違うかと言うと、球種の配球とコントロールであり、井納と同じような駆け引きが出来れば十分、モノになるのかもしれないのである。
あのストレートがコントロールできるか?
井納のストレート被打率は.322、かたや、山口のそれは.277。
前提は必要だが成算は十分あるように感じる。
ところで、先発になる事でコントロールが良くなる理由(必然)あるのであろうか ?
意地になってストレートを投げ込んでいるようなとこともあったので、その辺が二軍に落される事で矯正できたのかもしれない。
力いっぱい投げるというのは脱力出来ないわけでもあり、一般にコントロールが悪くなるが、力みにつながるような環境下に山口が居たのは想像に難くない。
それはともかく、今日の登板は楽しみでもある。
勿論、打たれるかもしれないが、ファンは良い方向で考えるものである。(場合もある?)