阪神、呉&鶴岡セット起用の理由についての考察(たぶん)

昨夜の首位攻防戦。

他球団のファンながら見応えのある試合で興奮を覚えてしまいました。

まぁ、自分の見れるチャンネルが、巨人vs阪神戦しかなかったというのもありますが。

思わず、大興奮で記事を書こうと思っちゃったぐらいです。

広沢さんが、コラムで指摘していました通り、戦力的に阪神、広島に劣る巨人ですが、勝負強いですよね。

さて、後、少しだった阪神

阪神系プログを中心に、なぜ?鶴岡を使うとの事でしたので、えー、不詳、ベイファンの私めが、私なりに答えたく思います。

呉昇桓の基礎タスク

球威はセでも上位です。

注目すべきは、ストレートとカッター。

というより、その2種類の球が配球の90%以上を占めますが、その球威が素晴らしい。

ストレートの空振り率15%を超えるような投手、久しくみていませんでしたので、まさに無双状態です。

(なお、藤川は全盛期、20を大きく超えて30%近い時代がありましたが、そこまでは届いていない印象です。藤川のストレートは魔球でした。)

ぐわぁって感じるストレートとして、キングマシソン。→空振り率 11.4% 

なんかタイミングとりづらいぞ、又吉のストレート。 →12.4%

(この子の場合、スライダーの方がキレていますが)

そして、呉の殺気を感じるのようなストレート。現在、セ NO.1 空振り率 15%

カッターでも21%の空振り率を誇りますので、隙なしです。

強いて言えば、

無双状態の右打者(被出塁.208、長打率.214)に対し、左が被出塁率.289、長打率.400と若干、苦手にしています。

また、緊張感のあり過ぎる場面に登板すると、イレコミ過ぎるのか、暴れます。

ランナー出るとダメな子でした。

ランナー出るとダメな呉

これだけのタスクにも関わらず、LOB率(残塁率)が70%を大きく切っていた時期があり。

ランナーを出すと、崩れやすい投手でした。

通常、バッター勝負できる投手の場合、LOB率が高いのですが、呉の場合、その数値が良くなく、カッカしやすいようです。

終盤に逆転される試合が多くなり、徐々にリリーフ捕手として鶴岡が重宝されるようになってきます。

結果、LOB率が大きく改善され、80%程度まで上昇しています。

捕手梅野

長打力等々をみますと、将来的に楽しみな打者であり、どう成長して行くか楽しみでもありますが、

駆け引きという意味ではまだまだで、その辺、広沢さんにも指摘されていますが、経験が圧倒的に不足しています。

当たり前ですが、新人です。

 

呉の性格

相手を圧倒する球威を誇りますが、カッカし易く自滅しやすいです。

また、儒教国家韓国の影響なのか、年下にリードされるのを良しとしない傾向を感じます。

年長の鶴岡さんに手綱を引いて貰うのが良いかなぁ。

→本当に手綱を引けているのかわかりませんが、梅野とのコンビよりは今の所、良績です。

昨晩の敗戦について

カッカしていましたね、パドックから汗をかいているような状態でした。

そこを先頭打者の阿部(相性の悪い左)に打たれ、もう、バクバク。

この時点で、悪い時の呉というか、力の入る場面で良くないんですよね。

で、最後は、歩かせても良い場面でバッテリー共々、勝負を挑み終戦

闘争心の強さが、呉の良い所でもありますし、しょうがないかなぁ。

まるでサンデーサイレンス産句です。

本当は上手く、マウンドで落ち着かせられば良いのですが。

えー、この記事を書いてる時点で、呉登板しているようですが、昨日、イレコンデいましたので、今日も、球場の雰囲気にのまれて力んでいるかもです。

結果、

左の阿部にホームランを打たれたようですが(ランナー残るより良かったかも)、無事の逃げ切り、首位攻防戦ですね。