実は強かった阪神(数字的にはプロ野球記録を更新していたかも)

阪神優勝、おめでとぉーです。

3(連続出場の疲労から調子を落としていましたが、休んで復活)、4、5番の軸が、巨人との比較で、しっかりしていた面も見逃せませんが、阪神が最も、他球団との比較で優れているのは間違いなく投手陣です。

ゴメスの印象に残る活躍もあり、見落とされがちですが、その力で広島、巨人を封殺しました。

投手本来の力といわれる疑似防御率は他球団を圧倒的に引き離しており、

奪三振率は、一人旅。

他が6台に対し阪神だけが唯一の8超え。

チーム奪三振率7を超えると、おぉーなんですが、それを更に上回る8は、強力投手陣の名に相応し数字でした。

チームで奪三振率8を超えたチームって

あるんですかねぇ。

記憶にありません。

数字的に、今年の阪神投手陣。

実は歴史的なチームだったかもしれません。

その潜在的な力を阪神は今シリーズで、如何なく発揮し、チーム防御率1.5を成し遂げました。

そりゃ、勝てますよね。

失点しないですから。

が、シーズン中は失点でみますと、リーグ4位の実力。

それには理由がありますが、そこは各々、考察して下さい。

(ランナー出すとズたボロと言いますか、突然崩れる事が多かったです。LOB率をみますと実に効率良く得点されていました。リーグ最悪です。)

ワタシ個人は

正捕手梅野に代表される打撃重視の布陣(チームDER最下位です。守備力はどん底)と、監督の投手起用(気持ちわかるけど、引っ張り過ぎ、使い過ぎ)に問題アリだったと思いますが、

最後の最後に、解消されたというか、結果的に、

それらがあったので、

ベテラン捕手が元気に活躍できた気もしますし、投手陣が逞しくなったとも感じます。

西岡、上本をみても塞翁が馬ですなぁ。

ホント。

ベスト布陣を求め続け(和田監督の苦悩は、相当だったと思います)、シーズン最後の最後に、今シーズンの理想形を見いだせた阪神

強かったです。

因みにシーズン中、チームDER、ヤクルトと並び最下位でしたが、今の布陣(福留、大和、ベテラン捕手)は

昨シーズン、リーグ最上位のチームDERをたたき出した布陣と変りませんので、

別物のチームと思っています。

強いです。

補記

広島のチームDER、

正捕手が変わって以降、その凄み(リーグ断トツのDER)が消失しましたが(最終的にはリーグ3位のチームDER)、今年の阪神の歴史的なチームDER崩壊も、

正捕手の影響があるかもしれないです。

→ゾーン系の守備評価をみないとはっきり言えませんが

捕手、奥深いですね。