「見逃し三振厳禁」が招いたGの“宿痾” リーグ最低の出塁率に専門家が警鐘
にて専門家さんが、
>「改善のためには楽天のジョーンズのような選手を補強すること。見逃し三振や低打率、鈍足、シチュエーション無視の打撃などをベンチもファンも許容することです」。今季のジョーンズは打率・221、140三振。99安打ながら118四球を稼ぎ、出塁率はパ・リーグ2位の・394。
だそうです。
確かに、
大本である、
得点力を増やす事にジョーンズ加入は、何処まで有効なのでしょうか?
手段(出塁率)と目的(勝利、得点数を増やす)が入れ違ってしまったような感覚を受けます。
生還率という指標がありますが、
一般にジョーンズのような鈍足のバッターの場合、出塁しても、本塁に還ってくるのは容易でない場合が多いです。
ジョーンズの今シーズンの生還率は
229出塁(内本塁打-24)、得点は69
本塁打以外による生還率は
=(69-24)÷(229-24)
≒22%
この22%というのは、チーム平均の33%に対し35%弱低く、鈍足を何処まで、我慢できるわからないです。
勿論、
後ろが本塁打等の長打を打てれば話は変わってきますが。
どうなんでしょう?
また、低打率ですと、打点も。やはり少なくなります。
三振が多いと確実性にも劣ります。
巨人の場合、補強ポイントは出塁率でなく、まずは還す人。
チームトップの打点が村田の68打点です。
→
打線に軸がないチームが優勝したのは2011年の落合中日ぐらいでしょうか?(後半、阿部で固定をしましたが)
打線に軸がなかった巨人に、この専門家の言うとおり、
出塁率重視で補強をするのが、果たして有効なのか、私自身は疑問です。
また、
ジョーンズの打点は69。
勿論、前を打つ打者が違いますので、何とも言えませんが(楽天の方が一番の出塁率.367と高いので有利だとは思いますが)、
打率.220です。
因みに守備の事を考慮していないと思いますので、上記、専門家の提言は、
あくまでジョーンズのような選手という事で考えて下さい。