ロペス獲得でみる編成の意図 考察 補記

コメントに対するリコメを、

記事本文に載せた方がより考察記事に近くなるので追記させて下さい。

>野手三人、投手一人の構成(グリエルが加入した場合より野手)より、野手二人、投手二人の構成のほうがいいと思うのですがどうでしょう。

私も、そう思います。

仰る通りです。

先の記事中に、理想は、

>三塁グリエル、一塁バルが理想的でもある。

書いて居ますが、それを念頭に入れています。

横浜のチーム編成を考えると、

結果を出すのなら、投手2人、野手2人の方がバランスが良いです。

それをしないのは、

先々の事を考えているのだと推測しています。

 キューバラインの強化

 抑えの日本人育成→中継ぎが全般的に手薄なので底上げしたい

短期的にはバランスを崩してでも、

グリエルを獲得したいという強い意志と見るのが妥当であり、

それだけ横浜はグリエルを評価しているとも考える事が出来ます。

(後述しますが加入した事による相乗効果も期待していると思っています)

このバランスを崩してというのを、

ご承知の通り、2014年に横浜はシーズン中に行っています。

二遊間は、その特性上、連携が重要ですが、

その連携を積むことがグリエルの場合、キューバリーグもある為、難しいです。

内野守備強化に逆行する編成行為なのですが、

それを一度、やっている。

グリエル獲得は、内野守備強化以上のチーム強化になると編成が考えている証左であるとみています。

>グリエルの去就次第で、横浜のチームカラーが変わりそうだ。

っと本文中結んでいるのは、そう言う意味です。

最も、

ゴロを打たせる戦術を採用するのは、長期的な視点で意志として出ていると思いますので、

これをどう考えるか?

私個人は、

横浜の戦力、それほどないとみており(経験が足りな過ぎる)、

優勝するには全体の底上げが必須とみています。

グリエル獲得できた場合、手薄な中継ぎ陣を強化する機会と捉えているのではないかと想像します。

これは、

鶴岡をプロテクトから外した事と同じ考えの元、行われていると考えると分かり易く感じています。

2014年01月06日

横浜の捕手事情と鶴岡の評価、その考察と雑感

記事中にも書いて居ますが、鶴岡流出は短期的にみて間違いなくマイナスです。

実際、マイナスでした。

が、それを横浜の編成はあえて行っています。

将来を見越して、ワザと補強しないチームもありますが、今の横浜は、それに該当します。

また、

グリエルを獲得する事で、

内野外野の競争が非常に激しくなる効果もあります(ありました)。

高いレベルで切磋琢磨出来る。

グリエルが加入しますと、

球団方針として優先的に起用されてきた石川、荒波の立場が非常に危うくなります。

選手層が薄い故に、真の競争がなかった横浜ですが、

彼らの覚醒を促す意味でグリエル加入は非常に有益だと思います。

グリエルが入ると、

石川が一番手として起用され難くなる。

守備力を考えると他の二塁手との比較で差があります。(あの守備でですが、ムラがあります。)

今年の結果を見る限り、

試合に起用されなくも(横浜の場合、今まで非常に低いレベルでの競争でした)、

野手陣全体の底上げに寄与するとみています。

そう言う、

ポジティブな効果が、

外国人、

野手3人、投手1にはあると見ています。

全体の底上げの為に、

内野守備力強化を一時的に放棄するつもりかもです。

それを考えると、

強打の遊撃手、ないしグリエルの後継二塁(いつまで契約できるかわかりませんし)が必要な為、

今年の

ドラフトとも整合性がとれると考えています。

以上を踏まえますと、

グリエルを獲得できた場合は、

新人選手を中心に、遊撃が試される可能性が高くなると見ています。

(山崎は守備固め?)

勿論、山崎の守備も捨てがたいので、起用されるとは思いますが、

その比重が変わる可能性を覚えます。

逆に、獲得できなかった場合、

守備重視で編成する為、山崎の起用が増えると伴に、

抑え外国人を獲得する事で、総合的な守りの強化を図ると思います。

個人的には、

グリエル効果による相乗効果大きいとみていますので、

横浜編成と同様、グリエルが残留できる事を祈っています。