DeNA グリエル残留&弟も入団へ 巨人優勢ひっくり返した
グリエル獲得を巨人が諦めた事により、
横浜残留が確定したようです。
スポーツ報知も、そう報道していますので、ほぼ確定情報と捉えて良いようですね。
グリエル獲得を巨人が諦めた理由ですが、
二塁手としての起用を検討
キャンプまでに合流できない連携練習をする時間がない
グリエル本人が三塁の起用を強く希望← サインの数が多く、不慣れな守備位置で戸惑ったそうです
一方、
横浜残留の決め手は
>グリエルとキューバ政府が希望した「三塁手手形」の承諾だった
だったようですが、
そうしますと、
バルディリスが浮くわけです。
ご承知の通り(報道によると)、横浜とバルは、一軍登録を契約で確約しているらしく、二軍に落とせません。
つまり、
一塁をロペスとバルで争わせるわけですが、
バルが控えに回った場合(ロペスに関しては確約条項があるか不明)、バルを二軍に落とせず、貴重な外国人枠の一枠が潰れるというのも変ですが、
余剰戦力扱いになってしまうわけです。
この場合、後藤もいますから、右で三人、一塁専従の選手が三人もいる形になります。
そうなりますと、
三人を活かす意味で
ロペス、二塁へコンバート
ロペス、二塁コンバートが無理だった場合、バルを控えとして使う
後藤、ロペス、バルを戦力とし使い易くしたいのなら、
MLBで実績のあるロペスの2塁コンバートが俄然、現実味を帯びてきたと感じます。
コメント返しで、それはないのでは?(巨人で難しいと判断された二塁守備)っとコメントしちゃいましたが、グリエルを二塁で起用できないとなると、十分、あり得ます。
→すみませんでした
横浜編成として、
、を覚悟の上で、グリエル獲得交渉をしていたわけです。
選択肢を広げられるという意味で(二塁専属というより、一、二塁を守らせるという言い方になるかと)が濃厚とは思いますが、
ゴロで仕留めたい(内野守備力を強化したい)横浜としてはリスクのある選択でもあります。
最も、そのリスク、
今シーズン、グリエルを二塁で起用していますので、気にならないのかもしれませんね。
何より、二塁にロペスをコンバートしないと、
石川と切磋琢磨できるような有力な選手(精々、内村ぐらい)が横浜には居ません。
ロペスコンバートする事で、今シーズン同様、試合に出る為に激しい競争になりそうです。
久しく感じなかった高いレベルでの競争ですが、ワクワクします。
また、バルとグリエルとの比較で三塁は強化されますので、今シーズンよりは強化になるかもです。
(一塁ブランコとの比較でも)
内野守備力は、今シーズンとの比較で良くなるのなぁ?
しかし、戦力の有効活用を考えるとマイナス面もあり、思い切った事をしたとしか感じません。
そのマイナス(外国人枠の有効活用を考えると)を覚悟の上で獲得した横浜編成の賭けが来年、上手くいくことをファンとして願っています。
因みに、
私、こういう賭け大好きです。
意図は明確ですし、失敗も覚悟の上でのブッコミ。
発展途上のチームだから出来る編成とも感じます。
大成功も、大失敗も考えられる、わくわくする布陣です。
(グリエル獲得できた時点で万々歳ですので、後は、その効果が何処まで大きいかの話ではありますが期待は大きい。)
なんて楽しいオフでしょう。