福田の難しさ、控え的な位置にいる理由についての雑感

福田が大活躍していますが、

若干、陰りがあります。

理由は簡単で、

ボールの見極めが悪いからです。

ボール球の見極め率は58%と、一般的に選球眼が悪いと言われている広島のエルドレッドの65%を大きく下回ってまして

ストライクゾーンの空振り率も、18%弱と(エルは21%)、高いです。

昨年、規定打席をクリアした打者の中では、

福田よりボールの見極めが悪い選手は居ません。

2015年でみますと、横浜の倉本ぐらいでしょうか?(おいっ倉本)

そりゃ、横浜の倉本(広島の野間もですが)、打撃悪いわけです。

規定打席を超えられた選手で、昨年、ボール見極め率60%を切る打者は居ませんが、一つの指標のような感じです。

IsoP.303は図抜けていますし、

そもホームランを打ったのが中日の場合、福田しか居ませんので、その力、大きいですし、期待も、また、大きくて当然なのですが、今の選球眼ですと、打撃を崩される恐れもあり、

徐々に均して行った方が良いと感じる部分もあります。(っと中日首脳陣も判断しているかもしれません。)

守備が良いのなら、倉本のように我慢して起用されるかもですが、打撃が荒く(それが魅力的なのかもしれませんが)、打撃崩される恐れ大です。

一般にブレイクする場合ですが、

一軍で5001000打席ありますと、開花する場合が多いです。(一部の新人は除きますが)

これが福田の場合、昨年までが120打席と、経験がなく(一軍の壁を超えられなかった)、これからの選手です。

タイプにもよるのですが、

試合に出続ける事で、修正が出来るタイプと、多少、加減をもって起用した方が(毎試合出ていると修正出来ない場合もある)、良い場合もあります。

少なくても、

選球眼関連を見ますと(今の選球眼ですと苦しい)、

相手投手陣は、徹底してボール球で攻めると思いますので、谷繁の起用も理由がないわけでないです。

選球眼をみる限り、打撃の軸を崩されかねないので危ういです。

(落ちる球の見極めが苦手で、ストレートに打ち負けています。)

状況を観ながら徐々に試合数を増やして行くと思いますので、

応援してあげてください。

その潜在能力の高さは皆さんの期待通りですし、私も一野球ファンとして福田の成長を見守りたいです。

しかし、

倉本、今の所、福田と違い長打力もないですし、打撃、明らかに一軍レベルでないですね。

何処かで判断が必要と言うか、一軍の球を体感しましたし、ファームに落とすのもありかもですね。

守備評価が高いので内野の層の薄い横浜では落としにくいですが。

選球眼が悪いと、

バッティングカウント実質ないですし、なかなか打てないです。(駆け引きが出来ない)