横浜対中日、3連戦の初戦。
横浜が中日に対し快勝。
借金も1となり、横浜ファン的には今日で借金返済としたい所です。
さて、
対中日戦のポイントと言うと、打では福田なんでしょう。
この福田を如何に攻略・・・
攻略法?と言うより、
主に福田にとっての課題と言ってよく、
福田の打率.288
なのですが、
左 .458 OPS 1.295
右 .190 OPS .649
っと左右に極端な差がある状態です。
最も、この左に対するOPS1.295・・・この数字、超絶凄く、幾ら左に強いからと言って度が超えている数字です。
「ええい、中日(連邦軍)の4番(モビルスーツ)は化け物か!」っと
シャー(赤い服の人)が言ったとか、言わないとか・・・
というわけで、
「当たらなければどうということはない」で、横浜の投手(捕手も)には頑張って貰いたいです。
そもそも、横浜の場合、
今日、先発予定の山口も含め、福田だが苦手としてそうな右の剛腕タイプ(福田の対ストレート打率.176)が多く、分が良さそうなんですよね。
なんですが、
打たれそうなイメージも・・・
NPBでも屈指の剛腕投手、マシソンから真ん中のストレートをかっ飛ばしたように、ストレートなら何でも良いわけでないです。
ガンダムですから、当たると死にます。
横浜の投手、コントロール悪いので被弾もあるかもですね。
中日の場合、長打を打てる打者が少ないです。
結果、チャンスの割に得点が少ないですが、
この福田を封じる事が出来ると、かなり有利ではあります。
以下、真面目に
福田に左右差があるのは、
彼の癖(修正中?)に原因があると推測されます。
右肩が先に出る事で、打撃の軸が崩れやすく、バットが止まらなかったようですが(選球眼が悪い理由)、
この癖を波留さんとワンツーマンで修正中だそうです。
中日・福田が9年目で習得した独自打法
華麗なスイングで竜の“ゴジラ”へ
なぜ?左が得意なのか?
右対左投手の対戦ですと、球筋(向かってくる)も含め、出所が分かり易いです。
これが、右対右ですと死角が発生し易いです。
右投手が右打者の外角にボールを投げたとすると、死角が発生しますので首を動かしますが(出所から、球筋を全部見ようとすると)、
左投手が右打者に投げたボールには、そのような事が発生しにくいです。(動かしても、それほど動かさないで済みます)
この差で、
今の福田は右を打ててない可能性が高いです。
前回、記事で中日首脳陣が福田の起用に慎重な事に関し記事化しましたが、
2015年04月13日
福田の難しさ、控え的な位置にいる理由についての雑感
癖修正時に無理に試合に出続けると、
本人も語っているように、
「微妙な感覚的なものなので、自分の意識の中で修正するしかないんです」
という微妙な感覚が、崩され易く、
福田の状況を見ながら起用しているように感じます。
今はルナ離脱もあり、左右関係なく4番に座していますが、
4月13日頃は、感覚が崩され掛けていた部分もあり、
中日首脳陣(福田自身も)、いろいろ、試行錯誤していた感じでした。
なんですが、ファンは福田を観たい・・・
4月13日の時点でも、
対右の打席、対左より多かく左右に必ずしも拘っていたわけではないですが、
待望の長距離砲ゆえに大事に起用しているように思えます。
一応、首脳陣の気持ちもわかりますんで、あまり批判しないであげてね。
忘備録的に、
4月25日現在の福田の成績
打率 .288
OPS .885
出塁率.324
打席 71 三振25 PA/K 2.84
BABIP .395 → 強い打球を打てていると、BABIPが高くなる場合もあります。多少下がるかもですが
ボール見極め率 60%
右
打率 .190
OPS .649
出塁率.244
打席 45 三振20 PA/K 2.25
BABIP.292
左
打率 .458
OPS 1.295
出塁率.462
打席 26 三振5 PA/K 5.2
BABIP.500→ 本塁打以外は単打です。気持ちよく打ってますね
左に強い打球を飛ばしていますので、併殺多くなるかもですが、
浅いカウントでの打率が.500あり(いわゆる、バッティングカウント)、自分の型で打てていると思われます。
但し、左と右で、その成績が違いますので、
今は相手によるかもです。
福田をガンダムに例えたのは、
白い悪魔になる可能性も覚えるからです。
そうは言っても、
強みと弱みがはっきりしている選手(ましてや修正中)の場合、指導を間違うと両極端に振れやすいです。
代表例が、
横浜の北方でしょうか?
スピードボールが強みだったのですが、コントロールが悪く、あれこれした結果。。。涙。
実績がない選手は、焦り易く、フォームを崩しやすいです。
結果、良かった時の時分を見失いやすいです。
なので、大事に大事に、起用している(今はルナが居ないので、そんな余裕ないですが)んだと思います。
この数字が、今後、どう変化して行くか、一ファンとして楽しみにしたいです。