来週から、いよいよ交流戦。
昨年までとは違い、3連戦ですので、
各チームのエース対決から、チーム全体の力が試される戦いになります。
個人的には、例年より、セ・パの勝敗が拮抗するのではないかと予想し、それなりに期待しています。
一方、
セのペナントは、横浜が粘り強く戦う事で、接戦をものにして首位に立っていますが、他のチームも、状況を良くして来ています。
地力上位のチームが状態を戻す事で、全体的に混戦気味です。
そんな中、
交流戦に向けて、各チームの状況分析をかねて、各チームの3連戦勝敗を予測したいと思います。
横浜対阪神戦に続いて
広島対ヤクルト。
広島近況分析
一時、守りの面(防御率は良かったですが、本来の力発揮できなかった感じです)で状況、良くありませんでしたが、
石原が、出場数を増やすにつれ、全体的に持ち上がってきています。
打席比率で見ますと、
會澤:石原=5:2程度だったのが、2:1にまで比重変更する事で、會澤に良い影響を与えたと感じます。
チームDERが、全体的に上昇気味。
LOB率も、セで最も高い80%(序盤は、このLOB率が70%を切っており、苦労していました)と、非常に粘り強い守りを実現し始めています。
詳しくは、
2015年05月19日
セ・リーグ 投手力を含む守りについて今後の展望予想
センターラインが強固です。
守備機会が多く、守備重視で起用されるセンターラインですが、守備と打撃を両立できない事で固定し難いポジションであり、各球団、その起用に苦労するのですが、
これが固定されており、
今後(長期スパンで)に期待がもてる状態です。
菊丸の打撃状態も、徐々にですが、良くなってきているように感じますし、特に丸は、菊池程(この子は良くわからない。天才型)、ボール球をふってませんし、あるレベルで回復するような感触を受けます。
田中と、會澤も、遊撃、捕手(除く阿部)としては破格の打撃成績を出していますので、
その部分で、かなり他球団との比較で、かなりの利得を生み出しています。
その反面、
打撃重視で起用されるポジションで、成績が芳しくなく、得点力を大いに下げています。
4番不在で苦しんでいますが、
本日、昇格のエルが救世主なりうるか・・・
また、運悪く、広島さんが対戦するヤクルトの表三枚は、どのチームも苦労する相手なので、
というより、エルと相性がいいかと言うと、
疑問と言いますか、エルの得意な所にボールを投げてくれなさそうなイメージあります。
2014年09月21日
エルと林、相性は良くないです
ヤクルト近況分析
怪我人が多く、予定通りに進んでいません。
結果、全体的に、守りも含め、一時期ほどの勢いがありませんが、
上位打線を構成する、
山田、川端、雄平(一時、お休み)、畠山は侮りがたく、ミレッジも復帰しましたし、戦える戦力が徐々に戻りつつあります。
特にヤクルトの場合、
表ローテの、
小川、石川、石山(特に)が強力で、裏との比較で、計算し易い布陣です。
また、接戦になると出てくる、外人三人衆。
ロマン、オンドルセク、バーネットは、セで一番の陣容。
オンドルセク、打ちがたいです。
普通に、ストレート中心に押し出せば、良いのですが、中村が裏をかきたがる子なので、他の球種(カーブ)を打たれていますが、ストレート空振り率12.86は凄いですね。
バーネットの防御率は0ですし、いやはや。
素が良いと言うか、接戦で出てくる、この三人さんと、広島の後ろの未整備状態を考えますと、
かなり広島苦労するような感じです。
全体総評
広島の先発陣も優秀ですが、ヤクルトの表三枚も強力。
後は後ろの差で、ヤクルト優勢に感じます。→形がある。
チーム力と言う意味では広島の方が上と思いますが、
形を作っている最中のチームと、
あるレベルで勝ちパターン、得点パターンが出来上がっているチームの対戦ですので、
今回は、ヤクルトに分があるようには感じてます。
但し、今はです。
爆発力は、広島が一番と、感じます。
混セですね。