前記事で高崎好投のポイントを挙げましたが、
低めにコントロールできたか?
×
浮いてました
インを攻め切れたか?
外中心の配球。
×
横幅をひろく使う事でシュート、スライダーがより活きてくるのですが、それが上手く出来ませんでした。
なぜ?高城はインにボールを要求しなかったのか?
答え、出来ない。
インにボールが行くとドキッとしました。
それでもインに投げさせていしたが、割合で言うと4,5球に一球のような感じでしょうか?
得点圏、SBの柳田にインコース中心の攻めをする事もあった捕手です。
インを攻めきるというのは、その時見せた配球のように、
外を意識させつつ、インを攻めて、攻めきる配球をする事です。
(相手が困惑して的が絞れなくなる)
たまに投げる程度ですと、意識してくれないので、その効果半減です。
そして、その珠玉の配球した時、コンビを組んだ投手は、番長。
番長と、今日の高崎で違いがあったかと言えば、コントロールの精度の差でしょうか?
あいう細かな球の出し入れが出来ますと、攻め切れるのですが、
そのコントロールがなく、
難しい試合。
しかも、
所々で、棒球が行き、難しさに拍車がかかる感じでした。
三回、丸に投げた真ん中のスライダーが、本日、一番、胆が冷えました。
チェンジアップ?と勘違いする程、ボールが変化せず、酷い球でしたが・・・
調子、悪そうですね。
丸。
良い時は見逃されないのですが(ツーストライクでしたので見逃し三振)。
落ちる球ないのに、落ちるとでも思ったような見逃し方でした。
4回以降は、さらにボールが浮き気味で、
4回、ノーアウト1,2塁で7番梵の犠打、石原のスクイズ失敗の併殺がなければ、どうなっていたか・・・
三塁ランナー新井で敢行されたギャンブルプレイです。
結果、なんとか、抑えて居ます。
5回を投げて、89球、8被安打、1与四球。
→
久々の一軍登板で、ペース配分が上手く出来なかったような事をコメントしていました。
緊張していたようです。
良く一失点で切り抜けました。
結果は上出来も、内容は追試状態。
正直、継投した須田の方が余程、安心してみてられました。
コントロール良いと安心してみてられますね。
思った所にボールが行くので高城もリードし易すいように見えました。
7回、梵を三振で打ち取ったインコース。
ナイス配球。
あれを高崎でやれれば良かったですが、
球威、コントロール伴に、出来は須田の方が上で、しょうがないと言いますか、
調子の悪い高崎を良くリードしたなぁが実感です。
井納も打たれながら(被打率.300超え)、結果的に試合を作っている(QS率80%)ところを見ますと、
高城のリード力も上がって来ているのかもしれません。
おっ、良いリードと感じる時が増えてきたように感じます。(主導権を握った配球)
他、雑感。
ミスが、双方、散見し、接戦の割に荒く感じた試合でしたが、
広島の4回、ノーアウトからの三連打で一失点で済んだのが今日の勝因の一つでしょうか?
後は、山崎の、強引なツーシム一本槍(ランナー得点圏で)。
分かっていても打てないボールを持っていると、強いですね。
ちょっと、高城君、ツーシムに頼り過ぎとも思いましたが、これが出来るから、山崎は抑えとして君臨しています。
巨人の澤村や、阪神の呉の場合、空振りの取れる変化球がないので、この辺、苦労していますが(奪三振)、いやはや、凄い。
奪三振率12(決め球がある)を超える抑えが居ると言うのは良いもんですね。