横浜の28人、プロテクトを考えてみる、そして充実の時へ

層が厚くなったよねを、確認する意図で横浜のプロテクトを考えてみたいと思います。

2013年、阪神中村GMに、相手の戦力を削りましたと言われちゃった横浜ですが、

今なら、どうなんでしょう?

久保移籍に絡み、プロテクトを、当プログでは、予想して居ませんでしたが、

>プロテクトリスト

藤井、山口、小林寛、井納、加賀、三嶋、三浦、藤江、須田、加賀美

高崎、北方、大原慎、眞下、大田、国吉

黒羽根、鶴岡、高城

山崎、梶谷、石川、筒香、白崎、中村紀

金城、荒波、多村

適当にコピペさせて頂きました。

まず、

このプロテクトリストの中で、2016シーズンも働いている選手が、どれだけいるかと言うと、

山口、井納、三嶋、三浦、小林寛、加賀、高崎、大原、国吉

黒羽根、高城

山崎、梶谷、石川、筒香、白崎、荒波。

つまり、2013年、予想されていたプロテクト選手の内(一例ですが)、11人が居ないわけです。

阪神に移籍した鶴岡や、育成での契約を勝ち取った多村を除けば9人がプロ野球選手でなくなっています。

わずか二年で、です。

2015年のプロテクトは、

二年で、ここまで変わらない・・・

っと言い切れない所が怖い所です。

理由として、

今の横浜、セレクションの時期に入っており、選手の序列を決めようとしているように感じるからです。

その枠から外れるか、どうか大きいでしょうね。

さて、

肝心の2015年シーズン結果を基にプロテクトをしてみました。

投手15人

久保、山口、井納、三嶋、国吉、須田、田中健、三浦、長田

三上、山崎、平田、砂田、石田、柿田

捕手3人

黒羽根、高城、嶺井

内野6人

白崎、倉本、石川、山崎、宮崎、百瀬(横浜期待の秘蔵っ子、トッププロテクト、二軍での起用をみますと、その期待の高さを覚えます)

外野6人

梶谷、筒香、荒波、乙坂、関根、桑原

えっ、30人?

因みに外れてしまった選手も、昔と違い強力です。

加賀・・・ 右キラー。実績上、バレンティンも抑えられます。右のワンポイントって居ても良いと思っています。特に右に強打者が多いヤクルト相手に活躍してくれるでしょう。二軍成績は圧倒的。

大原、林・・・左のワンポイント。

萬谷・・・元祖、育成上がり。期待して見守っています。二軍は卒業状態。

小林寛・・・2014年に痛めた肘からの病み上がり、でも、2016年はやってくれそうな感じ。2015年後半は一軍に定着してもいました。

高崎・・・捕手起因もありますが、インを攻めよう。よくコメント頂く温故知新さん的には、他球団で活躍しそうな投手の一人。

福地・・・この子も外して良いものなのか・・・一年目としてまずまずの活躍をしてくれています。

安倍・・・一軍防御率2.89。毎年、順調に成績を向上させています。

野手は

外野で、松本、下園、井出

内野で、飛雄馬、山下(ムシキング、二軍で優先起用されています)、柳田、ゴメス、内村

捕手で、西森

二軍で外野として優先起用されている渡辺も居ますし、プロテクト予想も難しくなったと感じます。

尚、

プロテクト30人ですので、後2人外す事になりますが、

その内の一人は山崎なんですかね。

守備はゴールデングラフ級と評価され、球界でもトップクラスの守備範囲を誇りますが、

反面、失策が多く、打撃成績もあって、あまり評価されていません。

まさか、倉本にレギュラーを奪われ、かつ、守備固めですら起用されない状態に陥るとは思いませんでした。

トレードで出して欲しい選手(藤田再び候補)でしたが。。。

実は、私、何処でも良いので活躍して欲しい派でして、

藤田のような例、嬉しいんですよね。

山崎の守備についての雑感

一方、対抗馬の倉本も、

2015年、倉本寸評 守備に関する期待

2015年は課題がありましたが、良くなりそうな部分も感じ、

本当に多士済々になりました。

いやはや・・・

こういう戦力の上積みがあるので、今までと違って期待感があるわけです。

ファンですが、

毎年、最下位推しでした私の予想が、変わるか、楽しみな感じです。

基礎戦力は、ここ4年で、本当に充実しました。

横浜的にはセレクションの時期です。

同年代で、

白崎、倉本、柴田、山下、宮崎、飛雄馬

石川、山崎、内村。

関根、桑原、乙坂。

荒波、松本、下園、井出。

黒羽根、西森、高城、嶺井、戸柱。

番外枠で、ゴメス、柳田。

今年、ベイスターズは、倉本の245打席を頂点として、これら選手達(怪我の石川は除きますが)に万遍なく打席が振り分けられてしまった部分がありました。

結果、選手層は厚くなったとは思いますが、

そろそろ、序列が明確になりそうな予感を覚えます。

梶谷、筒香は別格として、どうグループを構成して行くか、層が厚くなった故の過渡期です。

しかし、2012年と違い、随分、様相が変わりましたね。

期待値で、高城、梶谷、筒香が起用された時とは、大分、違います。

これだけ、選手が増えたので、多村が放出されたのかもしれません。(右の外野手が手薄になるのに放出しています)

多村が放出されず、他に誰かとなった時、バランス上、誰も居ないと感じてしまうほど充実し始めています。

うん、参りましたね。

多村に関しては、ファンなので、本当に複雑と言いますか、

ベテラン云々の重要性は、このプログでも再三、取り上げていますが、こうして全体をみると、どうしたら良かったんだか、考えちゃいます。

今の編成で、一区切りと言いますか、

以前のような、手薄さ、バランスの悪さはなくなりました。(戦力の厚みがなく、弱い)

後は、今居る選手たちが、何処まで伸びるかです。

編成上、

良さそうには見えますが、

此処から、レギュラー格が育つかは別の話です。

本当に充実の時になるかはわかりませんが、

上手く回った時、上位進出の機運は十分かとは感じます。

期待も込めて、充実の時へっと記述しておきたいです。

宮崎何て、試合で継続して使えば、シレッと三割前後打ちそうな空気感を持ち始めていますが、そう言う時期に来ていますね。