攻撃的2番が今シーズンのキーワードになっていますが、
攻撃的2番とはどのような選手が良いのでしょうか?
左(もしくわスイッチ)、足が速い
強行する場合、左打席で足が速いというのが、相手からみると守り難いです。
そもそも、左は右に対して、併殺になりにくいです。
梶谷の場合、足があるので、より併殺になり難いです。
リスクを、右との比較で負わずに強攻策を採用できます。
左のプルヒッター
ランナーが一塁に出塁しますと、一塁手が一塁側に寄りますので、二遊間が空きます。
左のプルヒッターの場合、自然体で打ってくれれば良いわけです。
、が絡み、チャンスが広がり易いです。
ランナーが居ると、基本的に打ち易い
以前、中日で、ランナーの居るなしで分析した事がありますが、ランナーが出ると打たれ易いです。
良くいうメンタル云々なんて話がありますが、
丁寧に、その理由をみていきますと、
その多くは技術的な問題になっていきます。
ランナー出ると打たれる投手が多いのは、
セットに問題がある場合か、
セオリーに従い、配球に制限が加わるからです。
横浜の場合、この二大原則に忠実な選手多いです。
配球に制限が加わると、途端に力を失います。
横浜の昨年までの配球傾向をみますと、ランナーを出した場合、より外、偏重になりますが、
大なり、小なり他のチームにもある傾向です。
、、の総論と梶谷実績
梶谷の場合、2015年、ランナーなしでは打率.229(314打席)でしたが、ランナーが一塁に居ますと、.333(78打席)になります。
理由は、が絡んでいると想像しています。
2014年も、ランナーなし.244で、一塁ランナーありでは.287です。
このファクター(ランナーのいるやなしや)に、対左、右が絡んで来ますが、
梶谷の能力を考えますと、2番強攻は理に適う戦術選択肢と感じます。
打たせないと勿体ないです。
初回は、
1番から始まるチャンス回です。
投手も立ち上がりに苦労しやすい傾向にあります。
ここで、ランナー進める為に、犠打をするかしないかでは、その得点力(犠打は総得点を期待値を減らして一点を奪いに行く戦術)に大きな影響を与えます。
後は、昨年、リーグ最低を記録した一番の出塁力が改善し、筒香を囲む3、5番の打力があれば、二番梶谷が大いに機能するのではないかと考えており、その結果に、期待しています。