賭博の借りは、優勝でなく、まずは信頼回復を

不祥事があったからこそ、優勝をという記事を見かけましたが、信頼回復がなされてない状況で優勝をっと言われても、違和感を覚えざる終えません。

エラー(失点)の借りをプレー(得点)で雪ぐのはあり得えますが、

犯罪の借り(信用失墜)は、同種の再発防止をする事で初めて返せるのであって(信用回復)、優勝では返せないと思っています。

今、求められているのは巨人軍の優勝でなく、信頼回復です。

その信頼回復なくして、その挽回の為に優勝をっと力説されてもっと個人的には疑問に思います。

言い回しの問題とは思っていますが、何かズレを強く覚えました。

信用問題と、プレーは別論議です。

一方で、

不祥事があったからと、

優勝を目指さないのは、変とは感じます。

リーグ戦に参加する以上、

ファンに応援されている以上、優勝を目指して欲しいです。

また、ファンはいかなる時も、贔屓チームを応援すると思いますし、苦しいと感じるからこそ、強く応援するのも理解できます。

その結果として優秀を望むモノと理解していますが、

それとは別に、信頼回復は回復でやって欲しいです。

問題は、

本来やるべき、信頼回復に向けた動きを、満足にしているように感じない事でしょうか?

正直、今回の問題、

一選手の問題と言うより、組織的な問題(巨人軍だけというより球界の問題)であって、

苦々しく感じています。

教育の問題と言うより、高校野球ですら(十数人規模に行われていた)、賭け事の対照としており、そのような賭け事が常態化していたのは(そう言うのが当たり前の環境、空気感を醸成していた組織の問題)、巨人軍が報告していた通りです。

アホかいなぁと思いますが、

結局の所、信用されてないというのを、巨人軍関係者は肝に銘じて欲しいですし、

リーグ戦に参加させて欲しいと言う前に、

やることをしなさいと強く言いたいです。

現場は、現場で優勝に向けて、邁進するのは当たり前として(現場が出来る事は、最上のプレーを、ひたむきなプレーを、ファンに提供する事だと思う。)、

組織トップは、やるべき事を、しなさいと、言いたいです。

実に、

空々しく感じます。

なぜ?

調査が進まないかは、理由は明白で、

真相解明が、プロ野球界にとってマイナスと思っている人たちがいるからと思っていますが(未だに胴元が実名報道されていません。つまり、彼らが起訴されてない)、

自浄作用を球界として働かせるのなら、

働かせるで、方法論、多々あります。

先行事例(相撲協会や、禁止薬物使用等々)を参考にダメージコントロールをして欲しいですが、少しはヤル気を出して欲しいです。

異論反論あると思いますが、一罰百戒だけが、解決策ではないと個人的には思います。

野球賭博>「良心頼み」調査難航 信頼回復遠く

巨人・森田総務本部長に聞く「情報を持っているのはBさんと笠原くん」

良心を頼むのなら、

それに応じた所作があると思います。

一ファンとして、

その良心を後押しするような対応を、お願いしたいです。

当事者たる巨人軍では、その対応に限界があると強く感じます。

本来的には、コミッショナーが対応すべき話なのですが・・・