良くわからない形で終結しそうな賭博問題で気分が、正直、低調です。
昨年は、野球賭博に関して記事を一切書いて居ませんが、
今回は、その対応レベルが、あまりに酷く、故意にしているのかとでも感じるほど酷過ぎて、こういった不祥事対応が、繰り返されるんだろうと感じ気分を沈めています。(野球賭博でなく他の不祥事でも同じレベルで対応される)
気分は沈めていますが、
取りあえず、今回は、オープ戦成績とシーズン成績の相関を話しつつ、DeNAの今の状態について雑感を。
オープン戦成績はあてにならない?
っと言われますが、実際はあてになります。
厳密に言いますと、相関が強いタイプと相関の弱いタイプが居ます。(層別が必要)
分けるとするなら実績のアリやナシです。
ケース1、実績のある選手で、オープン戦成績が良い選手。
このまま走るケースが多いです。
ケース2、実績がある選手で、オープン戦成績が低調な選手。
序盤苦しむケースがあります。
ケース3、実績がない選手で、オープ戦成績が好調。
2015年、中日福田のように、技術的な問題で成績が下がるケースが多いです。
次の年へと繋がる、もしくわ、足踏みする選手に多い形です。
ケース4、実績がない選手で、オープン戦成績が低調
ほとんどがそのままです。
昨年で言うなら、桑原(オープン戦全試合に先発出場 打率.220)が、そのケースに当てはまります。
ケース5、外国人
NPBに慣れてなく、その環境にアジャストするのに時間がかかっているケースがあります。
勿論、そのままのケースもありますが。。。
二軍成績と一軍成績が時に相関し難いですが、事情は同じですね。
本当は、成績と言う数字でなく中身が重要なのですが、未だ一戦も見てないので(賭博問題の影響で観る気にならない)、判断できないです。
試合をみていると、成績が悪くても、この選手という場面がありまして、印象(一昨年言うと防御率6点台だった又吉とか、あまりに衝撃的過ぎて記事を書いてます。同様に、去年で言うなら楽天戦で三振を喫した場面の宮崎)に残るのですが、その辺は仕方がないですね。
、のケースに当てはめて期待できそうな選手とは
ケース1でみますと、筒香、ロペス。
ロペスに関しては、穴があるので、自信をもってとは言いませんが、あるレベルの成績を今年も残してくれそうです。
筒香に関しては怪我の影響か長打率が低く、そこは懸念点ですが、その内、上がってくるものと期待したいです。
ケース2は不在
本来は荒波が2に当たるのですが、昨年も(昔も)、その中身をみますと、内を苦手にしてましたので、止む無きでしょうか?
.260程度は期待できるかもですが、悩ましい所です。
外に対応できるようになると内の対応に苦労するようになるのですが(意識的に攻められる)、ここが一流との境目ですので是非、乗り越えて欲しいです。
ケース3は柴田、松本・・・
柴田と松本、厳密に言いますと、違ってまして、松本の場合、経験を積んでの成績。
柴田の場合、経験のない状態での成績という違いがあります。
横浜の外野手。
守備力を考えなければ、まずまず打ちそうな選手が数人いまして、その一人が松本です。(昨年の二軍成績参考 PA/k)
一方、柴田の場合、シーズン入ってみないとわからないです。
外の変化球に対応できるかが一つのポイントで、次に内、外に対応できるかですが、さて、どうなんでしょう。
また、打撃成績的に捕手陣(黒羽根、高城)が元気と感じています。
新人捕手が、そのまま正捕手という、上位を狙っているチームとは思えないチーム状況ですが、例外は常にありますし、戸柱には期待したいです。
現在、戸柱のOPS.600弱ですが、今までの経験則に則るのなら、プロの壁にぶつかるんでしょね。
個人的には高城が最終的に出てくるものと思っていますが、互いに高いレベルで競い合って欲しいです。
ケース4は倉本、飛雄馬
打撃成績だけでみますと、二軍で鍛えるべきなのですが、二遊間、層が薄いですね。
シーズン中に立て直せるのか、わかりませんが、ある程度、戻して欲しいです。
ケース5はロマック
PA/k=2.3と、ボールが当たらないです。
600打席(打数でなく)に立つとしたら、257三振喫する計算です。
控えで宮崎居ますので(怪我で出遅れていますが)、その穴は、あるレベルで埋められるモノと期待していますが、序盤、苦戦しそうな状況です。
その他、選手寸評。
白崎。
昨年の成績をみてわかりますように、順調に、その打撃課題(中身が良くなってきている)をクリアして来ています。
強いて言えば、右なのに、左を苦手としているのが懸念点でもありますが、そこを乗り越えられば、.280前後期待しても良さそうな数字ですし、二軍は昨年の成績を見る限り卒業状態。
中日の高橋周平同様、一軍で起用しづけないと(課題が確認できず、伸びない)、その真価が問えない状況とは思っています。
完全に二軍卒業状態の宮崎は別格として、それに続く位置にはいるという判断です。
.250程度は期待して良いと思いますし、その.250をクリアする事で来季、さらなる成績向上が期待できるかもです。
一般に、新人選手を除き、
いきなり打ちだす選手は居ません。
丸にしろ、菊池にしろ、前年に300打席前後一軍で起用され、何らか、光るもの(守備なり、打撃なり)があってブレイクしています。
白崎も、そういう段階に来た感じですかね。
ここで停滞するか、しないか、突き抜けて(いきなりは難しいですけど)欲しいですが、打席経験的には十分とは思っています。
倉本。
昨年、この人を見たとき、あまりの酷さ(打撃フォームが酷かった)に絶句しましたが、
守備が良いとの事でしたので、その守備を期待して見守っていました。
が、その守備も、守備範囲(ゾーン評価)で見ますと、良いとは言えない結果で・・・
ゾーンで大きなマイナスを記録してましたし、倉本が先発した試合のチーム防御率は4.40。
倉本だけの責任ではないですが、倉本の打撃成績を鑑みますとチームが5点取るのは難しいわけですので苦しかったです。
成績上、昨年は全く良い所がなかった選手なのですが(他のチームなら起用されないレベルの選手)、
センスが良いでしょうか?
守備力で?があるので、似たタイプの柴田を補強されていますが、経験を積んだ事で、守備力も上がってそうです。
新人でいきなり使える二遊間というのは、私の経験上、ロッテの小坂ぐらいでしたが、
その理由は
2015年、倉本寸評 守備に関する期待
の通りです。
倉本の見た目が良いのは、前進守備におけるフィールディングなのですが、昨年は経験不足からか、横の反応が遅かったと思っています。
この部分は、改善できる部分(可能性、ダメな場合もあります)でもありますすので、ファンとしては、その可能性に期待したいです。
遊撃の主軸として期待され、起用されているところをみますとチームも同様な考えなのかもしれませんね。
もしくわ、状況次第で倉本と競わせるような形で白崎を遊撃で使う気なのかもしれませんが(実績上、白崎には平均なみに守備が期待できます)、
案外、最終的には三塁宮崎、遊撃白崎・倉本 二塁 誰か? なんて事になるかもです。
梶谷が戻ってくるまでが二人にとって厳しい勝負になりそうです。
(柴田も候補はありますが、昨年の倉本の例がありますように、連携、慣れに懸念をもってはいます。例外ありますが、そのまますんなり起用しづけて良いかは疑問をもっています。二遊間に関しては、そのどちかが内野の司令塔となって守備位置を調整しますから、気にはなっています。)
二人とも頑張って欲しいです。
番外編で飛雄馬ですが、
この人、ともかく泥臭いです。
割合、淡泊な選手が多い印象の横浜にあって、しぶとく食らいついていくような印象があり、今の状況を跳ね返して欲しいです。
ガンバレぇ。