ヘイグ対策と、マテオについて、雑感

今日より阪神三連戦です。

相手打線のキーマンはヘイグでしょうね。

予想通り、得意の相手を打ちまくっています。

左を得意とし、外中心の速球派とは言えない右投手も対応できます。

クローズの打撃フォームもあり、外の変化球勝負には滅法強いバッターです。

今日より対戦する井納、久保は、ヘイグが苦手とする右のパワーピッチャー系です。

球速、球質的にパワーピッチャーとするのは、無理があるのですが、

145キロを超える球で、ヘイグが苦手とするインを攻め切れるか?どうか?

ヘイグにとっても、今後を占う事になりそうでしょうし、イン攻めを公言している横浜バッテリーにとっても、今後を占う事になりそうです。

一球速報を見る限り、攻めてはいるようですので、その姿勢を続けて欲しいです。

しかし、

あの打撃メカニズムを見れば、外が難しい事(基本的にクローズは外角のボールを見極めやすいです)ぐらいわかるハズです。

外の見極め、ヘイグは一流ですが、代りにインが苦手なぐらいはクローズの基本原則とも言え、その特徴に則った配球をして欲しいです。

ヤクルトの場合、インを攻め切れなかったでしょうか?

そこを考えると、ヤクルト投手陣が思った以上にレベルが低いという事になりそうです。

実際、オープン戦含めチーム防御率が悪いです。

同様に、中日もヘイグに打たれた事を考えると、あるレベルに達してない。

中継ぎ陣には、ヘイグを打ち取れそうな投手が揃っていますが、先発をみると苦戦しそうな感じです。

横浜の場合、山口、三嶋、国吉と、右のパワーPが居ますので、阪神戦優位(ヘイグに関しては)に戦えるハズなのですが、彼ら、今、居ませんので、まずは、井納、久保、石田(最速148)で、ヘイグが、どの程度、抑えられか見て見たい所です。

また、阪神の新外国人マテオですが、

此方も、得意、苦手がはっきりしてまして、

右を得意としますが、左に対してはやはり投げづらそうです。(対右被出塁率 .125 対左.356)

この辺、マテオも、ヘイグも、そのフォーム原則に則る得意、不得意ですから、ベイスターズとしては、そこを徹底的に突いて欲しいです。

逆に言うと、つけない場合、

彼らは大活躍するわけです。

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ヘイグについては、苦戦した先に、打撃開眼的な可能性も覚えていますが、

その弱点を攻めきれない事に関し、残念に思っています。

打率 .444 出塁率.600 OPS 1.370。

打たれ過ぎな印象ではあります。

井納、久保の平均球速を考慮しますと、常に145キロを超えるわけではなく、分の悪さも覚えますが、横だけでなく(外でなく)、フォークにも持ち味がありますので、上手く対応して欲しいです。

少なくても外中心は止めて欲しいです。

弱点がわかっている以上、攻めきる姿勢をヘイグには出して欲しいです。

石田に関しては、右打者のクローズという特性性上、見やすく苦戦するかもですが(左を得意とする中日の福田が分かり易いです)、

左のクロスファイヤーが、何処までヘイグに通用するか確認したい所ですね。

ガンバレ横浜。

応援しています。

余談、

相性的に三上、山崎の方がヘイグに打たれるかもですね。

二人とも、球威、キレが昨年との比較で今のところ劣っている気がします。

山崎のツーシム、ヘイグに打たれちゃうかもですが、その辺、考えつつ配球して欲しいです。