昨夜の試合におけるラミレス監督の選手起用について(主に野手面

ロペス骨折離脱により、選手起用がどうなるか気になっていましたが、昨夜の試合のスタメンは以下の通りでした。

1番 梶谷

2番 エリアン

3番 下園

4番 筒香

5番 倉本

6番 宮崎

7番 石川

8番 高城

9番 桑原

ポイント ロマック

前々記事にも書きましたが、監督評価が決して高いわけではないロマックです。

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(危機管理を意識して書いた記事です。そして、その直後にロペス骨折と言う・・・)

それを感じさせるスタメンでした。

左腕が登板した場合に限り、一塁で先発するかもですが、右腕相手には一塁宮崎が基本線になりそうです。

昨夜の試合、野手で唯一出場がありませんでした。

代打で起用されるにしても優先頻度は低く、長打力は期待できるけど、確率は低いと言う選手に見合う起用がなされそうです。

ポイント 二塁

エリアンも二塁を守れますが、三塁以上に守備連携の必要な守備位置です。

流石に無理はしませんでした。

将来的なオプションとしてあり得るとは思いますが、石川と宮崎の併用が基本線という認識です。

ポイント エリアン

高めの直球に弱いです。

獲得時の映像を見て、即わかるレベルですので、相手も、それを意識した配球が多いでしょうか?

ベルトラインから下のボールにはスムーズにバットでますが、高めを攻めきられますと厳しいくは感じています。

ただ、スイングはしっかりしていますので.250程度(本音では.270ぐらいは期待したいですが明確な弱点ある打者に対し、NPBの場合、攻めてくるですよね)は率を残せると思いますし、あるレベル以下の投手には通用しそうです。

また、両打ちの打者と言うのが、選手構成上、今の横浜にとってはありがたいです。

ポイント 2番

現在、2番を打てる打者が見当たりません。

別記事で、書きますが打線が全体に低調ですので、場合によると最低でも○○を2番には求めたいのですが、これが難しい状況です。

倉本も出来ません。

それぐらい難易度が高いわけです。

このポイントに誰かが嵌ってくれるますと、少ないチャンスでも点がとれますし、状況に応じた打撃(采配選択肢がかなり広がります)を指示できます。

今の横浜にとって右の強打者と並び、最優先課題かもしれません。

ポイント 宮崎の起用法

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にも書きましたが、左腕相手には二塁で、右腕相手には一塁で起用される事になりそうです。

個人的に、今年、真価を問う時と思ってましたので、是非、その力を発揮して欲しく期待しています。

そして、

昨夜の勝因の一つは高城の起用でしょうか?

今後も含め、非常に良かったです。

SB戦で危ないと思っていたのですが、良いタイミングで戸柱を変えてくれました。

(変に迷い始める前)

ナイス起用と私自身は評価したいです。

その期待通りに高城が外中心の配球で久保を上手くリードしてくれたわけです。

先日、山口をリードした際も、外目中心でしたが、心境の変化でもあったかもですね。

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戸柱を意識過ぎる配球に懸念を覚えていたのですが良かったです。

今日は今永選手(内を攻める必要がある)ですので戸柱で行くと思いますが、高城が控えてくれるのは助かりますね。

ただ、戸柱ですと投手が腕を振れるので、投手が、より力を発揮しやすいという面もあり、

その面で今永、石田と戸柱は相性が良いと思っています。

ラミレス采配について

ヤフーコメントでは罵声が飛んでましたが(いつもの事と言えば、いつもの事です)、

選択肢を広げようとした采配が多いので、それが原因で誤解されるかもです。

ですが、今のチーム状態ですと止む無き面も覚えます。

開幕前、打線を固定化したがっていましたが、別の方法論を模索しています。

野手を使い切るようなリスクを負った采配をしますが(監督の性格なんでしょうね)、経験を踏んでいけば、ズレも修正されるみています。

ロペス離脱以前から、打順を固定仕切れていませんが、今の状態はしょうがないですかね。

座りの良い打順を模索しつつ、試行錯誤感を覚えます。

そのチャレンジ(チーム作り)が上手く行くことをファンながら楽しみにしたいです。

大原について雑感

人が少なく、その人手不足を補うような形で潰れ役のような使われ方をされたせいかファンの評価、低いかもですが、ほぼスライダーだけで戦う、その姿に、感動を覚える投手です。

コワゴワでなく、

打たれるもんかで投げるですよね。

ストレートをズバッと決めるときもあります。

横浜も、須田やタナケン等、気持ちを感じる投手多くなりましたが、その先駆け的な投手です。

「力で抑え込むタイプではない。相手に嫌がられる投球をしていきたい。」という投球ですので、配球をみてて面白いです。

戸柱にも良い影響を与えると思いますし、今後も期待したいです。