7/31 横浜対広島戦 回顧 継投の是非について

温故知新さん、ホエールズベイスターズDeNAさん、他、皆さんが、あの継投の是非について語っています。

一通り読ませて貰いました。

個人的に、

興味深いのが、皆さん、Whyがあるですよね。

どうしてタナケンが登板しなかったの視点で記事を書いて下さっています。

これが、それぞれの記事に深みを与えているように感じています。

これが、

タナケン登板しなかったから負けた。

負けたのは監督の責任である。

監督は無能であるの、結果論100%の記事になりますと、違和感100%になり、生産性を感じませんので、

記事を起こす管理人なのですが、

個々が、その采配の背景、意図を考察してくれていて楽しかったです。

なぜ?があると記事は締ります。

tomorrow is another dayとも、考えていたのですが、面白いので、私も私見を。

先日、

31日の広島戦、

横浜の継投は、勝負手で無理をしていました。

延長戦を考えない投手を使い切るような継投です。

勝ち投手限定でみますと、須田、タナケン、三上、山崎です。

そして、様々な理由がありますが、基本、4人とも回マタギ実績が、あまりないです。

首脳陣が大事に使っているというもありますが、向いてないと判断している部分も大と分析しています。

(全力投球タイプなので、イニング跨ぎするとピンチになり易いです。回マタギの経験も少ないです。)

特に、三上、山崎は他のチームとの比較で、

味方の残したピンチを救いに、回マタギ前提の登板はされた事が、ほとんどなく、今回、三上に関しては、今シーズン初めてだったのではないかと思っています。

それぐらい実績ないです。(回途中)

その面で信用があるのは須田、タナケンとなります。

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そこにも理由があって、

以前、記事で書いた事ありますが、

彼ら、味方の救援に向かないですよね。

山崎が本調子なら向くかもですが、エンジンが掛かるのは遅く(先の記事に書いてますがランナーを今は出しやすい状況です)、三上は、そもそも向かない(打たせてとるタイプ)です。

首脳陣もわかっていたから、そう言う起用をしなかった部分もあったと見ています。

にも関わらず、

準備を重視する監督が、そう言うシチュエーションで三上(回途中で救援に、かつ回マタギ)起用した理由。

思った以上にタナケンの状態が悪かった。その一言に集約されるとは思います。

出来れば使いたくないわけです。

怪我しているわけでなく、使おうと思えば使えたかもですが、状態が悪かった。

つまり、

三上>>タナケンであったのが事の真相と思います。

タナケンが、十分なら、

今までと同様、何度も見た、

須田・タナケン・三上・山崎の継投で〆ていたハズです。

須田、三上が、回マタギをした事に焦点を与えるより、タナケンの状態が非常に悪かったで語った方が、より正しい理解になるかとは思っています。

タナケンの状態が悪い結果の、

あの継投なわけです。

ここで、タナケンを使うのか、どうなのか、議論別れるかもですが、監督側に立ちますと、

比較で、

須田、三上で回マタギさせた方が抑える可能性が高いと判断した。

それだけと思います。

後は采配の好き好きですので、特に感想はないのですが、

ミドルセットアッパーという、ポジションを担っている投手に黄色信号が点灯しているわけです。

三上の動くボールのキレも良くなくなったと聞いていますし、ホーム6連戦で、その状態を確認したいですが、ちょっと苦しい状態になり始めていますね。

投手側で言いますと、今が一番、苦しいかもです。

山口が戻って来て、何処まで中継ぎの負担が軽減されるかに掛かっていますが、厳しい時期(夏、野外球場)にさしかかっています。

非常に難しいマネージメントでもありますので、出来て当然とは思いませんが、その手腕に期待したいです。