砂田の特徴(フォーム上の問題が大きいです)を考えますと、長い回投げれないのは、記事で書いた通りです。
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砂田について雑感
早めの継投を考えていたと思いますが、ここで投入したのが加賀(5回の裏 5対1から追いつかれたシーン)。
打たれるべくして打たれましたが、
事情は巨人のクルーズに打たれた状況に近いです。
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8/11巨人戦 高城、加賀バッテリーの配球について
加賀は今シーズン、右打者を抑えきれていません。
彼の武器であるスライダーが効いてないです。(ボールになるスライダーを振ってくれない。右を抑えきれず被出塁率も高いです。)
そして、対戦打者のエルドレッドは、加賀のようなタイプを得意としています。
スライダー好きなんですよね(球種別打率で.350超えています)。
エルドレッドは、ストレートで押せる投手を苦手としています。
エルドレッドの場合、対戦相手によって、その成績が極端に違うのですが、非常に相性の悪い相手と、対峙させています。
(加賀と同タイプのヤクルトの山中とかも打ち込んでいます)
右だから抑えられるわけでなく、どうして抑えられたかが重要です。
ペトリックが対左に分が良かったと言うのも、もう、数字変わって来ていますし、徐々に右と変わらない数字になりつつあります。
2016年07月28日
はて?ペトリックが左に強いとな? その理由についての考察と、横浜の捕手について、いろいろ余談
単純に左に強いと言っても、ペトリックの場合、左のギャレッとのようなタイプを大の苦手にしています。
技術的な問題です。
動くボールに対応しやすいかが上位概念です。
シンを外してもギャレッとの場合、力で外野まで運んでしまいます。
ギャレッとの場合、空振りさせる事が重要になりますが、空振りできる球をもってないペトリックと極めて相性の悪い相手です。
左かだら抑えられるわけではないです。
その内容の精査が重要です。
余談
広島さんは、その動くボール(ムーヴィングファストボール)を得意としている打者が多いです。
カット、シュート良く打っていますので(リーグで一番得意)、ペトリック登板させちゃいけない相手なんですよね。勿論、チームも知っていたと思います。
それもあって広島戦の先発を回避した面あったかもですが、結果は最悪でした。
そして、その内容の精査は、現場の方が知っています。
当たり前ですよね。
それを無視して采配批判を展開しますと?な記事になります。
情報の非対称性があると、こうなります。
表面上の数字に振り回させれ(私も気をつけないといけません)、現場より自分の方が野球を知っている前提で語り過ぎるケースがありますが、現場の方が詳しいです。
事の是非を語るなら、どうしてが必要になります。
これまでの経緯を考えるのなら監督も、加賀の状態が悪いのは承知していたと思います。
昨日の対戦結果、対右被打率.351 被出塁率.429 OPS .942となっていますが、
元々、分が悪かった右に対し(内容が良くなかった)、数字も追いつて来ました。
二軍では、死角の生じやすい変則で投げる事で相手を封じる事が出来ましたが、一軍では苦戦しています。
(二軍成績は防御率0.00)
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8/11巨人戦 ラミレス監督の投手起用と、雑感
巨人戦での起用を含め、
監督采配を評して機械的と評しましたが、
普段の監督采配は、機械的な場合が多いです。
前向きな表現に変えれば、投手が準備し易いように、その起用場面をイメージし易いようにしています。
役割を明確化しています。
外国人、右なら加賀という感じです。
それを抑えられなければ、ダメですよっと、そのメッセージを送っているわけです。
別の観点で語りますと、
外国人はプライドを大事にします。
仕事を明確化させるのを好みます。
好むと言うより、それが常識という世界です。
外国人はプライド(役割)を大事にします。
領分を超える采配をされると怒ります。
9回が、その仕事場と思っている投手に、そうでない起用をしますと意気が下がり易いです。
信用されてないと思われ支持を失い易いですし、回りも、そういう采配(マネージメント)をしますと、外国では手厳しく糾弾します。
加賀の役割、職分とは、右、外国人なわけです。
この領分を、侵す事はしないです。(代わりに抑えられない場合は、不適とし対応します)
つまりは今の加賀では1軍で戦力になってないわけです。
一方で、
外国人的な感覚で言いますと、加賀が一軍に帯同している以上、その職分に沿って、加賀を、あの場で使うわけです。
責任者は誰かと、言いますと、横浜の場合、投手コーチになります。
今年、一年通じて思うのですが、投手コーチと監督の連携が?な場面が多いです。
川村コーチなら、そういう役割をもった投手をケアしてくれるのですが、ケアが遅いですよね。
対応、補充が遅いです。
ラミレス采配をみますと、投手コーチにより(外国人の感覚的には当然の行為です)、割り振りされた投手たちを、そのまま使っています。
この場合、割り振りの問題なんですが、投手コーチの領分を侵す行為(投手コーチマター)でもありますので、意見具申を待っている感じです。
勿論、代替投手(加賀に代わり得る有力な投手を見いだせてない)が、居ないというのが一番の問題かもですが、
それも含めて投手コーチの領分です。
どうして揃えられなかったかは、投手コーチが報告すべき内容です。
そして、
その仕事ぶりを評価するのは監督でなく編成、GMの職権となります。
監督としては、投手コーチにより準備された投手を使う事に集中しているわけです。
一方で、
本来、加賀の立場を変える、加賀に変わる投手を入れる必要があるわけなのですが、編成上の問題もあって代替投手を準備出来ていません。
これが、
機械的に感じる原因と思っていますが、
そこを埋めるような準備を両者(横浜のチーム体制を鑑みますと、主に投手コーチに責任が大きいですが)が怠っているようなんですよね。
コミュニケーションの不備を覚える場面が多いです。
徐々に埋めて来ているようには感じますが開幕時は、より混乱してました。
日本的な感覚ですと、より監督に責任がありますし、ラミレス監督のような、やり方に投手コーチ側がついて来れてない可能性も覚えます。
また、その経験が彼らに不足しています。(監督もですが、投手コーチ側も)
そして、
1,2戦と同様、攻めの采配をするのなら(普段と違う野球)、5回、須田投入とは思いました。
(リスクを負った采配を中途半端にしています。別記事で書きます。広島三連戦総括、流れを手放した采配と、これから)
今シーズン、一回ほど須田を5回に投入した事があったと記憶していますが、1,2戦の事があったので、普段通りの野球をしています。
本来なら、そう言うシチュエーションを想定し、予め監督、投手コーチで準備すべきだったと思いますが、対応していません。
準備に問題があると感じますが、
これ自体は、普段通りの野球ですし(投手コーチマター)、普段通りでない1,2戦があった結果の采配とみています。
予め決めていた采配と思いますので(迷いはない)、ダメージ少なかったかもですが、勿体ない三連戦でした。
投手コーチの責任について
現在、右を抑えきれない加賀が一軍に帯同していますが、
当然、投手コーチも状況を理解していると思います。
しているのですが、代替候補が見当たりません。
見当たらない状況をもって投手コーチの責任であると言うのは簡単ですが、
そういう判断をGMはしないと思います。
4年(最高順位5位)、チームを率いた中畑監督に対し、最下位なのに、続投要請を出した球団です。
目線が違いますし、少なくてもコーチがぁ、という安易な判断を編成はしないと思われます。
編成上(選手側の問題)問題で代替候補がいないという判断する可能性が高いです。
最も、平田の事もあって、暗い情念が沸き起こる部分もありますが、二軍の状況(育成も含めた総合力)が重要になって来ます。
ですが、
本来、ミドルセットアッパーとして、シーズン途中としては異例の大金を使って獲得したブロードウェイが、その期待通りに機能して居れば、生じなかった事です。
編成上、エレラ、ザガー、ブロードウェイが、その座をカバーするはずだったわけです。
外国人が此処まで機能してない状態で3位に居ると言うのは、それだけチームが頑張っている証左と考えて欲しいです。
その当事者として、選手も含め、投手コーチ並びに打撃コーチ、監督が、ベストを尽くしているのは言うまでもないです。
数字、後で出す予定ですが、横浜の外国人が一番活躍してないです。(他の球団も苦労していますが、それ以上の惨状)
書き方が厳しすぎたと思いますので、追記しておきます。