9/11 横浜ぺトリック 短観(予想)

はて?ペトリックが左に強いとな? その理由についての考察と、横浜の捕手について、いろいろ余談

にて、

どうして左に強いペトリックが登板するのに、

左の森野を使うのかと嘆く記事がありましたが、

はて?

ペトリックって左に強いの?

っと疑問を呈す記事を書いてますが、

本質は技術論になります。

当時

右の被打率 .313 OPS 1.02に対して

左の被打率 .225 OPS .425

でしたが、

今は、

右の被打率 .295 OPS .927に対して

左の被打率 .265 OPS .688

と、徐々に左右差がなくなりつつあります。

結局、ペトリックとは何かなのですが、

ムーヴィングファスト系のボールを使って打てせてとる投手

左腕今永が右に強いや(クロスファイヤー)、左腕砂田が左に強い(インステップ)等々の技術的背景はないです。

左右関係なく抑えやすいですかね。

決め球がなく三振がとれない(ツーストライクに追い込んでも投手有利になり難い。)

広島戦で、4人連続ツーストライクまで追い込みながら打たれています。

左右関係なくムーヴィングファスト系のボールに強い広島のような打線が苦手

打たせて取るタイプが得意な打線には決定的に相性が良くないです。

左右関係なく力でもっていくギャレットのような打者が苦手(ムーヴィングファスト系の対処法の一つ、芯を外されても力でもっていく) 

です。

温故知新さんから指摘された通り、左の方が強い可能性もあるのですが、その上位概念として、左右関係なく苦手な打者の特徴があり、その相対関係で、

中日さんはペトリックのような投手が苦手な可能性があるわけです。

一方で、広島さんは得意なわけです。

また、マウンドが名古屋だとペトリックに合うかもですね。(MLBに近い形状の固いマウンド)

球筋に慣れられると打たれ易い投手ですので、そろそろ危ないかもですが、今日の試合はどのような結果になるのでしょう?

今日も、左の森野が一塁で先発出場すると思います。

三振のとれる球がないので、ビシエドのようなタイプ(力でもっていく)には相性が悪い(被打率.600)ペトリックですが、今、不在です。

広島さんのように逆方向の打撃が得意と言いますと、平田、大島。

一方で、

大島の場合、逆方向へ強い打球を飛ばせず(比較で少ない)、動くボールに対し(デルタの数字をみると)相性の悪そうな数字がならんでいます。

苦手そうなのは、先入観で福田、周平。

動くボールが、そもそも苦手で強い打球を飛ばせなかった堂上(外スラも苦手なので比較で右投手が苦手です。ペトリックと相性の悪そうな打者)。

平田の前にランナーいると大変かもです。

3番、森野次第ですかね。

森野の場合、右投手の外角を打ていません。

右投手の打率が例年との比較でよくないです。

最近、皆さん、ナチュラルシュートを効果的に使用しますが(横浜の右腕ヤスアキも、左を抑えています)、上手くインを意識させつつ、抑えて欲しいです。

当然、森野も、相手の手の内をわかった上で、配球を張ると思いますが、その外の攻防の精度が、右との比較で若干、精度が高く感じており(温故知新さんの指摘事項)、

外の出し入れ、高低を駆使し、高城も必死にペトリックをリードしていますが、その勝負が、今日の注目点になりそうです。

左だからというより、

森野、大島、堂上はペトリックと相性良くなさそうです。

なんとなくですが、ロースコアな展開になりそう様相を覚えます。

初のCS進出むけ、横浜には今日も頑張って貰いたいです。

ガンバレ、ペトリック。

*13:40

追記 2番、エルナンデスを先発させるようですが、ペトリック、エルナンデスとも相性(右投手の外の出し入れに強いという特徴のある打者)悪そうなんですよね。

左のエルナンデス(対ペトリック 打率.600)に対し、インを攻め切れるボールに乏しいペトリックですが、うん。

22:07

試合結果 

4対2敗戦

ペトリックは、7回途中まで投げ、被安打3、2失点。

まずまず予想の範囲内の投球だったと思います。

周平のホームランと、平田に打たれ2塁打が原因で失点していますが、

どうも、中日さん、動くボール苦手なのかもしれませんね。

以前分析した記事でも、

得点圏で打てない打線でしたので、全体的に外中心の配球か、配球を読む事、自体が苦手な打線(経験が少ない、除く平田ら)かもです。

また、戸柱がペトリックと組みましたが、インを結構、使ってました。

エルナンデスにも有効に機能していたようです。

3の0と抑えました。

外を意識していたと思われる中日さん的には肩透かしを食らったかもしれません。

試合は、8回に登板した三上が打たれ2失点。

横浜自体は敗戦してしまいました。

残念。