切っ掛けを待っていると感じる(背中を押して欲しい)山口に、ファンとして何か出来ないのだろうか?そして雑感

後は、山口の気持ち次第です。

金額(評価)か、働きやすさか。

評価はチーム年俸バランス上、巨人さんと違い横浜は限界に近いです。

筒香に提示されるだろう年棒を考えますと、あれ以上は出しにくいです。

おそらく、山口も、その辺の事情は察していると思います。

関連記事

筒香の年棒と山口、横浜で提示できる最高条件について雑感

横浜が提示できる最高条件です。

一方、巨人さんの場合、一勝にかけているコストが、横浜と違い高いですし、山口が目立ちません(バランスが崩れにくい)。

また、その戦力的な期待度もあって、2億2億4千万程度提示できそうです。

関連記事

山口の市場価値と、雑感

横浜はグリエルに5億提示した過去がありますが、外国人助っ人違い、既存選手への影響が大きく、できないです。

菊丸のいる広島に山口が移籍したとして、菊丸の年俸提示を超えられるかと言いますと難しいです。

そう言った背景を意識しての2億提示です。

巨人も横浜のチーム事情はわかっていますので、そのギリギリを狙って来ています。

ですが、これまでの経緯をみますと、

山口自身が、何処まで金額に拘っているのか怪しく感じています。

起用方法が不満でFA宣言したSB森福と違い、迷いを強く覚える談話を盛んに山口の場合、出しています。

新聞情報の表題は、移籍確定か?なのですが、その中身をみますと迷い感じます。

チームへの愛着と言うコトバで表現していますが(愛情以外の何かを覚えますが複雑なんでしょう)、山口も自分の課題を自覚しているようです。

今年は、本当に、やり易かったでしょうね。

ラミレス監督から特別の信頼を受けていましたが、その気持ちに感謝していると思います。

案外ですが、山口自身が自分を怒っているかもしれません。

それほど迷っているわけです。

山口ファン的には、横浜で残留した方が活躍出来そうなイメージが強いです。

どうみても不器用です。

慣れるのに時間かかりそうです。

ちょっとしたボタンの掛け違いで、ネガティブに自分を追い込んでしまう懸念の強いタイプです。

不慣れな球団で、即アジャストできるイメージがなくファン的に不安を覚えます。

今回の騒動と、山口の対応をみて、その懸念がますます強くなってきています。

本人も、それを強く意識したかのような涙のFA会見です。

日ハムの陽とは違い、山口に対し球団は横浜として出しうる最高条件を提示しています。

あれ以上はバランスを考えますと非常に難しいです。

なんとなくですが、山口の場合、迷い過ぎて、自分で決断できないような状況に追い込まれている懸念があります。

振り上げた拳の落し何処がわからず、優先順位もわからなくなってしまった。

評価的な意味では巨人も横浜も変わりません。

違いがあるとしたら、金額だけ。

そして、慣れていると言う意味では横浜が間違いなく良いです。

昔のTBSなら、出て行く方が良かったとは思いますが、時代は変わりました。

結果、悩むわけです。

悩んで当然かもですが、

欠席、涙のFA会見と続きますと、山口の悩み深さを覚え、自分自身を追いこんでいるのが目に浮かび本当に心配になってきました。

最近は、リセット願望のようなモノを覚え始めています。

新天地にいけば、何かが待っているかもしれない的な、安易な決断をしそうで心配を覚え始めています。

FA宣言自体に対し山口がネガティブなイメージを持っているのは涙のFA会見が物語っています。

残留も念頭に涙を流した理由です。

後ろめたいような気持ちがあるのかもしれません。

別に、気にしなくても良いと思うのですが(長年勤めあげたプロ野球選手の当然の権利行使です)、

回りの反応が気になるタイプ故に、ネガティブに自分を追い込んでしまっているように感じます。

自ら、選択肢を狭めるような心理状態になっていそうです。

横浜が山口を必要としているのは間違いないのですが、

優先順位が混乱し、困惑している選手は、時にその切っ掛けを待っている、探している場合が多いです。

誰かに背中を押して欲しい。

結果、困惑し過ぎて切っ掛けを作るような所作をしますが、あの欠席は、まさにそうで、あの欠席の結果、もたらされる悪感情も期待していたのかもしれません。

何でもいいから、背中を押して欲しい感を覚えます。

だからと言って、甘やかすわけにもいけませんが(FAと欠席は切り離して考えるべき話。別論理です)、複雑な心境を覚えます。

決めきれないので、

回りに嫌われ、出って言って欲しいと言って欲しいのかもしれません。

自傷行為にも近い感じです。

そして、あの涙のFA会見。

移籍前提でなく、強く残留も意識しているとコメントをしている点に悩みの深さを覚えます。

内川がFAした際、私は自信をもって活躍出来ると思っていました。

むしろ、内川の場合、チームリーダーとして引っ張っていくと思ってました。

その移籍に太鼓判を押せましたが、どうも事情が違うようです。

山口の場合は引っ張るのでなく、面倒をみてもらうような部分もあり、どうにも心配に感じています。

移籍は本人の権利ですので、その決断を尊重したいのですが、内川と違い心配で、山口の決断を尊重して良いのか複雑な想いを感じ始めています。

性格的に元巨人の清原と重なる部分があり、

繊細で、回りを気にするタイプ。

その割に不器用。

回りの評価を気にするのですがコミュニケーションベタで必要以上に、あれ?な評価される、そんなタイプにみえます。

清原の場合、回りに、こう思われたいを過剰に意識するあまりに崩れていった印象があります。

清原と山口が重なって見えます。

どうにも心配です。

先達の村田も、

気を抜くとレギュラーを岡本に奪われる懸念が強く、村田も自分の事で手一杯そうです。

少しでも衰えを感じさせたら、出場が保障されないかもしれない。

野手陣の新陳代謝に対し強い欲求があるチームです。

山口の心の支えになってくれそもないです。

そもそも、そんな期待はしてはいけないです。

その傑出した成績と年齢的にも、他の選手に対しケアできた阿部(同じ野手)という大黒柱がいた村田の時とは様相が違うように感じます。

その上、野手と投手という意味で、接点が少ないです。

巨人投手陣のリーダーは内海と思いますが、彼もローテションの一角を奪う為に必死でしょうし気を回せられるような選手が見当たりません。

巨人の場合、坂本を除いて皆さん、横浜以上に激しいチーム内競争していますので、ケア出来るような余裕のある選手が見当たりません。

それが当たり前と言えば、当たり前ですが、

大丈夫なのかなぁ・・・

この懸念を克服できますと、一段上の選手に成長できるのですが、どうにも不安です。

同じような懸念を山口が抱いているのは容易に想像できます。

内川のように強い心をもっているのなら良いのですが、どうにも不安です。

しっかり判断できるような心境にあるのか疑わしく、後悔のない決断ができるのか・・・

心配で仕方ないです。

巨人でやれるのか不安。

不安なら移籍否定になるわけですが、

あくまで可能性の問題であって、

より逞しくなった山口もみたい部分もありますが、不安。

複雑です。

今回を切っ掛けに野球人として、一社会人として、よりしっかりすることを期待したいですが、私は不安でしかないです。

ゴメンナサイ。

不安です。

ここまで拗れている印象を覚えるとは思いませんでした。

切っ掛けを期待している。

背中を押して欲しそうな山口には、

何か、呼びかけのようなモノが出来ると良いのですが、

こういう時は、漫画か、映画のような壮大な物語性が重要になってきます。

背中を押されたいと山口が強く思っているのは間違いないです。

だからこそ、ファンとして何かできないのか考えてしまいます。

関連記事

ファンの力で勝たせたい山口編 メンタル論でみた対広島戦5/29回顧 

ファンですので、山口には様々なモノを投影してしまいます。

その中で、山口の個性を覚えるが故に、ファンの力で、勝たせたい投手が山口です。

その想いは、今も変わりませんし、今後も不変です。

それ故、ファンの力で残留させたいと思い始めています。

私の声は、山口には届かないかもですが、山口、ガンバレです。

懸念を表明しつつ、

どんな決断をしても、尊重するのですが、横浜の選手として私の夢の続きをみたいです。

移籍しても変わらず応援し続ける事を心情にしている私ですが、

内川や谷繁、番長らには感じなかった、妙な感情です。

あの時代はチーム状態が悪すぎて残って欲しいと言えませんでした。

TBS初年度の時点で崩壊が始まっています。

だから、谷繁が出て行きましたし、その気持ちがわかりますので、横浜ファンであると同時に選手のファンでもありますので、悪感情を持ちようもありませんでした。

一方、今は、あの時代とは違います。

後は、山口の気持ち次第なのですが、山口の悩む姿をみていて不安で堪りません。

自分で納得できる決断が出来ないと感じるような所作を覚えるまできてしまいました。

こんなの初めてです。

私の力は微力とは思いますが、その声が、山口の力の一部になり、

その山口を中心に横浜を優勝させて欲しいと強く思い始めています。

人は弱いです。

弱い故に、そんな山口を私は応援したいですし、好きなんでしょうね。

葛藤を乗り越え、何かを得て欲しい。

ガンバって欲しいです。

切っ掛けを待っていると感じる(背中を押して欲しい)山口に、ファンとして何か出来ないのだろうか?と思い始めていますが、その想いが届く事を願って記事とします。