3年連続でみた各球団戦力比較

gorillapotatoさん、一推しの網谷君。

凄いですね。

横浜宮崎以来の衝撃、2015年の楽天戦における三振以来の予感めいたものを覚えました。

凡打のシーンで、おっと感じる選手は、

その後、活躍する事が多いですので、注目しつつ期待していきたいです。

山口の・・・

未だに気持ちの整理がついていませんが、

一連の行動、山口の発言を聞いて、村田や内川(球団批判した)と違い彼を気持ちよく応援する気になれません。

なれませんでした。

内川の球団批判は納得できても、山口の自己弁護に関しては球団の責任なのか、山口の問題なのかも含め釈然としていません。

これは私の主観ですので、そう言うモノなのですが、

一般的にはありえない事が、あの欠席にはあったわけです。

それ故に気持ちの整理がついてないです。

今回の、このコメントで一区切りとし、

気持ちよく彼を応援できない私は、彼を元ではなく、巨人の選手として考える事にしました。

巨人の選手だからと言って、坂本素晴らしいと思うように特に変わりませんが、中日谷繁のような横浜時代同様の応援は出来そうもないです。

出来る人は出来るかもですが、私は出来なかったという話になりそうですね。

さて、

温故知新さんが三年連続というコトバをキーワードに記事を書いてましたので、その補足記事です。

良く二年目のジンクスとも言いますが、

個人的には温故知新さん同様、私も三年を目安にしており、三年連続で、あるレベルで試合に出れた選手の多くが、その後も活躍出来ています。

2年だけですと、

ヤクルト中村や、阪神上本、大和、横浜荒波ではないのですが、立場が危うくなるような選手が多いです。

3年続けて活躍できますと、

様々な理由がありますが、適応力が高く、その後も、続けて活躍出来る感じです。

以前なら、

2年連続でも割合、高い可能性で活躍出来る場合が多かったのですが、

巨人坂本の伸び悩み(試行錯誤しています)、菊丸がぶつかった三年目での壁等々、様々な理由で、その活躍を阻む場合が多いです。

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巨人坂本、その軌跡を確認する事でトレンドの変化を想う

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試行錯誤時代の坂本について書いています。

本当は没記事だったのですが、成績上、伸び悩んだ坂本時代について書いています。

ある日、突然打てるようになったと言うより、

2013年以降の研鑽の結果、今年のさらなるレベルアップにつながったと思っています。

それだけ厳しい世界なわけです。

そんな坂本も、一段上の、どうやって抑えように昇格してしまいましたが参りますね。

配球勝負に持ち込めそうもないです。

本当に手強い相手になりました。

坂本の話で、話がおれましたが、

温故知新さんが仰っています通り、三年続けて活躍出来て、初めて計算できる選手と言えるのだと私も思います。

図抜けた技術で安心と感じるヤクルト山田や最初から完成度の高かった菅野のような選手は除きますが、3年は一つの目安と思っています。

3年継続して働けた実績のある選手は、暫く調子が悪くても、広島新井のように活躍出来る場合があるモノと思っています。

阪神藤浪も、チーム方針の違いに上本や鳥谷同様、苦しんだ感がありますが、悪いなりに今シーズン、ローテを守りましたし、そう言った継続が大事です。

あの成績で悪いと感じるも変ですが、そのポテンシャルの高さは図抜けていますね。

流石、藤浪と感じます。

そんな価値ある三年連続を確認していきたいと思います。

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3年目(連続)でみた各チーム戦力推移 セ展望2015

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2015年の年初に書いています。

その時の見込みで言いますと、

2015年シーズンに脱落してしまったのが、二年目の壁で横浜黒羽根。

関連記事 2016

横浜の現在位置、3年目(連続)でみた各チーム戦力推移 セ展望2016

2015年は乗り越えましたが、3年目で壁があったのが、ヤクルト中村に、阪神上本です。

以下、

今シーズンまでの結果を基に、

計算できる日本人野手と言う意味で言いますと、

巨人 3人(坂本、長野、村田) 

来季は、ここに陽が入って来ます。

阿部については怪我さえなければ、当然計算できる選手となります。

今年、独走を許した原因として、巨人は主力選手に怪我人が多過ぎました。

7月に、一瞬、戦力が整いましたが、宮国が離脱し脱落しています。

広島 3人(菊丸、田中を三年で括って良いのか微妙なラインですが規定打席という意味では2年連続)

若いチームなので実は、三年と言う選手で言いますと思ったより少ないです。

通例によれば、優勝チームとして厳しいマークにあうハズですので、それを跳ね除けられるかですかね。

ヤクルト 3人  山田・川端・雄平(規定打席未満でしたが三年選手とみます) 畠山は打撃フォーム上、怪我した箇所が最悪でした。

横浜 2人 ツツカジ

中日 2人 大島、平田 

FA流出していたら本当に大変でした。

阪神 1人 福留

ここに糸井が入ります。

投手でみますと、

巨人 2人 菅野、澤村

広島 0人

横浜 温故知新さん基準で井納の1人  厳しめの私基準では0人。

 

前年、投げ過ぎた影響でガス欠のような状態になった選手が横浜では多かったですが、井納も2015年調子が良くありませんでした。

三嶋も、2014年、状態が良くなかったです。

3000球シーズン通して投げますと、結構な確率で怪我します。

(エンジンという意味で三嶋>井納なのですが、体が丈夫だった故に三嶋は投げ過ぎ、井納は良い感じで怪我離脱して事なきを得たと私的には思っています。 井納は2014年、2015年と疲労が原因と思われる離脱をしていますが、それが幸いしていますかね)

中継ぎも含め投げ過ぎは良くないです。

各チームの主力投手の怪我、本当に多いです。

今回、中日の大野を含めていますので井納も、それに準ずる評価として考えたいですが、

フル稼働の重み、大きいです。

相手もいる中、そんなタフな事を3年出来る選手と言うのは稀です。

ヤクルト 1人 秋吉

中日 2人 大野、又吉 

大野は規定投球回数には届きませんでしたが計算できる投手と思っています。

又吉は、不安定ですが、使い方次第でしょうか?

3年連続、60試合以上は立派な実績と思います。

悪い時があっても、浮上できる選手か、どうかというのが3年連続の重みでしょうか?

阪神 3人 藤浪・能見・安藤

合計

1位 巨人 5人+陽の予定 

怪我がなければ活躍すると思われる阿部を含めますと安定度は一番あります。

2位 阪神 4人+糸井 

能見、安藤の状態が下降気味なのが懸念点。20代は藤浪の一人。

3位 ヤクルト 4人 

投手力に課題。

4位 広島 3人 

これからのチーム。ポスト石原も懸念材料。最も谷繁のような選手もいますし、會澤ともども、ガンバって下さい。

5位 横浜 3人 

広島以上に、これからのチーム。

6位 中日 3人 

底は抜けた模様です。

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中日の本気を覚える外国人補強について

全体総論

主力選手に、1.5軍層をみることで全体のチーム力が決まりますが、

巨人さんの場合、中日さんの現状分析記事でもふれましたが1.5軍層が薄く、これが今年の大補強の遠因にもなっていると感じます。

参考記事

中日おける世代間断裂と、他チーム比較

ですが、流石に、これだけ計算できる選手が増えますと、安定感を覚えます。

怪我人が多過ぎて自滅感の強かった巨人ですが、

賭博で高木が抜けたのも大きく、その穴を埋めきれずリリーフに大穴があいています。

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阪神さんは高橋を使い潰して調子が狂い始め(来季は、そんな事ないでしょうが)、

巨人さんの場合、最後まで高木の穴を埋める事が出来ませでした。

その分野で森福を補強し、イニングイーターの山口獲得です。

かなり状況が良くなりました。

怪我人が戻ってくる上に大補強です。

非常に整合性を覚えるピンポイントな補強ですので、相当なアクシデントがない限り広島さんと争えるチームとは思っています。

その一方の雄の広島さんですが4年連続をクリアした菊丸の安定感は傑出していますが、全体でみますと若いチームです。

その経験を補っていたのが石原、新井、黒田でしたが、来季は、その黒田が引退します。

先述したとおり、活躍した選手は坂本や、菊丸同様、厳しいマークに合いますし、優勝したチームとなりますと、猶更です。

若いとは不安定さを覚えますが、可能性でもあります。

今年の鈴木のような選手が現れるかもしれませんし、そこに期待したいです。

他チーム、寸評を飛ばしまして、

横浜のみ。

石田、今永は、来季対策される可能性が高いです。

左腕の投げるクロスファイヤーに各チームの右打者が苦戦し過ぎました。

トレンドとして横浜筒香や、巨人坂本のような打撃を各チームの打者がしてくる可能性があります。

横浜の倉本もチャンレジしているようですが、今年のままですと今永、石田らは厳しいかもしれません。

これは打者側にも言え、

今年活躍した桑原や、倉本らは危ないです。

宮崎は完成系なので、極端に数字が悪くなる気がしないのですが、対応を考えないと厳しく感じています。

桑原は、

若手の中で頭一つ抜け出しましたし、良い感じの技術領域に達しつつありますが、2015年に桑原が語っていたコメント。

それもあって、不安を覚えています。

一言で言うなら若いという事になるのですが・・・杞憂であって欲しいです。

一方、

私主観で現時点で桑原より劣ると感じる倉本に理由のない安心感を覚えるのも不思議ですが、

倉本の場合、シーズン中もですが、常に試行錯誤しているですよね。

倉本打撃総括記事を未だ書いてませんが、シーズン中ですら随分変わっています。具体的に何を変えたかと言いますと、坂本同様、タイミングのとり方を、前足の動かしかたで変えていたのですが、いやはや・・・。

だから、倉本は、新たな打撃フォームに挑むわけです。

こうした試行錯誤、経験を積みつつチームは強くなっていきますし、

その結果が3年連続と言う重みです。

坂本の記事で、9年が燦然と輝いて見えると書いた理由ですが、

本当に凄いです。

彼が中心に座しているから、バランスの良い補強ができます。

阿部同様、遊撃は、自前で育てる必要があります。

彼らが居るからこそ、強さを補える真の補強が出来ます。