ラミレス采配、その不可思議な采配の原因について雑感

昨夜の敗戦における投手起用。

フラストレーションを覚えますが、

中継ぎを起用し過ぎたのが原因です。

パットンも、砂田も投げ過ぎです。

三上の登板も多いですが、7回、須田続投も、あの状況下では止む得ないでしょうか?

強いて言うなら、進藤を回頭からと思いますが、

勝ち試合で7回を任せるような序列、経験を経ていません。

そこまでの評価を未だ進藤は獲得してないと言った方が良いですかね。

評価が高ければ、新人ドラ9佐野のように、重要な場面でガンガン使うのがラミレス監督です

そこまでの評価を進藤は獲得して居ません。

対右ワンポイント的な位置づけ。

加賀に近い役割です。

4/7の試合の場合、

タナケンも5回に登板してまして他に投手が居ませんでした。

状況的に、

須田か、進藤の二択になっており(選択の幅が狭くなっています)、須田に託したかったと見ています。

そして、

対右で、進藤のようなタイプと対戦経験数の少ない中日の外国人にぶつけたかったのかもしれませんが・・・

交代が遅い。

ゲレーロで進藤に変えるべきです。

ビシエドNPB、二年目です。

実に中途半端です。

曖昧だったのかもしれませんね。(準備が遅れた)

今の所、投手起用は、後手後手感を覚えます。

整流化されていません。

役割が明確でなく、不明瞭。

落ち着きがないです。

平田を二軍に落とした結果、投手不足は深刻です。

後述しますが今の先発陣の陣容で、平田を落すなど理解しにくいです。

山下を上げる事で、内野の選手を積極的に試したいようですが、

そちらを優先しちゃった感じです。

内野に対する希求感が野手出身監督故に強いのかもしれません。

(柴田を、もっと試したいのかもしれません)

打者側と違い、投手側は後回しにされるケースが多いですが、

把握するのに時間がかかる感じです。

その内、整流化されるでしょうが、投手コーチ、頼みますよ。

体制を聞くと、ラミレス監督、投手コーチを信頼して、その起用を投手コーチに一任しています。

さて、こんな状態になった大本を探りますと、

先発陣になります。

7回を投げた先発投手が誰も居ない唯一のチームが横浜ですが、かなりシワ寄せが中継ぎ陣に寄って来ています。

先発の投球回数が7試合で38.1回。

そりゃ、キツイです。

昨年と違い、選手構成的に、長く投げてくれそうな投手が少なく、良くも悪くも6回から(QSが無理)中継ぎを意識しないといけない陣容となっています。

これが影響して、

バントをしたがりません。

前掛な打順構成している理由の一番の理由と思いますが、

大量点を欲しているわけです。

実に合理的です。

田中を起用するのなら2番が妥当と思いますが、大量点が欲しいので、2番に梶谷を置いています。

では、

なぜ田中を6、7番で起用するのと思わなくもないですが、それ故に、内野の選手の見極めを優先したいのかもしれませんね。

結果、平田が二軍に落ちるわけです。

横浜の中継ぎ陣の能力をみますと、一点奪えばとも思いますが、

大量点が欲しい。

大量点を得られる打線を構築する為に、打者側を優先するみたいです。

そのシワ寄せが中継ぎ陣に来ています。

昨年との比較で、先発投手力が落ちると見ており、その為の準備をしているかもしれません。

そして、指揮官が小技を信頼してない。

横浜の選手は苦手と思っている。

唯一の例外は石川。この人にはラミレス監督もムチャブリします。

私も、そう思ってましたが、監督も、そう語っています。

石川の使い方をみますと、本来、動きたい監督なんですが、我慢していますかね。

全体的にチグハグ感があります。

少し、時間かかりそうですね。

昨年も、開幕序盤、チームを把握するのに、時間を掛けましたが、

2年目も、時間かかりそうです。

個人的には、

昨年の経験もあり、昨年との比較で動いています(その象徴がシリアコへの代打)。

そこに期待したいです。

まぁ、基本、4番筒香待ちになりますかね。

この人が機能し始めると、チグハグ感の多くが解消されるハズですので(チームが落ち着く)、それまで、皆様と、ラミレス采配を、あーだーこうだ、楽しみつつ、野球談議に華を咲かせたらと思います。

愛情を持って批判してあげて下さいね。