昨夜の高城は悪くないリードでしたが・・・それと、パットン

高城への批判が凄かったです。

同様に薮田を打てない白崎への怒号も凄かったですが結果至上主義過ぎる気がします。

広島ファンさん側の昨夜の薮田への評価でも聞いて欲しいです。

昨夜の薮田が、どういう投球をしたかも理解できていないようでしたが凄く悲しくなりました。

批判するのも構いませんが、どういう水準の攻防がなされ、結果、どうしてダメだったか?

why?

どうして打たれたのか、どうやれば抑えられたのか?

その意識がないと、結果至上主義に陥り易いです。

選手を過度に批判しない為にも、そして、より深みのある野球談議する為にも、お願いしたいです。

最も、内容ではなく、その結果に一喜一憂するのも野球の醍醐味です。

そして、感情が、昂ぶるのも野球ファンだからなんでしょう。

これも野球の一部かもしれません。

さて、

高城に関してです。

ヤスアキをリードしての7回の攻防。

状況に応じて配球を変え、その成長を覚えました。

ワンアウト2,3塁と、ツーアウトで配球の質が違っていましたがわかりますかね。

その機微がわかれば良いのですが・・・

その方針自体、定石なのですが、松山への対処に、その成長を覚えます。

松山(落ちる球が得意)とか、ヤスアキと相性が良く、その松山に対し上手く対応したんですけどね。

(後日、時間がある時にでも、その攻防について追記するかもです)

しかも、事前にマウンドに歩み寄り、ヤスアキと、方針を決めて挑んでいます。

あれだけ打たれても、ランナーを出しても、粘り強く、最後の一線を超えさせませんでした。

濱口への対応も含め、もう少し、ベイの第二捕手を評価して欲しく思っています。

次に、

パットンです。

パットン攻略法はコンパクトに振り抜く事でしたが、早速、広島さんにヤラレテしまいました。

あのストレートに球威があれば、詰まるのですが、

そう言う類のストレートではないようです。

球質は軽いように感じました。

ヤクルト戦でも流し方向に意識が高い打者に対し、パットンは苦戦して居ました。

初見でも対応されていましたが、球質が軽く(可能性として)、他に軸になる変化球がない。

(コンパクトに振り抜く意識で対応されると変化球自体が機能し難いです)

マシソンのように、球威で押しつぶされますと、コンパクトに振り抜いても前に飛ばずせず対応が難しいのですが、パットンの、それは、どうも私の想定以上に軽そうな感じです。

解説の宮本さんが、

パットンを評し、暫くは大丈夫じゃないのか?っと語っていましたが、

存外早く、その暫くが終わってしまいそうな感覚です。

広島さんのような右打ち、しっかりしている打線が、セで、どの程度あるのかわかりませんが、

昨夜のような試合を見てしまうと、パットン、広島戦で機能し難く感じます。

広島さんの場合、

2015年08月19

なぜ? 広島は八木を苦手としているのか? 雑感

この対策で、

2015年オフに、かなり右打ちの練習をしています。(確か石井打撃コーチが音頭をとっていたハズ)

少なくても、

広島の1~3番と、新井には、パットンは分が悪いかもです。

コンパクトに振り抜く事を意識して挑んでくるような打者には、

コース、球種不問で対応され易いです。

捕手(配球)で、何処まで、底上げできるのか、厳しい感触を覚えました。

勿論、一部の打者には通じるとは思いますが、

誰にでも通じる本物のような力はないかもです。

往年の名守護神、佐々木を各球団が苦戦した理由は、ストレートの球質も一因です。

コンパクトに振り抜いても、前に打球が飛ばず詰まるわけです。

その前提がパットンの場合、昨夜の試合を見る限り、怪しく感じました。

最後に濱口。

新人に求めるレベルではないのですが、

濱口で、もう少し広島打線の状態(特に右)を下げたかったです。

そのミッションも、完全にこなせていなかった部分も覚え、ちょっと残念ですが、

新人がセの覇者に対し、あるレベルで機能したわけです。

負けはしましたが、

ポジティブに評価したいです。

カード頭に持ってくるのも頷けます。

濱口の変化球が機能するのも、あの球質があったらればこそです。

振り負けないように、前にポイントを持っていく必要があるのですが、その結果、各種変化球が機能し易くなります。

余談

*高城に注釈をつけるのなら、エルドレッドへの初球、ストライクゾーンから外れるスライダーの選択(同点打を打たれています)。

他の打者なら、あの選択も悪くなかったかもですが、前の打者への配球とか、エルドレッド、どうも配慮しないようですね。

好きなコース、球種なので、ストライクゾーンから外れるスライダーは良く空ぶってくれるのですが、拾われてしまいました。

高城も、エルがスライダーに強いのは知っていたと思いますし、エルがボール気味のスライダーを振りまわすのも知っていたからこその球種選択だったと思います。

思いますが、

ストレートを見せておいて、スライダー(パットンのスライダーのキレ自体が、それほどない)の方が良かったかもです。

広島打線で、一番パットンが機能したかもしれない可能性があった打者(コンパクトに振れない打者と思っています)だけに、個人的には悔いが残る球種選択でした。

今日の結果を基に、

高城、戸柱が相談していると思いますが、その挽回を期待したいです。

因みに、一部、ファンが望む全試合、戸柱になりましたら、高い可能性で打たれまくります。

予言しておきます。

高城がアドバイスしているから、あの修正力を発揮できているわけですが(二人のリードが似る理由)、

二人で一組と言う意識でみて欲しく思っています。

期待して応援してあげてください。