gorillapotato さんからコメント頂きまして記事化です。
今永、ゴロ多くなっていませんか?との事ですが、
はい、増えています。
ゴロ 83 21.1% → 21 35.6%
フライ 156 39.7% → 19 32.2%
三振 136 34.6% → 18 30.8%
三振、フライが減って、相対的にゴロアウトが増えています。
まぁ、そう言う配球になっていますかね。
戸柱の成長とも関係しますが(高城のアドバイスがあったとは思います)、
今永の初完投、初完封。
今永自身の状態は、それほど良くなかったです。
昨年との比較で言うなら悪い部類です。
にも、関わらずの初完投、初完封です。
そこに、why?が生じます。
そんな状態で初完投、初完封で来た理由ですが、
濱口効果
一戦目と同様、広島さんは左腕今永対策で右を並べて来ましたが、彼らの多くは濱口の投球に打撃を崩されており本調子ではなかったように見えました。
広島ファンさんも、右打者に繋ぐ意識がないような事を言われていましたが、右中間への意識が消えたような形でした。
前記事では、あまりふれませんでしたが、
濱口のような投球をされますと、
打者の本能として振り負けたくなく(打球が詰まるのは嫌)、前掛に成り易いです。
今永のようなテクニカルなクロスファイヤーと、その質が違います。
セでも異質なレベルのクロスファイヤーとなっています。
球質が重いです。
球質の軽そうなパットンには弾き返すような打撃で攻略できますが、濱口に対しては難しいです。
早い回に降板してしまったので、どうかと思ったのですが、
ラミレス監督の意図通りになっています。
わざわざ、スライドさせたかいありましたね。
新人に何をさせるだとも思いますが、現時点での評価を監督が優先するのは昨年の今永と同じです。
カード頭に回った新人の今永、なかなか勝てませんでしたが、そんな役割を濱口にさせています。
チームにとって価値ある潰れ役に濱口はなっています。
コントロールが悪く、不安定な投手でもありますが、そこは経験豊富な高城と組ませる事で、カバーさせていますね。
高城が気の毒なのは、そういう投手とばかり組むので、成績が不安的になり易い事なのですが、結果のみで批判されると、高城がぁーに成り易く、その怨嗟の的になっているのは、去年もでしたが、今年もです。
もう少し、評価して欲しい選手でもあります。
バッテリーの成長
昨年の開幕直後の今永&戸柱ですが、
直球の質が高かったので、インハイを中心に強気の投球を展開しています。
この印象がファンに強いですかね。
今永、戸柱=強心臓。
気持ちの良い投球をすると思われていますが、
2016年05月03日
横浜、課題のあるインコース(高め)攻めについて雑感
これが非常に宜しくなく、おいおいって当時、記事を書いています。
この辺、短期で修正出来ており、後日、最下位独走の時期に、こんな幸せな事があって良いのでしょうか?っと記事を書くことになりましたが、近年、稀にみる速度で対応出来ている捕手でもあります。
2016年05月07日
こんな仕合せで良いんでしょうか? って思う私(横浜ファン)と、雑感
記事では書きませんでしたが、今永、石田の課題でもあった対左をシーズン中に攻略しても居ます。
その陰に何度も言いますが、
高城の存在があったのは強調しておきます。
戸柱が良くなるので、高城への風当たり強くなり、批判されるのは、どうにもツラいです。
“支え合い”のライバル関係 DeNA・高城俊人の複雑な立ち位置
かなり、支えてくれています。
野村元ヤクルト監督なら、絶対にアドバイスしなかったと思いますが、
これもラミレス効果の一つですかね。
序列を明確化し、どうしたら正捕手にするのか明言していたので、上手く協力関係を築けています。
私的には複雑ですがリード不問と言っていたかいありました。
ファンが評価してくれているのなら、私の複雑な心境も、多少解消されるかもですので、もう少し、高城を褒めてあげてください。
不安定で、難しい投手中心に高城は組まされていますが、それだけチームで高城は評価されていると思って欲しいです。
高城に関しては、毎回、悲しい想いをしていますので(本当に気の毒です)、
戸柱記事でも、つい擁護してしまうのですが、
そんなわけで修正して来ました。
インハイを避けて、外、低目中心の丁寧な配球をしています。
なんか高城みたいですね。
だから、ラミレス監督に、二人は似ていると言われるのですが、
二人三脚で良く対応しています。
なぜラミレス監督は嶺井を使ったか。
DeNAと巨人の明暗は、捕手起用の差?
エルドレッドへの攻めも、くりそつでしたが、
エルの大好きなスライダーを、戸柱も使ってました。
私が、どうかと思った攻め方、高城と戸柱で考えた攻めだったようですね。
昨夜の高城は悪くないリードでしたが・・・それと、パットン
記事、余談で書いてますが、
あのコース、エル、良く空ぶってくれます。
ですが、危ないコースでもあります。
おそらく、何か理由があるのでしょうが、情報の非対称(私の知らない根拠がある)でもあるんですかね。
前振り長いですが、
なんでこんなに内野ゴロが増えたのですか? チェンジアップが去年よりかなりよくなっていませんか? 濱口効果でしょうか?
、ストレートの質が悪いので昨年のような高め中心の投球をしていません
、勝負球にストレートを使い難いので、ストレートを軸にしつつも、チェンジアップを有効に使おうという意識が強いです。
困ったら、ストレートからの脱却です。
、濱口効果。
広島打線の右打者(除く菊池。菊池も、若干、前掛り気味に感じましたが、そこまで壊されてなかったです)が前掛になっているように感じました。
チェンジアップの効果として、タイミングが外されるのもありますが、ボールが沈みますのでフォーク同様、ゴロに成り易いです。
広島さんの各打者、レベルスイングが多いので(打撃の基本に忠実です)、そうなりますと、ゴロに成り易いです。
一回の表、新井が併殺を打ちましたが、
外角のチェンジアップです。
タイミングを外されて前掛になり、バットに当てたのですが併殺と、非常に分かり易い形になっています。
問題の7回のシーン(小窪が外のチェンジアップを引っかけています)も、ほぼ同じです。
前掛り、タイミングを外されていますので、ボテボテになり易いです。
そんな感じのゴロが多かったかもです。
今永の投球スタイルが変わったのか?
については直球の質が悪い事が理由と見ています。
昨年同様のキレが戻ればインハイにも投げ込むかと。
最終的にフライ、ゴロ比率変わると思いますので、今だけですかね。
今だけであって欲しいです。(直球のキレが戻って欲しい)
横浜的に嬉しいのは、戸柱が徐々に悪いなりの投球を覚え始めている事です。(今永、石田と言っても良いですが)
引き出し、増えて来ています。
調子が悪くても、試合を作れる。
これ大きな財産です。
昨夜、直球に力がないので、ドッキとするようなボールが外野に飛んでましたが、本調子の今永なら、そんな外野への打球も詰まるケースが多くなりますので、そうなると、昨年のような投球スタイルになると見ています。
おまけで、石田
石田の場合、濱口のアシストがないです。
より困難なミッションとなります。
プラス、昨年、リーグ的に左腕が活躍し過ぎて、各チームの右打者が左対策をしており、昨年のようなレベルですとクロスファイヤーが有効に機能し難い可能性があります。
クロスファイヤーと、チェンジアップ(+インスラ、カットボール)の組み合わせで、
席捲した投手と言いますと、
今永、石田、阪神の岩永、巨人田口(そこまでストレートを軸には使っていませんが)。
左腕ジョンソンと言う大物も居ますが、この人の対右の攻め方を皆さん、参考にして成績を伸ばしています。
昨年と同じレベルですと苦戦しそうな様相です。
だから、ラミレスも、今永と石田、戸柱の成長を促すような起用、采配をするんでしょうね。
彼らだけに限りませんが、既存戦力の成長を促すような起用をラミレスさんしています。
開幕直後は勝ちに来ていたのですが(中継ぎをドンドン投入して居ました)、目標に対して、今の戦力読みでは足りないと言う判断なんでしょうね。
後半の一勝も、前半の一勝も価値は同じですので、
あまり離され過ぎますと、どうかと思いますが、腹を据えて采配しています。(戦略を変更した)
尚、石田は、今永程、直球のキレが落ちてないという評価ですので、まぁ、その範囲内でヤレルんじゃないですか?
だから、濱口(濱口の評価を上方修正した可能性もありますが)を、今永の前にラミレスは持ってきています。
今年のエースは石田。
今は、そう言う評価かと。