日本ハム・エスコバーとDeNA・黒羽根のトレード意図について雑感

黒羽根のトレードが成立しました。

エスコバー投手の事は良くわからないのですが、外国人枠があることを考えますと、横浜不利なトレードと感じます。

感じますが、

藤岡金銭トレードの借りを横浜が返した感じです。

また、他球団なら活躍の場があると思われる黒羽根を想っての放出と考えます。

時間差の三角トレードなんて、しないで下さいね。

セの第二捕手事情を考えますと、手薄なチームがありますが。。。

日本ハムの捕手事情を考えますと、

正捕手大野が、今年、FAするかもしれず手薄な状態です。

ここに横浜で正捕手実績のある黒羽根が加入するのは日ハムとって大きいですし、手薄な捕手事情から見ても黒にも大チャンスです。

2015年に気持ちが切れてしまし、その後、その実績の割に一軍に浮上できませんでした。

自ら降りてしまったような感覚を当時、覚えています。

途中出場したのですが、準備が出来てなかったです。

2015年09月05日

黒羽根起用に関する雑感

にて、

smallbell4567さんがコメントしていますが、

ベンチの起用も良くなく、何より黒羽根を気持ちを切らせていた(一か月以上、完全に干してました)わけです。

結果、ますます、黒羽根は自信を喪失してしまったのですが、準備が当時出来ていませんでした。

この点でラミレス監督は非常に気をつかいます。

一方、

中畑さんの場合、厳しいので(戦う準備は選手側がすべきという考え、まぁ、その通りなのですが)、

ある日、突然、起用します。

そして、失敗して、選手を突き放すようなコメントをだし、戦力外にしてしまうわけです。

そこから這い上がる事を、勿論、期待していたと思いますが・・・

平田に関しても同様な事をしていますし、選手起用に関しては期待に粗密があって厳しかったです。

奪い取れと言う事なのですが、黒羽根は、奪い取れなかったわけです。

そこから、気持ちが折れて、今に至りますが、雰囲気的に気持ちが戻り始めている感じですし、新天地で大活躍する可能性が高いです。

現在の横浜捕手陣の陣容は、

控え込みで、セ随一の陣容と感じます。

嶺井の評価が急上昇しているのかもしれませんね。(これが黒羽根放出の一番の理由かもです)

嶺井が今永と組んで以降、今永のLOB率が急回復して80%近くになりましたが、これを戸柱でなく、嶺井で成し遂げている点で凄いと思います。

打撃は3人の捕手の中では抜きんでています。

スイングの強さは戸柱かもですが、コンタクト力で差がありますかね。

RC27で見ますと嶺井は戸柱の2.5倍の得点創出力を誇ります。

RC27 嶺井 5.43

   高城 3.29

   戸柱 2.32

参考 倉本 3.08

   桑原 4.77

   梶谷 4.70

   ロペス 6.94

   宮崎 7.21

   筒香 7.21

筒香、宮崎以上の得点創出力があるのは、広島丸9.18、エルドレッド8.05、巨人坂本7.31点です。

嶺井が現在、記録している5.43は、広島田中が記録している5.54に近い数字です。

それ+、ディフェンス能力における急成長です。

序列が、高城より上に感じています。(私、評価)

野手を見る目が確かな監督だから、嶺井が起用される始めていると見ています。

参考記事 2017年06月14日

LOB率で見た横浜の課題と、その伸び代について雑感

そうなりますと、配球に定評がある高城(かつ、ベンチ盛り上げ要員)。

昨夜も難しい濱口をリードして最少失点に抑えていますし、代打戸柱が来ても、守備交代されないぐらいの信頼を得られているようです。

これまでは、横浜勝ちパターンの投手には、慣れを考えて戸柱の起用が多く、途中交代も多かったですが、

最近、嶺井にしても、高城にしても、途中交代されなくなってきています。

そして、

戸柱。

リードは三人の中で、今は一番、荒く感じますが(私主観で)、キャッチングは三人の中で一番です。

ラミレス監督も、捕手は、リードでなく、キャッチングで選ぶと明言していましたが、その基準に照らすなら間違いなく横浜の正捕手です。

また、三人で考えているからなのか配球の修正も早く、対応が早いです。

そして、

戸柱の売りは、気持ちの強さ。

チャレンジして、失敗して、めげるタイプと、めげないタイプが居ますが、戸柱は後者と感じます。

戸柱を批判してばかりと、言われますが、

正捕手を他の捕手へと、記事で主張しないのには理由があります。

三者三様、強みがあり、伸びています。

結果、黒羽根は、場を失ってしまいましたが、あまりに惜しいです。

横浜不利なトレードでしたが、その活躍を期待したいです。

チャンスなのは、本人もわかっていると思いますし、2015年の借りを、新天地で返して欲しく期待しています。

経験値は、高城と並び、横浜では傑出しています。

番長に教えて貰った事を(戸柱は番長から、あまり薫陶を受けてないです。もう少し早く入団できていればとも思いますが)、

日ハムで発揮して欲しいです。

大活躍を期待します。

黒羽根が感じた苦しさは、後進育成に活きてくるハズです。

いつか、何らかの形で横浜に戻って来ることを強く期待したいです。

おまけ

高城、6番の意味は、梶谷を7番で起用したかったと考えてください。

気が向いたら記事を書くかもです。

案外、嵌るかもですね。

手を打つ時は、矢継ぎ早に動く監督がラミレス監督です。

その意図を考えるのも、横浜ファンの醍醐味ですかね。

本当、この監督になって以降、記事ネタ(私たちの常識で言うと?な采配が多い)に困りません。

結果で黙らしていますので、解説者からの批判も少なくなりつつありますが、考えての配置と見ています。

私の考えと、ラミレス監督の考え(期待)が一致しているのなら打線回り良くなるかもです。

勿論、強打者宮崎の後ろに、戸柱にしろ、高城にしろ、チームで一番、打てない打者を配置するのですから、その面での弊害はあります。

が、その弊害を織り込んでの、7番梶谷と見ています。