横浜ドラフト指名結果と、雑感

10月26日ドラフト会議

1位 東 克樹 (立命大、投手、左左)

2位 神里 和毅 (日本生命、外野手、右左)

3位 阪口 皓亮 (北海(甲)、投手、右左)

4位 斎藤 俊介 (JX—ENEOS、投手、右右)

5位 桜井 周斗 (日大三(甲)、投手、左左)

6位 寺田 光輝 (BC・石川、投手、右右)

7位 宮本 秀明 (パナソニック、外野手、右左)

8位 楠本 泰史 (東北福祉大内野手、右左)

9位 山本 祐大 (滋賀ユナイテッドBC、捕手、右左)

育成1位 中川 虎大 (箕島、投手、右右)

でした。

入団決定ではないですが、ようこそです。

厳しい世界とは思いますがガンバって応援しますね。

横浜のウィークポイントと言いますと、先発投手、中継ぎ(救援防御率はセでも悪い方です)でした。

即戦力系を補強しつつも育成も意識した補強。

昨年に引き続きドラ3で高卒を指名していますし、バランスのとれた指名となっています。

昨年のドラフトについては、

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2016年10月22日

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横浜 想定外ドラフトと、その意図について その影響の考察

巷間の評判は悪かったですが、

昨年のドラフトで、編成は大満足という補強をしています。

想定外と銘打っていますが、想定外に良い選手がとれたという意味です。

そして今年です。

全体的に優勝への希求感を感じた補強だったと思います。

育成系で捕手を指名しそうなのは、予想通りでしたが、驚いたのが二位指名。

外野手を上位指名(1,2位を上位指名としています)して来ました。

ドラフト上位で野手を指名するのは白崎以来ですが、外野に対する希求感、強いみたいですね。

桑原に続く外野手が弱いと思っているようです。

細川と言うプロスペクトが居ますが、横浜、足をチームとして使えていません。

代走と言いますと、関根ぐらいしかいませんが(高城が代走として起用されるぐらいです)、選択肢を増やしたいのかもしれませんね。

俊足巧打左打ち、守備が上手いと評価の高い神里を二位指名しています。

成績上、筒香、梶谷、桑原に続く打者が弱い横浜です。

しかし、乙坂も、関根も、神里も左打ちです。

年齢も乙坂 23歳、関根 22歳、神里 24歳。

この三人で競わせたいようですが、相変わらず厳しい世界に感じます。

関根とか、もっと選手層が厚ければ二軍で起用されて、こんな事にはならなかったかもですが、この辺は巡り合わせでしょうか?

高城で懲りて、関根に関しては早すぎる昇格をGM拒否しています。

が、結局、関根のような俊足、守備交代要員が不在な事で一軍に上げ、今に至っていますが、我慢の采配の罪深さを想わざる終えません。

筒香にしろ、梶谷しろ二軍で研鑽させる事で、その次の年に飛躍しています。

この二軍落しが、最も遅かったのが高城で、結果は見ての通りです。

今ではファンの怨嗟の的です。

最近は、少しは風向きが変わったと思いますが、

今年も、戸柱関連記事で、高城はブルペンキャチャーか、スカウトにでも、転出させては?なんてコメント頂くくらいです。

ビックリしましたが、本当に評価の低い捕手です。

かなり上達したのですが、ファンは厳しいですね。

時を得ず、そう言う面で恵まれていません。

実に中途半端な起用となっています。

2012年の新人時代から徐々に一軍で起用されなくなっている選手ですが、今後に期待したい選手の一人です。

話ズレましたが、

外野の指名にビックリしています。

本来なら編成上、大きなマイナスを記録している内野の補強をすると見ていたのですが、上位指名出来ませんでした。

想定外と評した記事で書いています通り内野が飽和気味でしたから、おいそれと指名できないです。

だからこそ、上位指名で量でなく質重視の内野手指名と思っていましたが、有力な内野手が不在だったのかもしれませんね。

トヨタ自動車の藤岡とか、獲得するかもっと思っていましたが、残りませんでした。

残念。

倉本、柴田と競えるレベルの内野手でないと補強になりませんから、そりゃ、まぁ、難しいですよね。

しかも、彼ら、それなりのレベルにあります。

即戦力で通用するのは、ドラフト上位で、たまにです。

歴代新人王をみて、投手が圧倒的に多いですが、どうしても野手は時間がかかります。

(最近、新人即通用する野手も出始めていますので、例外がある点には注意です。注意ですがドラフト3位以上ですかね。)

内野手、飽和していますから獲得し難いです。

それなりに有力な選手でないと、指名は出来ない状況になりつつあります。

外野は、これで勝負するようですし、投手も、それなりに獲得しましたから、これで頑張ると。

中継ぎで傑出した個は少ないですが、相性次第で抑えられる投手。

あるレベルにあるの選手が横浜の場合、多いです。

チーム横浜の運用は、今年見ていて、こなれて来ている感じますから期待したいです。

問題は内野手

大和FAしたら、行く気ですかね。

藤岡クラス(この子も右投げ左打ちですが)を獲得できれば、見送ったかもですが、そんな感じに見えないです。

今年は、幸運にして、内野手に大きな怪我はありませんでしたが、今の陣容では極端に戦力が落ちそうです。

そのドンピシャ補強が大和。

そして、次点として副作用の大きそうな村田さんになります。

関連記事 2017年10月21日

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村田獲得に向けた動きはドラフト後に顕在化すると予想しています。

場合によると大和のFA次第で長期化するかもですが、今回のドラフト結果を受けて、獲得に動く球団はあるのでしょうか?

注目していきたいです。