後がない横浜。
昨夜、8回からヤスアキを登板させなかった事を批判している記事を読んだが、どうして登板させないのか?
彼らはわかっているのであろうか?
先日は、井納を見切って、中継ぎを投入すべきだったと説き、その翌日の今永には不安定な中継ぎは起用すべきでないと説く。
結果論。
というより、どうして、そんな起用をするのか?彼らは考えないのであろうか?
いみじくも彼自身が答えてもいるかもだが、横浜の中継ぎ陣は弱い。
その弱さを補うようなチーム作りをラミレスはしている。
弱いが強い。
その強さとは、
日本シリーズ展望、弱いけど強い横浜について雑感
で書いている通りである。
数字+αの力が、どうして出せるのか?
チームが一つにまとまっているのは、なぜか?
2016年08月07日
チームを感じた今シーズン最高の勝利について雑感
昨年、書いた記事だ。
その時の投手陣のコトバを思いだして欲しい。
その延長線上に今があるのだが、彼らは、その延長線上を理解しているのであろうか?
どうして、そう言うコトバが出てくるのか?
その理由を考えた事があるのだろうか?
今の横浜は、チーム内で中継ぎが打たれたとしても、それを挽回しようとすることはあっても、それを責めるような空気は皆無だろう。
これは先日、シリーズの帰趨を決めかねないと批判された倉本のエラーに関してもそうだ。
(倉本の代わりを準備できないラミレスを批判していたが。。。)
気を切り替え、逆に十全以上の力を倉本が発揮できているように感じるのは、なぜか?
前向きにさせられる理由とは、どこにあるのか?
同様に桑原が不振にも関わらず打順を動かされないのは、なぜか?
2013年の星野楽天のように、中継ぎを使わないと公言し、一部の選手だけで戦い抜いても良いだろう。
確かに勝てるかもだが、チームの一体感は、どうだったのであろうか?(この辺のいい塩梅というのがマネージメントの妙)
俺たちはファミリーだというコトバが自然に出てくる理由を横浜ファンには噛みしみて欲しい。
ベンチメンバー全員が、チーム関係者含む全員が、その持ち場で、試合に出てなくても戦っているのが横浜である。
その体現者が、序列3位の高城であり、中継投手陣であり、他の選手達である。
ファミリー。
だが、ファミリー化させている理由、そのモノを批判する記事が、そんな記事が人気記事になるのだから世知辛い。
場を奪う、お前は信用してないと暗に伝わる采配をすると、チームは分解しかける。
日本人は、その感覚に乏しく、プライドを棄損させるような采配が大好きだが(実績ある一部の選手は除く)、彼らも人間であり、チームの一員でもある。
ラミレスが序列を重視し(課題も伝えており、どうすれば序列を変更できるか説明している)、チームの和を保っているのだが、選手の気持ちを重視する采配は如何にも外国人らしい采配でもある。
倉本の失策に怒るのもわかるのだが、そんな失策で意気消沈させず、復元力があるチームが今の横浜であることを誇って欲しい。
その復元力が、どうして出来るのか?
盛んに、このチームは強くなると書き続けた理由。
2017年09月23日
知って欲しいラミレス采配の根幹と、優勝を意識し始めたワタシ
引用
ベンチを一体化させるのが上手い
ヤスアキを登板させずにシリーズに負けたら確かに悔しいだろう。
が、私は、例え負けても、来年につながる、そんなラミレス采配を支持したい。
そして、ヤスアキが8回から回マタギするにしても、それは今ではない。
横浜は今日負けたとしても、ラミレス監督が指揮を取り続ける限り強くなり続けるだろう。
例え、来季、Bクラスに沈もうがだ。
俺たちはファミリーだというコトバが自然に出てくる、このチームを私は誇りに思いたい。
ガンバレ横浜。