2018 競馬を参考(消去法予想)にセ順位予想

リーグ優勝に向けて幾つか必須とも言える項目があります。

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2015年にも同種の記事を書いています。

当時の横浜は消去法でいいますと優勝から最も遠いチームであり、最下位に相応しい陣容でもありました。

 

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そんな横浜でしたが、

それと同種の消去法で俯瞰した時、どんな感じになるのでしょ?

確認してみたいと思います。

 

2015年開幕前の過去10年間、セでリーグ優勝チームの特徴をみますと、何点か必須とも言える項目があります。

これらをクリア出来ないと2015年様な混セになり易いです。

 

そんな項目を列挙しますと、

 

 ①、4番がいる(1番もいる)

 ②、エースがいる

 ③、ホームで強い 勝率6割以上 

 ④、 守備力でAクラス

 ⑤、チームを引っ張る日本人がいる、出来れば野手でレギュラー

 ⑥、センターラインが固まっている

 ⑦、抑え+セットアッパーが確立している

 ⑧、3年連続で規定打席を超えている選手が3名以上

 

2015年に優勝したヤクルトは開幕時点(実績上)で幾つか未達でした。

前年、最下位ですから、そりゃ、そうなんですが。

開幕時の予想としてはバランスは良かったです。

チームとしての形がないと2015年広島さんのように戦力の割に勝てないです。 

 

以下、昨年度の順位順に寸評です。

 

昨年度1位、広島

強いて言えば⑥(菊池の怪我。数字上守備力はかなり落ちています。復調するかどうか注目です)と⑦が不安ですが全部クリアです。

数字上、その戦力圧倒的です。

強いて穴を探すなら菊池の状態と會澤の経験不足。

打力を含めての総合力でセNO.1捕手の評価を受けた會澤。

通例に従うなら、

広島対策の一環として會澤の配球傾向を分析します。

ヤクルト中村も、その翌年、苦しみましたが同じ事が起きるかもですね。

主戦捕手になると誰もが苦しむ洗礼のようなものです。

 

ポイントとしては広島投手陣の直球中心(基本に忠実)な配球を各チームが打ち込めるかと見ています。

横浜のように打てますと広島投手陣、横浜戦同様、苦戦するかもです。

直球を打たれますと手詰まりになる可能性があります。

懸念点と言えば、そこぐらいでしょうか?

 

2位、阪神

①、④、⑥が未達です。

本質的には世代交代期です。

特に世代交代期に確認され易い守備力の低下は深刻な問題となっています。

Aクラスはあり得ますが、実績上、ここまで守備力が悪い状態で優勝したチームはないです。

昨年度、守備で57点(デルタ公開のUZR)、平均より失っています。

(広島は29点、横浜は23点減らしています)

 

守備力と言う意味では12球団で傑出して悪いです。

比較できるのはヤクルトさんが記録している39失点ぐらいでしょうか?

 

ロサリオがいますので4番大丈夫かもですが昨年実績で判断しています。

新戦力については消去法という性格上、含めてないです。

直ぐ優勝とは感じない陣容でしょうか?

数年後のチームと感じます。

優勝チームは尖った戦力で勝ち進むと言うより、あるレベル水準で各項目をクリアしている場合がほとんどです。

尖った戦力の場合、Aクラスはあり得るのですが優勝を意識しますと阪神さんの場合、バランスが悪い感じです。

 

3位、横浜

⑥と⑧が未達(監督の更迭がなければ2019年が一つのピークと見ています)ですが2015年とは比較にならない充実度になっています。

選手層は見違えるほど厚くなりました。

2015年は経験もなく守備で-50失点喫しています。

それが2017年は逆に23点も防いでおり、73点も失点を減らしています。

 12球団で最も数字の良くなかった二遊間の守備も柴田の成長と大和加入で大分改善されそうです。

チームリーダーでもあり4番でもある(打順は3番かもですが)筒香がチームを引っ張り、抑えにヤスアキとチームに確固たる核があるチームは強いです。

 

強いて不安を挙げれば一回、チーム成績上落ちる予感がある事でしょうか?

倉本、桑原と3年連続で成績を残した選手ではないですし今年に真価が問われます。

宮崎レベルですと3年連続などでは語らないのですが若干不安ですかね。

特に桑原に注目です。

この人の影響力、かなりあります。

桑原の出塁率.400超えたら優勝かな?(.350ぐらいは希望しています)

期待しています。

 

4位 巨人

⑥だけ未達です。

実績上、生え抜き新戦力は弱いですが補強により、依然、その戦力は高い水準を誇っています。

セカンドを固定出来き、サードに新戦力が現れれば広島の対抗戦力となりえます。

個人的な所感ですが阿部に注目です。

体の状態さえ良ければ3割30本打てると見ています。

配球を読み切ってスタンドに放り込みますが体の状態が悪いと打球が伸びません。

ツイスト(打撃)も体に負担をかける打ち方ですしマイナーチェンジしそうですね。

去年実績上、

ゲレーロは、あるレベル以上の球速を持つ投手からは打てませんでした。

横浜にとって怖いのは阿部です。

特に戸柱はベテラン打者と相性が良くなく。。、対戦のイメージ良くないです。

後、元横浜の山口。

普通にやれれば成績出せるハズです。

澤村賞級です。

手も足も出ないです。

この普通にやれないのが山口の欠点で、その欠点をフォローしてくれたのがラミレス監督であり、高城だったわけですが、さて? 

 

5位 中日

②、③、⑥、⑦が未達です。

かつてホーム名古屋ドームで無類(歴史的な数字)の強さを誇りましたが今は5割(昨年は34勝32敗)です。

2012、13年の惨劇により育成していた選手が焼け野原になりましたが、その時に成績を落していた福田らが漸くレギュラーになりつつあります。

二軍成績も谷繁時代に反転しましたが、未だあの影響から抜け切れていません。

世代交代期です。

 

6位 ヤクルト

②、③、⑤?(チームリーダーと言える選手の怪我が多いです)、⑥、⑦、⑧

青木が加入しましたが此方も世代交代期でしょうか?

怪我さえなければとも感じます。

野手はまずまず計算できますが投手力は中日と並び脆弱です。

数字的なモノでみますと中日の方が投手力良くないですがヤクルトの場合、核がなく暗中模索状態と感じます。

 

以上、日本プロ野球で実績がない選手(新戦力)を考慮せず、FA選手やゲレーロのような選手は考慮して予想しますと、

 

(伸び代をみない実績重視の順位予想)

 

1位 広島

2位 横浜か巨人

3位 阪神

5,6位 中日、ヤクルト

 

というのが現在地でしょうか?

4月の試合をみますと順位予想、かなり正確にみれるのですが今は、こんな感じです。

 

横浜は上手くいけば届くかもですね。

 

期待は横浜捕手陣です。

ここでしか広島さんと差を付けられないです。

3人対會澤です。

人数比でみますと、どうかと思いますが9月以降の戦いの再来を希望したいです。

3人なので修正力、早いです。

 

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これだけは他所のチーム、マネしたくても出来ません。

横浜の強みです。