横浜の不安は中継ぎでした、そして井納の素晴らしさを想う

aaakkkaaa.hatenablog.com

 

前記事の続きです。

実績ある先発投手が抜けてしまいましたがポジティブに評価できる横浜です。

楽しみな候補がいます。

 

楽しみゆえに前記事で書いている通り井納を中継ぎに再配置して枠を空けています。

そう言った構想をする以上、今の横浜の先発候補陣、あるレベルに達していると考えています。

 

課題はあれども、その力の一端をオープン戦で確認できています。

 

一方、不安は中継ぎ。

候補が無く、どう組み立てようか悩む様な状況です。

 

そんな状況下で楽しみとは言え先発の力が劣る可能性もあり、その負荷が中継ぎに回りそうです。

京山も、光るものを覚えましたが打順4回り目は厳しい可能性が高いです。

 

4回り目を抑えきれる投手の多くはローテ級です。

3回り目を抑えられますと勝利投手になり易いでしょうか?

砂田が3回り目で苦戦していたのを思い起こします。

 

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打順3順目を目安に継投し始めるチームも現れ始めています。

あるレベルの戦力が必要ですが、その効果は大きそうです。

 

中継ぎがより重要になり始めています。

 

その潮流でみても井納の中継ぎ再配置は降格ではなかったです。

ネガティブに語っていた記事を読んだ事があります。

決して、そんなわけではないです。

 

そう言った理由もあり、

佐野と高城開幕二軍スタートについて雑感 - 所持雑感

にて、

問題は野手でなく投手側でしょうか?

野手は駒が揃ってきていますので監督なら結果を出してくれるでしょ。

 

っと2月(オープン戦開始前)の記事に書いていました。

横浜の課題は中継ぎです。

去年実績からみても、新戦力の加入状況からみても、ラミレスの初期構想をみても中継ぎは不安でした。

 

ミドルセットアッパー(7回が主戦場)不在です。

そりゃ、悩みます。

ミドルセットアッパーが決まるまで横浜は苦しい戦いになるかもですね。

 

去年、ミドルセットアッパー不在で横浜はAクラスに入りましたが、あれ結構、大変なんですよ。

 

先発が長い回を投げるのが難しい以上、中継ぎに負荷がかかり、しかも、その中継ぎの力も劣る。

 

フラストレーションを溜める敗戦が多くなりそうです。

中継ぎが原因で試合が壊れる事が多くなる可能性があります。

 

7回僅差で防御率の悪い三上や、三嶋が登板した理由です。

当時、批判轟々でしたね。

今の陣容ですと、あんな感じになりそうです。

 

この陣容で采配がぁーは勘弁してください。

須田の状態が上ればと思う今日、この頃です。

 

 

因みに、ここまで序列が定まってない状態で優勝したチームありません。

苦戦前提でチームの応援を宜しく、お願いします。

 

井納再配置は、そう言った意味でも理に適ったモノでした。

その井納が先発に回った場合、中継ぎの組み立てが難しくなります。

チームとして井納に、お願いしている形です。

井納には感謝しかないです。

 

序列を決めきれない投手(国吉、三嶋、進藤、笠井)の登板が多いです。

マタギも含め、いろいろ試していました。

 

変な起用とは思っていましたが合点がいきました。

合点はいきましたが序列が決まるまで苦しい陣容となりそうです。

 

去年ですらミドルセットアッパー不在だったのに新戦力不在な状態で決まるんですかね。

中継ぎで新戦力と言えるのは高卒の桜井と育成だった笠井ぐらいです。

 

井納の先発再転向が現実的な選択肢になっています。

補強に動くかもです。

 

トレードを模索しているかもですね。

もしくは井納を中継ぎに再配置するまで(調整も変わるので非常に渋いです)我慢になるかもです。

 

そして思う井納の素晴らしさ。

頑丈さ。

 

中畑さん時代育成目的(勝つための手段が最優先でした。)で完投指令が出ていた時期があります。

チーム方針もあり投げ過ぎて途中離脱をしていた井納ですがラミレス政権下では皆勤している貴重な先発ローテーションです。

 

実は井納だけなんですよね。

いろいろ言われますが怪我なく2016年ローテを回れたのは井納と今永だけです。

 

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にて、

先発も中継ぎになみに疲弊する面がありまして、

規定投球回数を投げた投手の多くが、その翌年、パフォーマンスを落しています。

 打たれない投球メカニズムが体を酷使しているようで中6でも疲労が抜けない場合があります。

投手にもよりますが球数120,130球とか投げますと次の登板時に影響がある感触を覚えています。

ラミレスが先発コンディションに注意するのも、そう言った実績があるからです。

 

あれほど注意していても翌年に疲労が残るようです。

今永も新人時代の2016年に一か月半離脱しています(規定投球回数届かず)。

 

その井納でも、私が良く言う3年連続実績で見ますと足りないです。

が、ムチャブリをしなければ投げれるのは2014、2015年に確認できています。

 

投手も野手も、3年連続で成績を出す事で計算できる選手となります。

 

その計算できると言って良い選手が井納であり、梶谷です。

当然、彼らは横浜で序列上位となります。

 

今のセで3年連続でローテを守れた先発投手は菅野とメッセンジャーぐらいでしょうか?

2年連続でも希少です。

 

2016、2017年の2年連続規定投球回数でみますと、

巨人菅野、田口。

阪神メッセンジャー

広島野村

横浜井納となります。

 

二年連続ですら5人だけです。

昔はたくさんいたんですけどね。

野手も多かったです。

 

菅野の新人から続く記録も凄いです。

菅野も途中離脱はありますが規定投球回数をしっかり投げています。

 

本当に少ないです。

 

ラミレスさん倉本を重用しています。

メンタル的にもタフですが、体も比較で丈夫です。

怪我せず試合に出てくれるだけでチームにとっては助かります。

 

瞬間的に輝く選手も素晴らしいです。

それと同様、長きにわたりチームを支え続けてくれる選手も素晴らしいです。

 

井納の素晴らしさを再確認する機会と思い記事化です。

ガンバレ井納。

今年も、お願いします。