捕手育成か、勝負の年か?横浜2018年について雑感

今年より来年、再来年と感じる理由に主戦捕手の経験不足があります。

新人3年目の捕手が主戦捕手で優勝出来たチームはほとんどありません。

 

唯一の例外はリード能力云々でなく、

打者としても優秀だった巨人阿部とヤクルト古田ぐらいでしょうか?

 

もしくは投手側が優秀で、リード能力を問わずに済む時です。

理想は投手です。

これに該当するのが巨人阿部の2年目です。 

 

戸柱の打撃が急成長して巨人阿部の2年目ぐらい打ってくれるますと横浜優勝かもですが、

そこまでは想像できないです。

 

そうしますと最良で4,5年ぐらいはかかりますかね。

普通はです。

巨人小林の評価が高まりましたが巨人小林ですら早い方です。

 

現コーチの光山さんでいいますと10年ぐらいかかったような口ぶりでした。

捕手は時間がかかります。

 

様々な球団を渡り歩いた事で磨かれたそうです。

 

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 「僕は近鉄のとき、ずっと『リードが悪い』って言われてたんです。それも抽象的な言われ方で、『リードが悪い』『配球が悪い』と。抽象的なので、どう改善したらいいかはわからない。具体的に知りたいという思いが強まって、『ほな、お前が出せや』と言わないまでも、態度に出してしまったときもあったかもしれません。それが、トレードで行った先でわかったんです。これは今の選手にも話すんですけど、初めて、自分が『リードが悪い』と言われた意味がわかったんですよ」

 

97年の開幕直前、光山は中日に移籍する。そのとき、レギュラー捕手の中村武志はプロ13年目。経験も実績も豊富でありながら、首脳陣から「リードが悪い」と叱責されていた。中村にとって光山は1学年先輩だったこともあり、ある日の試合後、相談に来たという。

星野仙一さんが監督のときで、中村はめちゃくちゃ怒られていました。それで僕とロッカーが近いというのもあって、

『リードが悪いって、何が悪いか、わけわからんですよ……』と言うわけです。で、実際に見てみたら、明らかに悪いんですよ、リードが。『あっ、オレ、これと同じことやってたんや』

 

光山さんは11年目の時に中日に移籍しており、その時に中日の主戦捕手中村から相談されて気付いたそうです。

 

案外、自分ではわからんわけです。

 

で、似たような状況だったのが高城。

 

客観視する事が多くなり、戸柱にアドバイスを送っている間に、あれ?って感じにリードが良くなっていっています。

未だ未だと感じる場面も多いかもですが良くなっているのは間違いないです。

 

このときを境に、周りからは逆に「リードがいい」と評価されるようになる。

 

光山さんと高城、被る所が大きいかもです。

 

高城も成長しましたが、

アドバイスを受ける側だった戸柱も成長している最中と思います。

 

思いますが残念ながら未だ彼には経験がないです。

 

捕手二人制ですと捕手を変えられません。

終盤競った場面で横浜は彼らにベンチから指示を出すのでしょうか?

 

今年、一年契約のラミレスは勝負すると思います。

そうしますと2016年同様、ベンチから指示を出すかもですね。

 

情報として表に出てこないかもですが興味深いです。

 

ベンチからか、捕手からかは相手にとって大きいです。

シーズン中に情報として出て来るかわかりませんが、さてはて。

 

個人的に注目しています。