若手の先発候補が多く、ミドルセットアッパー不在な横浜にとって井納の中継ぎ配置は優勝する為に必要な対応だったと考えています。
井納の力が熊原、飯塚、京山らに劣っていたわけではないのは今シーズン終わる事でわかるかもです。
普通に考えれば井納の方が上です。
飯塚、京山は規定投球回数を投げた事がありません。
一方、井納はリーグでも貴重な２年連続規定投球回数を投げた投手です。
セでは菅野、田口、ﾒｯｾﾝｼﾞｬｰ、野村、井納しか居ません。
横浜には今永、石田、濱口、東、ウィラード、井納と６人の抜きんでた先発候補がいます。
彼らの内、誰かが抜けないと将来有望な若手先発候補を試せません。
では？誰かとなりますと、この中で一番タフなのは井納です。
東はわかりませんが今永、石田、濱口、ウィラード全員、ラミレス政権下で離脱実績があります。
一年通して安定的に7回を担って欲しい。
井納一択になりますでしょうか？
昨年、横浜にはミドルセットアッパー居ませんでした。
これＡクラスのチームとして異例です。
2017年の横浜の戦力がＢクラス相当だった理由の一つです。
一部ファンの方はＡクラス当然と思いラミレス采配を批判していましたが戦力ありませんでした。
これを、あーだーこうだ何とか取り繕ってシーズンの山場に間に合わせたのがラミレス横浜です。
無理やり間に合わせたわけです。
あれ、凄かったですね。
ギリギリのタイミングで三上らを下に落として再調整させています。
そんな戦力です。
中継ぎが昨年との比較で陣容が増えているのなら話は別ですが新戦力０です。
ドラ４の斎藤が即戦力だったのですが・・・なかなか上手く行かないもんですね。
優勝を目指しているならドラフト指名以外に中継ぎ補強に動くべきでした。
ローテション級投手の配置転換は育成にも影響します。
高田GMが一枚噛んでいたかもですね。
エスコバーで十分何て思っていたとは思えないです。
実力的に彼に一回を任せるのはリスクあります。
セイバーの数字をみても危うさを覚えますが変化球がないのは痛いです。
そんな状況下です。
井納の中継ぎ再配置は一石二鳥でした。
問題は、その事を井納がどう思っていたか？です。
上記記事より引用です。
「先発のプライドを捨てて、（中継ぎに）徹するだけです。引きずっていたら結果は出ない」
引きずっていそうな感触を受けます。
先発のプライドを捨ててと言うコトバから感じる先発への拘り。
気持ちで投げる投手ゆえに心配です。
中継ぎ重要ですが本人は先発をしたいようです。
気持ちのズレが生じてない事を期待したいです。
井納、7回が機能しない場合、横浜の優勝は難しいと見ていますがどうなりますでしょうか？
井納は連投テストも、何もしていません。
開幕二軍という話も今の所聞いて居ません。
開幕カードから、いきなり頓挫する可能性もあります。
優勝に向けて賭けにラミレス出ているかもですね。
思えばラミレスさん、毎年4月に大戦略を修正しています。
今年は、どうなるのでしょう？
結局、中継ぎだけ形を決めきれませんでした。
こういう形にしたいはありますが確認できていません。
野手は手札があるので回せそうですが。。。
井納の連投テストについては3/27、3/28、3/29の二軍戦で試すかもですが開幕に間に合わせるのか流動的に感じます。
井納は3/27に中継ぎとして投げ1回を無失点に抑えています。
今後の動向を注目しています。
井納先発にしておけば良かったといわれるかもしれない陣容で横浜は４月を戦います。
この決断が後々、活きてくればと期待したいです。
3/23日に二軍で井納は先発しています。
3/23までは先発として井納を起用する予定でした。
今永らの回復状況を確認しながら寸前までラミレス悩んでいたようです。
優勝という大目標を目指す為に賭けに出ているように見えます。
Ａクラス目標なら井納は先発です。
賭けに出ているような表現を、この指揮官絶対言わないんですよね。
より引用、
指揮官は「１００％優勝する自信があります」
優勝に向けて数ある前提の一つが井納の中継ぎ再配置成功と思っています。
にも関わらず試投も満足に出来ない状態で今まで言わなかった１００％優勝。
ラミレスさん弱音を絶対吐きません。
そう言う指揮官です。
日本人的には誤解され易い指揮官でしょうか？
その賭けが吉とでるか凶とでるか、もう直ぐ開幕です。
