横浜短観 整い始めた戦力 投手編

①、先発陣

先発陣は整い始めていますので気にしてなかったです。

思った以上に時間がかかったと思う方の方が多いでしょうか?

 

交流戦明け横浜が走り始めると思ったのは先発が整うからと思っていたからなのですが、こう投打がかみ合わないというか流れが悪かったです。

 

石田、今永、濱口、東、ウィラード、伊納のローテはセで一番の陣容と思います。

代わりに飯塚、熊原、平良、京山、バリオスらが出づらくなっていますが伸びしろのような物と思っています。

 

石田の状態が実力のわりに悪かったですが伊藤で復活できるかもですね

そんな期待感を覚えてしまう程、ヤクルト三連戦における伊藤は印象的でした。

一方で石田の中継ぎ再配置に監督含みをもたせた発言していました。

 

中継ぎに文字通りの本物と言いますか、力で圧倒できる投手が欲しいです。

配球不問で力で捻じ伏せられる投手です

その投手が登板することで相手が諦めちゃうような投手でしょうか?

チームに勢いを与えられるような投手です。

その可能性を石田に覚えますので、どうなるんでしょ?

 

元々は先発を引っ張る監督です。

6回を投げ切ってくれれば中継ぎが頑張ってくれるものと思っています。

QS率がダントツ低い(他にも優勝するチームに見えない数字のオンパレードですかね。)そうですが、これが改善するようですと明るい兆しになるかとは思います。

 

 

②、中継ぎ

登板数だけでみますと酷使なのかもしれません。

谷繁や大魔神らはじめ、懸念の表明が相次いでいます。

一方で、その中身を検討しますと言うほど酷使してはいません。

 

登板数という一軸、一面だけで語りすぎると恥ずかしいことになるのですが、これが数字の怖さです。

谷繁とか、大魔神、今向きではないかもですね。

技術を教えるという意味で谷繁は優秀かもっと解説を聞いていて思いますがアナリスト的な素養は覚えません。

これは落合にも感じます。

落合、監督に復帰しても以前ほど活躍が出来ないかもです。

 

打率だけでは打者を評価できないというのが共通認識になりつつありますが、その中身の検討が大事です。

その中身の検討を疎かにして発言するのは止めて欲しいのですが。。。

 

登板間隔や球数等を管理する努力をしていますので中畑さん時代ほどは疲弊してなくフレッシュでしょうか?

今、使い方が一番荒いのはヤクルト、巨人さんとですかね。

(勝手に転載してよいのかわかりますが指標をみますと)

 

度々、記事で酷使でないとは言ってましたが言語化が難しく、やろうと思えばできるのですが、その手間が大変でパスしていました。

そんな手間をしてくださった方に感謝です。

セイバーって、本来、数字遊びでして、あーいう使い方が主です。

登板数という大雑把な数字に、重み、価値を与えているわけです。

 

一軸でなく、多面的に見ることで新たな価値を見出すわけですね。

中畑さん、故障相次ぐの止む無きと思っていましたが数字でみますと抜けてましたね。

まぁ、そんなもんです。

コンディション維持が出来ないので短期で脱落し登板数としては少なかったです。

 

そうは言っても各球団、中継ぎの使い方が上手くなったと思っています。

中畑さんも初年度との比較で徐々に、こなれて来てましたし他の球団も試行錯誤しています。

頻度でいいますとヤクルト、巨人さんが今季多いですが凄く酷使しているかというと何とも言えません。

失敗(幾多の投手が涙をのみましたが)を基に他の球団も対策していますし横浜もPDCAサイクルを回しています。

どこかで無理させる局面が出てくるかもですがギリギリを維持できている感覚です。

 

問題は横浜の中継ぎに難しい投手が多い事でしょうか?

えいやって言うより相手を選ぶ必要がある投手が多いです。

 

三上なんてよく抑えていると思いますよ。

パットンもですが。

砂田も苦手があります。

対左打者というより対右で安定的な投球をできるようになってきていますが左に。。。

 

情報の非対称。

現場の考える投手評価とファン、プロ野球解説者の考える評価が乖離し始めています。

結果、采配批判になっていますでしょうか?

 

中継ぎが打たれ始めるとしたら酷暑横浜という事元々の課題を突き付けられてと思っています。

もしくは守備より打撃重視気味の起用になり始めていますのでゴロボーラーとか苦戦するかもですね。

2015年も、そんな状態でしたが・・・

ゴロ処理率が低下し、打たせてはいたのですがアウトを奪えませんでした。

あんなことになるかもなので奪三振率の低い投手は要注意です。

 

打線編に続きます