完投を目指すあまりシーズン途中でリタイヤした先発投手も多く三嶋のように数年間リタイヤした投手も居ました。
比較で丈夫と感じる井納ですらシーズン途中(2014年)に音をあげた起用です。
完投が目的か?
潰れるぞと当時記事を書いてましたので良く覚えています。
その危惧通り右肩下がりに成績を落とし規定投球回数こそ投げましたが2014年9月に井納はリタイヤ(肘を故障)しています。
2015年は7月にリタイヤ。
降板時、トレイナーがやってきていましたが二軍行きでした。
あの時代は中継ぎも先発も大変でしたね。
これ皆さん知らないかもですが規定投球回数を投げ切った投手の多くが翌年、成績を落としている事なんですよね。
3年連続規定投球回数を続けられた投手なんて数える程です。
2年連続でみても2018年開幕時点でセでは菅野、田口、メッセンジャー、野村、井納しか居ませんでした。
あの頑丈な井納ですら2年連続の規定投球回数到達はラミレス監督になって以降です。
そして上記5名の内今年も規定を投げれた投手は菅野とメッセンジャーの二人だけです。
この規定投球回数を投げた事による影響。
成績低下に前年の疲労が関係しているのか?はわかりませんが中継ぎ以上に現在故障してまして悩ましい状況となっています。
引用ですが、
大リーグの球速重視主義は顕著で、2003年に平均球速は145キロに達していないが、10年もかからずに148キロを超えた。
を追いかけるような形で日本の球速も上昇してきているのは既に何度か報告している通りです。
参考記事
強く振るの重要性 2014年のNPB最速が今では。。。最低水準に想う - 所持雑感
160キロマシンを有効活用する方法 タイムリーdata vol.21 | Baseball LAB[ベースボールラボ]プロ野球×データ
2014年のNPB全体のストレート平均球速は141.7キロ。2005年は140.7キロだったので、この10年間で1キロ上昇
でしたが、ここ数年で145キロ近くまで上昇しているNPBです。
上昇速度で言いますと2000年代の7倍ぐらいです。
これに付随して起きたのが三振の上昇と規定投球回数到達者減少です。
そして先発投手の故障禍。
投手の4分の1にトミー・ジョン手術の傷跡がある。
っとアメリカでの状況が報告されていますが、
球速向上するに従い故障が増えています。
日本でも先発の使い方が穏やかになっていたのにも拘わらず故障が増えています。
速いボールを投げてますとですね。
故障し易くなるんですよ。
番長わかってくれていれば良いのですが・・・
長い回を投げれない投手が多いのも理由があります。
横浜のように戦力の乏しいチームは何らかチャレンジしないと勝てないハズなんですよね。
今年、中継ぎローテションを実行し、あるレベルで成功を収めましたが主体が監督から三浦コーチに移るようですし混沌としてきています。
column.sp.baseball.findfriends.jp
的な起用をラミレスならしそうです。
実際、国吉でやっています。
初回を抑えるって大きいです(上位打線から始まり得点の入り易い回)。
そして長い回を投げるより短い回投げて休養した方が故障しないようなんです。
来季、反動のような形で菅野と山口が離脱するかもです。この二人の使い方荒かったです。
参考記事
ラミレス、綱渡りなチームマネージメントの理由について想いを馳せる - 所持雑感
の時点で、
QSに拘らない野球をしそうと予想していましたがラミレスのやっている事は謎采配でなく理由があります。
もう、すんなりラミレス解任して三浦監督の方がすっきりしていたと思いますが船頭多くして山をも登るにならない事を祈ります。
どうみても次期監督である三浦コーチの方に回りが意識しちゃうと思うのですが最悪の人事をしてくれましたねDeNA。
せめて二軍なら野球哲学がぶつかっても対応できたのに・・・