本質的には中継ぎの力不足ですが中継ぎがボンっした原因について

www.sponichi.co.jp

より引用

全て後手後手の継投

 っとありますが仰る通りです。

ここで疑問思って欲しいのですがラミレス継投と言いますとマシンガン継投でお馴染みの継投でして後手後手で負けるって昨年までほとんどなかったです。

 

ラミレス擁護派の方の方が、その違いがわかっているようです。

私の所にも同様なコメント頂きましたが今年の横浜は三浦の意向もあってか?マシンガン継投前提の準備をしていません。

 

ラミレス継投ですと試合展開次第で5、6回(相手の打線上位とかで流れを切りに行く)に継ぎ込むのですが今年はやっていません。

 

ワンポイントないですしね。

砂田も一回を任すような継投でした。

この回はキミという運用です。

 

巨人に逆転された試合で言えば7回は三嶋、8回はエスコバー、9回はヤスアキと明確な序列を決めて救援をなかなか出さないですよね。

燃え上がってから出す感じです。

これで何度か負けています。

 

昨年までのラミレス継投なら7回に継ぎ込んでいました。

丸でワンポイント入れて岡本で投手を代えるぐらいの継投をしてたと思いますが今年は後手後手となっています。

負けちゃいけない試合ってありまして、その独特な嗅覚で勝ちに行きます。

ファンとズレた嗅覚です。

2017年、18年とか天王山と目された試合でもコンディション維持目的でで投手を継ぎ込まない変な人なんですが流石に、オーナー午前試合で、あの試合展開で、試合間隔で温存はないです。

 

ラミレスが負けるパターンは先手、先手の交代が功を奏さない場合です。

今年は、その逆パターン。

後手後手で負けた試合が多いです。

 

先発にも通じますが引っ張るんですよね。

番長。

未だ実力のある先発は良いのですが、

aaakkkaaa.hatenablog.com

中継ぎ投手陣はセ全体のレベルアップの影響で怪しくなりかけており昨年の時点で相性を意識しないと打たれるような状態でした。

だからラミレスが一回を任せる中継ぎをっと要望を出していたわけです。

ウィーランドが抜ける先発でなく中継ぎ何ですよ。

横浜は。

昨年もです。

相性を意識したタフな起用、運用していましたが。。。(ほとんど褒めてくれないですが)

その中継ぎ投手陣に底力を試すような運用を番長してしまいまして。。。

燃え上がらせ易くしています。

 

昨年までのラミレス継投の特徴と言いますと期待しても信用してないとなります。

後手後手がほとんどないです。

後手が原因で燃え上がらせる場合はコンディション維持を目的に捨て試合がほとんです。

見殺しにするような継投する時はありますが勝ち試合ではやらないです。

だから横浜の接戦勝率が昨年まで良く勝ち切っているわけです。

記憶に残る敗戦多いかもですが総じてみると勝っています。

昨年まで戦力(WAR上リーグ最下位クラス)の割に勝てている理由の一つです。

 

若手先発降板時がわかりやすく象徴的ですが一人ランナーを出したら交代と決め打ちして交代させます。

代えて失敗はありますが(よく批判されます)こう継投すると決め打ちしています。

予め決めているのでスパっと変えますしブルペンにも伝えていて準備をし易くしています。

難しいとされるマシンガン継投があるレベルで成功している理由です。

砂田や三上、エスコバーらのワンポイントとか、そんな感じです。

機械的なので結構、読みやすいです。

機械的で読みやすい継投ゆえに、今の継投との差に気づくわけですね。

 

一方、今の番長継投の場合、番長の悩み、躊躇が伝わってくるような継投で後手となり易くなっています。

 

ワンテンポ遅いですし監督もコーチの意見具申待ちな部分があって後手後手となっています。

もう番長監督で良いと思うんですよ。

現在の投手運用は番長からの意見具申→ラミレス承認の流れですので後手後手に回り易いです。

先発は未だ良いんですが(時間がある)、中継ぎが崩れると矢継ぎ早に対応する必要もあり、今の指揮系統では難しんじゃないんでしょうか?

 

相互承認に近い運用ぽいんですよね。

少なくても番長の意見を通すには監督を通す必要があります。

このラグが大ききい感じです。

そしてラミレスは、ラミレスで番長の意見具申を待っているようでもあり後手後手に回り易いわけです。

 

双方の良さを消しあう状況なので解消させるならラミレス解任です。

三浦コーチの権限を削るような方策は来期以降を考えるならありえないです。

 

三浦が真の監督であると記事でも書いていますが三浦を監督にして指揮系統を整えるが一番な気がします。

一番の癌はDeNAの編成でしょう。

今の混乱を呼び込んだ主因ですから。

まぁー、この一事をもって編成がぁーとは思いませんが2020年東京五輪に合わせ三浦監督ありきの編成だったように感じてしょうがないんですよね。

横浜球団の描く上位戦略

aaakkkaaa.hatenablog.com

そんな雑なチーム計画で来季、セで勝てるとは思えないです。

 っと昨年オフに書いてました。

その危惧が一部現実になってしまっている横浜です。

 

そんな状況でもラミレスに期待している自分もいます。

期待しているのでピーキーで優勝を期待したわけです。

まぁーこの人、斜め上というか諦めることを知らない人なので苦しいなりに何らかやるとは思います。

その足掻きを静かに見守りたいです。

その足掻きにこそ興味がありレポートして欲しいのですがカナロコのような記事になっちゃうんでしょうね。

その点は諦めています。

 

 

追記

記事中、中継ぎに一回を任すような継投を三浦は課していると書いていますが、そこには理由があります。

三浦は三浦なりに理想があり、その理想実現がチームを強くするものと考えて行動しています。

こうしたいはわかります。

ですが現実と理想(中継ぎの実力不足)のギャップに嵌っているわけですね。

本来、そのギャップを解消させることが監督に求められますが権限を削られており苦戦しています。

ギャップ解消が出来ない時点でラミレス無能と言われるかもですがちょっと話が違うかな。

だから、そんな雑なチーム計画で勝てるのか?とか、数字+αは期待できないだろうとか私に書かれるわけですが(数字+αのαが消失した理由は他にもありますが発散し過ぎるので)、

 

そのギャップを解消させるなら監督解任が早道です。

編成もわかっているでしょう。

それをしないのも理由があるんでしょうね。

監督がラミレスだったのが彼らの誤算なのもかもしれません。

彼、自らギブアップ宣言しませんから。

もろもろ込みで見守る予定です。

この苦難を耐え、修正し(できるのか?)、本来の戦力(戻りかけています)を整えて、何処までいけるか?

 

私は見守りたいです。

aaakkkaaa.hatenablog.com

出来て当然でないです。

逆境から何を為すのかに私は注目しています。(編成も含めてね)

 

監督解任がすっきりするとは思うのですが、

三浦とラミレス、日夜相談していると思いますし、そこに期待してもいます。

4月からの変化も覚えますし出来て当然とは思いませんがポジティブに期待したいです。