温故知新で編成のズレをシリーズで書こうと思っていたのですが今じゃなくても良いやで配球と打順、ファーストストライク他、いろいろ書いて行く予定です。
後は私のリソース次第ですが今日はZONEについて。
ZONEとは各打者に投げるストライクの割合です。
そしてF-Strike%とは初球ストライク率。
ZONEは警戒される打者、シチュエーションで低くなりF-Strike%は出塁自体をさせたくない場合に高くなります。
投手とかストライクゾーン中心の配球されますが出塁させたくないからです。
因果の結果は一つなんですが様々な因が要因で結果の果が変わります。
周辺情報をみないと判断間違えやすい数字ですのでご注意を(解釈が変わり易い)
前後の打者、塁上、アウトカウント、一点が重いなどシチュエーション次第で攻め方が違います。
今の段階で○○というのは危険なんですが、その前提の基の推論です。
以下、本論。
配球傾向、ボールが多い中日ビシエド について
ZOne40.3%と相手バッテリーストライクゾーンに投げてきません。
現在、セで一番ストライクを投げられていません。
理由1、ボール球スイング率33.6%と高い
ボールスイング率30%を超える打者は横浜ソト、大和、ロペス・・・
他、阪神近本、巨人岡本、広島野間といますがボールで振ってくれるんですから投げますよね。
理由②
足遅いし怖いのは長打。
アウトカウント、シチュエーション次第で逃げても良い。
っとなり易いです。
中日の5番周平がまずまず打ってますが怖いのはビシエド。
ボールゾーン中心の配球をされています。
配球傾向、ストライクで攻められる事の多い中日平田について
平田の後ろがビシエドというのもあり主軸打者にも関わらずZone%が51.3%と高いです。
F-Strikeもセで一番高く58%。
ランナー貯めたくない状況で打席に立っているのがうかがえます。(出したくない)
得しています。
その延長線上に大島、京田らがいます。
平田ほどではないですが3人とも初球の入りの半分以上がストライクです。
対してビシエドのF-Strikeは36%しかないです。
相手チームバッテリーが中日のビシエドマークしているのは明白です。
このマークを緩められると得点増えると思います。
因みに横浜も中日さんに近い攻め方されています。
昨年はコア4以外がストライクゾーンで攻められると打てないという悲しい状況がありまして。
出塁率も下がるわけです。
一般的なファンの見解、並びに解説者諸氏の見解はファーストストライクでしたが
ファーストストライクがぁーが原因でなく単純に打てないだけです。
打てれば広島さんのように出塁率が上がります。
参考記事
確かにイラっとしますよね。
打ちに行ってもヒットにならないわけですから。
BABIP(インプレーのヒット率)見て分かります通り打ちに行ってもヒットになりませんでした。
せめて球数だけでも稼いでよっは良くわかる心象風景です。
参考記事
打てないと出塁率上がりません。
開幕前、期待していた柴田が苦しんでいます。
四球前提の打撃はなかなか厳しいです。
横浜の2番はストライクゾーンで攻められ易いです。
1神里、2番の平均出塁率上げないと横浜の得点力上がらないです。
筒香への攻め方が例年との比較でストライクゾーン中心の攻めになっているのも前の打者の出塁率が低すぎてチャンスが少なく攻めることができるからかもしれませんね。
宮崎が2番になって以降出塁率改善していますから数字変わるかもですが。
忘備録
2018年 Zone 41.0% F-strike 43.1%
2019年 Zone 49.1% F-strike 53.1%
この辺に当時の影響を垣間見ます。
筒香を攻めても良いシチュエーションって浅い回か展開が重くないわけで(打たれても構わない)。
そりゃ厳しかったわけですね。
記事でも書いている通り今は底は抜けていますが未だ打力不足に感じます。
一番の神里の出塁率がリーグ平均程度(.350以上欲しい)あるとかなり変わってきますがさてさて。
最上位の4割ぐらいあると得点かなり増えると見ています。
そこまで行くと柴田の2番(神里を活かす形で配す)もありかなぁっと思いますが今は柴田を使う場がないです。